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ワールドトリガー|原作1話からアニメを作り直す。ただし声はそのまま

ワールドトリガー アイキャッチ

※本記事は、公式サイト・出版社・ニュースサイトで公開されている情報をもとにまとめています。推測にあたる部分は、その旨を書いています。

『ワールドトリガー』のアニメは、原作の第1話から作り直されることになりました。「REBOOTプロジェクト」です。ここで注目すべきはキャストが替わっていないこと。空閑遊真役の村中知さん、三雲修役の梶裕貴さんをはじめ、これまでのアニメと同じ顔ぶれが続投します。作り直すが、声はそのまま。この記事では、その判断と、原作が2年の休載を経て週刊誌から移籍した経緯を整理します。

📘 この記事でわかること

  • REBOOTプロジェクトが何を作り直すのか
  • キャストが続投すること
  • 最初に作られるエピソード
  • 原作が2年休載していたこと
  • 週刊少年ジャンプからジャンプSQ.へ移った経緯
  • 連載再開が呼んだ反響の大きさ

📈 数字で見るワールドトリガー

約2年
作者の体調不良による休載期間。2016年11月から2018年10月まで
1年9か月
18巻から19巻までの間隔。19巻は2018年12月4日発売
全73話
2014年から2016年まで放送されたTVアニメの話数(テレビ朝日系)
9509
連載再開を伝えた記事のSNSシェア・いいね合計。コメントは146件

REBOOTプロジェクトとは何か

🔑 原作第1話から作り直す完全新作アニメ

  1. 原作の第1話から作り直します。対象は「ボーダー入隊編」「近界民(ネイバー)大規模侵攻編」「B級ランク戦 開始編」まで。
  2. その一環として「ワールドトリガー 1stシーズン」が制作されます。最初のエピソードは「黒トリガー争奪編」で、原作第1話の内容や修と遊真の出会いを描きます。
  3. キャストはこれまでのアニメと同じ。空閑遊真:村中知、三雲修:梶裕貴、雨取千佳:田村奈央、迅悠一:中村悠一、レプリカ:田中秀幸。

シリーズディレクターは畑野森生さん、シリーズ構成は吉野弘幸さん、キャラクターデザインは海谷敏久さんです。

公表されている内容

『ワールドトリガー』は葦原大介さんによるSFアクションです。近界民(ネイバー)と呼ばれる異世界からの侵略者と戦う組織を描きます。2013年に週刊少年ジャンプで連載が始まり、2014年にTVアニメ化されました。

アニメの作り直しと、原作が歩んできた道。2つの記事から確認します。

原作1話から作り直し、キャストは続投する

2026年4月26日、REBOOTプロジェクトの詳細が公開されました。

「原作の第1話から「ボーダー入隊編」「近界民(ネイバー)大規模侵攻編」「B級ランク戦 開始編」までを完全新作アニメとして制作するこのREBOOTプロジェクト。その一環として「ワールドトリガー 1stシーズン」が制作される。これまでのアニメと同じく空閑遊真役を村中知、三雲修役を梶裕貴、雨取千佳役を田村奈央、迅悠一役を中村悠一、レプリカ役を田中秀幸が担当。」
— コミックナタリー記事本文(出典:コミックナタリー「ワールドトリガー」完全新作アニメの特報とキャラクター設定画公開(2026年4月26日))

「これまでのアニメと同じく」——この一句がREBOOTプロジェクトの性格を決めています。作り直すのは映像であって、声ではありません。

作り直す範囲も明確です。原作第1話から「B級ランク戦 開始編」まで。すでにアニメ化された区間を、もう一度やるということになります。

最初に作られるのは「黒トリガー争奪編」。原作第1話の内容や、修と遊真の出会いを描くエピソードだと説明されています。

原作は2年休載し、週刊誌から月刊誌へ移った

この作品には、連載媒体が変わったという経緯があります。2018年10月15日、約2年ぶりの連載再開が発表されました。

「葦原の体調不良により、2016年11月より休載が続いていた。(中略)同作は週刊少年ジャンプに48号から11月26日発売の52号まで5号連続で掲載されたのち、ジャンプSQ.(集英社)へと移籍することも決定。」
— コミックナタリー記事本文(出典:コミックナタリー「ワールドトリガー」約2年ぶり連載再開!5号連続掲載ののちSQ.に移籍(2018年10月15日))

いきなり移籍したのではなく、週刊少年ジャンプで5号連続掲載してから移ったという段取りです。48号から52号まで。読者に区切りを見せてから月刊誌へ行きました。

葦原大介さんのコメントは短いものでした。「体に気をつけつつがんばります。よろしくお願いします」。遊真と修を描いたイラストとともに公開されています。

移籍後の第1回は2018年12月4日発売のジャンプスクエア2019年1月号。表紙とセンターカラーで登場し、同日に1年9か月ぶりの単行本19巻も発売されました。18巻は2017年3月3日発売です。

連載再開の反響は異例の大きさだった

この2018年10月15日の記事には、数字にも表れる反響がありました。

「9509(この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計)/記事へのコメント146件」
— コミックナタリー記事の反響データ(出典:コミックナタリー「ワールドトリガー」約2年ぶり連載再開!5号連続掲載ののちSQ.に移籍(2018年10月15日))

SNSのシェア・いいね合計が9509、コメントが146件。コミックナタリーの記事としてはかなり大きな数字です。

移籍連載がスタートした2018年12月4日の記事も7236を記録しています。2年待った読者の反応がそのまま数字になった形です。

連載再開に先がけて、少年ジャンプ+で『ワールドトリガー』と葦原さんの初連載作『賢い犬リリエンタール』の無料公開も行われました。

ワールドトリガーの基本情報

ワールドトリガー 公式サイトのキービジュアル
ワールドトリガー 公式サイトより(出典:www.toei-anim.co.jp)
項目内容
作品名ワールドトリガー
作者葦原大介(初連載作は『賢い犬リリエンタール』)
内容近界民(ネイバー)と呼ばれる異世界からの侵略者と戦う組織を描いたSFアクション
連載開始2013年、週刊少年ジャンプ(集英社)
1巻の発売日2013年7月4日
休載作者の体調不良により2016年11月から約2年
連載再開2018年10月29日発売の週刊少年ジャンプ48号から
移籍週刊少年ジャンプ48〜52号の5号連続掲載ののち、ジャンプSQ.へ。移籍第1回は2018年12月4日発売のジャンプスクエア2019年1月号
TVアニメ2014年から2016年まで全73話、テレビ朝日系で放送。制作は東映アニメーション
REBOOTプロジェクト原作第1話から「B級ランク戦 開始編」までを完全新作アニメとして制作
1stシーズンREBOOTプロジェクトの一環。最初のエピソードは「黒トリガー争奪編」
シリーズディレクター畑野森生
シリーズ構成吉野弘幸
キャラクターデザイン海谷敏久
主なキャスト空閑遊真:村中知/三雲修:梶裕貴/雨取千佳:田村奈央/迅悠一:中村悠一/レプリカ:田中秀幸

連載の流れ

週刊誌での連載開始から、月刊誌への移籍までを並べます。

✅ 作品・公式で確認できること
コミックナタリーの記事で確認できる日付です。
時期できごと
2013年週刊少年ジャンプで連載開始
2013年7月4日単行本1巻発売
2014年〜2016年TVアニメを全73話、テレビ朝日系で放送(東映アニメーション制作)
2016年11月21日「しばらく休載、連載再開時期は未定」と発表
2017年3月3日単行本18巻発売
2018年10月15日約2年ぶりの連載再開と、ジャンプSQ.への移籍を発表
2018年10月29日週刊少年ジャンプ48号で連載再開
2018年11月26日週刊少年ジャンプ52号まで5号連続掲載
2018年12月4日ジャンプスクエア2019年1月号で移籍連載スタート。同日に19巻発売
2021年ジャンプスクエア11月号で休載。作者の体調(主に首)が理由と説明された

18巻(2017年3月3日)から19巻(2018年12月4日)まで1年9か月空いています。休載期間がそのまま単行本の間隔に出た形です。

移籍の仕方も特徴的でした。週刊少年ジャンプで5号連続掲載してから移籍する。いきなり誌面から消えるのではなく、週刊誌の読者に向けて区切りを作っています。

2021年にもジャンプスクエア11月号で休載が告知されており、理由は作者の体調(主に首)と説明されました。体調と付き合いながら続いている連載だということが記録から分かります。

REBOOTプロジェクトの体制

2026年4月26日に公開されたスタッフとキャストです。

✅ 作品・公式で確認できること
コミックナタリーに掲載された内容です。
役職・役担当
原作葦原大介
シリーズディレクター畑野森生
シリーズ構成吉野弘幸
キャラクターデザイン海谷敏久
空閑遊真村中知(これまでのアニメと同じ)
三雲修梶裕貴(同)
雨取千佳田村奈央(同)
迅悠一中村悠一(同)
レプリカ田中秀幸(同)
最初のエピソード「黒トリガー争奪編」。原作第1話の内容や修と遊真の出会いを描く
作り直す範囲原作第1話から「ボーダー入隊編」「近界民大規模侵攻編」「B級ランク戦 開始編」まで

役職名が「監督」ではなく「シリーズディレクター」になっている点も、この企画の性格を示しています。1本の作品の監督というより、複数シーズンにまたがる統括の立て方です。

権利表記は「©葦原大介/集英社・東映アニメーション」。2014年からのアニメと同じく東映アニメーションが関わっています。

キャスト5人がすべて続投という点が、この企画のいちばんの特徴です。作り直しながら、視聴者の記憶とつながる部分は残すという設計になっています。

REBOOTに合わせて行われたこと

プロジェクトの発表とあわせて、展示イベントも開催されました。

✅ 作品・公式で確認できること
コミックナタリーに掲載された内容です。
項目内容
展示イベント名Anime WORLD TRIGGER Exhibition “REBOOT”
東京会場2026年8月11日(火・祝)〜9月1日(火)、池袋サンシャインシティ展示ホールC
大阪会場2026年11月14日(土)〜12月6日(日)、ATC ITM棟4F 特設会場 C区画
展示物等身大の黒トリガー・遊真、設定画など
キービジュアルのテーマ“前進”
そのほか2年ぶりの「ワートリフェス」開催。村中知、梶裕貴らが出演
アニメ「ワールドトリガー」REBOOTプロジェクト ティザームービー(東映アニメーション公式YouTubeチャンネル)

展示イベントに「等身大の黒トリガー・遊真」が置かれました。黒トリガーは作中の重要な要素で、最初のエピソード「黒トリガー争奪編」とも直結します。

キービジュアルのテーマが“前進”とされている点も、作り直しという企画の受け止め方を示しています。過去に戻るのではなく前に進む、という言い方です。

東京と大阪で約3か月の間隔をあけて巡回する構成です。REBOOTの発表(4月)から東京展(8月)まで約4か月という流れでした。

ここから先は筆者の見方です

❓ まだ分かっていないこと(以下は推測です)
ここから先は公表情報からの筆者の判断です。公式の説明ではありません。

なぜ声を替えなかったのか

アニメを最初から作り直しながら、キャストを続投させる。この判断についての公式説明には、本記事の調査範囲でたどり着けませんでした。

筆者の見方では、前作を否定する企画ではないからだと思います。2014年からのアニメは全73話が放送され、それを観てきた層がいます。声が同じなら、その記憶は切れません。

作り直しにあたって声優を一新する例はあります。しかしこの作品は映像だけを新しくして、聴覚の連続性は保つという組み方を選びました。キービジュアルのテーマが“前進”であることとも噛み合います。ここは筆者の解釈です。

なぜ作り直すのか

原作第1話から「B級ランク戦 開始編」までは、すでにアニメ化された範囲です。それをもう一度やる理由は公表されていません。

筆者の推測では、作品の入り口を整え直すためではないかと考えます。2014年のアニメから10年以上が経ち、原作も進みました。いま新しく入る人が最初に触れる映像を、現在の水準で用意する意味はあります。

「1stシーズン」という呼び方も示唆的です。これから複数シーズン続ける前提の名前に見えます。ただしこれは推測です。

週刊誌から月刊誌へ移ったことの意味

2年の休載を経て、この作品は週刊少年ジャンプからジャンプSQ.へ移りました。作者の体調が理由です。

筆者の見方では、この移籍があったから作品が続いたと考えるべきだと思います。2021年にもジャンプスクエア11月号で休載が告知されており、体調と付き合いながらの連載が続いています。

そして移籍から8年近く経って、アニメが最初から作り直されることになりました。止まらずに続けたことが、この企画の前提になっています。ここは筆者の受け取り方です。

どこで読める?

原作は集英社から刊行されています。1巻は2013年7月4日発売、19巻は2018年12月4日発売です。

連載はジャンプSQ.(集英社)で継続しています。

2014年から2016年まで放送されたTVアニメ(全73話)とは別に、REBOOTプロジェクトによる完全新作アニメが制作されています。配信先は時期によって変わるため、視聴前に確認してください。

展示イベント「Anime WORLD TRIGGER Exhibition “REBOOT”」は2026年8月に東京・池袋で開催され、11月14日から大阪で開催予定です。

よくある質問

ワールドトリガーのREBOOTプロジェクトとは?

原作第1話から「ボーダー入隊編」「近界民大規模侵攻編」「B級ランク戦 開始編」までを完全新作アニメとして制作する企画です。その一環として「ワールドトリガー 1stシーズン」が作られます。

声優は替わる?

替わりません。空閑遊真役の村中知さん、三雲修役の梶裕貴さん、雨取千佳役の田村奈央さん、迅悠一役の中村悠一さん、レプリカ役の田中秀幸さんがこれまでのアニメから続投します。

最初に作られるのは?

「黒トリガー争奪編」です。原作第1話の内容や、修と遊真の出会いを描くエピソードだと説明されています。

前のアニメは何話あった?

2014年から2016年まで、テレビ朝日系で全73話が放送されました。制作は東映アニメーションです。

原作はなぜ休載していた?

作者・葦原大介さんの体調不良のためです。2016年11月から約2年間休載しました。

なぜ雑誌が変わったの?

2018年10月に連載再開とジャンプSQ.への移籍が発表されました。週刊少年ジャンプ48号から52号まで5号連続で掲載したのち、月刊のジャンプSQ.へ移っています。

いま原作はどこで読める?

ジャンプSQ.(集英社)で連載されています。

展示イベントはあった?

「Anime WORLD TRIGGER Exhibition “REBOOT”」が2026年8月11日から9月1日まで東京・池袋サンシャインシティ展示ホールCで開催され、大阪・ATC ITM棟では11月14日から12月6日まで開催予定です(東映アニメーション公式)。

まとめ

『ワールドトリガー』のアニメは、原作第1話から作り直されることになりました。REBOOTプロジェクトです。対象は原作第1話から「ボーダー入隊編」「近界民(ネイバー)大規模侵攻編」「B級ランク戦 開始編」まで。その一環として「ワールドトリガー 1stシーズン」が制作され、最初のエピソードは「黒トリガー争奪編」です。特筆すべきはキャストで、空閑遊真役の村中知さん、三雲修役の梶裕貴さん、雨取千佳役の田村奈央さん、迅悠一役の中村悠一さん、レプリカ役の田中秀幸さんがこれまでのアニメから続投します。作り直すが、声はそのまま。原作は2013年に週刊少年ジャンプで連載が始まり、作者・葦原大介さんの体調不良で2016年11月から約2年休載しました。2018年10月に連載を再開し、週刊少年ジャンプ48〜52号の5号連続掲載を経てジャンプSQ.へ移籍。移籍第1回と同じ日に、1年9か月ぶりとなる単行本19巻が発売されています。

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出典

本記事の画像は公式サイト・公式YouTubeが公開したものを、出典を示して引用しています。文章の引用も必要な範囲にとどめました。©葦原大介/集英社・東映アニメーション

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