※本記事は、公式サイト・出版社・ニュースサイトで公開されている情報をもとにまとめています。推測にあたる部分は、その旨を書いています。
ワンパンマンには2つの版があります。コミックナタリーのプロフィールは、ONEさんについて「自身のサイトでWebマンガ「ワンパンマン」を公開し人気を博す」とし、続けて「「ワンパンマン」は2012年より村田雄介を作画担当に迎えたリメイク版がとなりのヤングジャンプ(集英社)にて連載され、2015年にアニメ化」と説明しています。つまり原点はONEさん個人のサイトのWebマンガで、いま単行本で出ているのは作画者が別のリメイク版です。この構造を知っているかどうかで、どこから読むかが変わります。
📘 この記事でわかること
- 2つの版の関係
- リメイク版が始まった年
- 作画者の経歴
- アニメ1期からの年数
- 第3期までにかかった期間
- ギネス世界記録の中身
📈 数字で見るワンパンマン
どちらを読めばいいか
🔑 2つの版があります
- Web版。ONEさんが自身のサイトで公開したもの。これが原点です。
- リメイク版。2012年より村田雄介さんを作画担当に迎え、となりのヤングジャンプ(集英社)で連載。単行本として出ています。
- アニメは2015年から。第1期が2015年、第3期が2025年10月放送です。
アニメの原作クレジットは「ONE・村田雄介 「ワンパンマン」(集英社「となりのヤングジャンプ」連載)」です。
作者2人が語ったこと
コミックナタリーは2025年7月7日、アニメ第3期に向けたONEさんと村田雄介さんのコメントを報じました。アメリカ・ロサンゼルスで開催された「Anime Expo 2025」で公開されたものです。
この年はアニメ第1期の放送から10年にあたります。
「原作漫画の魂をアニメならではのシナリオで」
原作のONEさんのコメントです。アニメと原作の関係が書かれています。
「「ワンパンマン」第3期の放送を心より楽しみにしています。ファンの皆様の応援のおかげでここまで来られました。第3期では、S級ヒーローたちの新たな活躍が深く描かれます。原作漫画の魂をアニメならではのシナリオで魅力的に落とし込み表現する制作チームの情熱に深く感謝しています。」
「アニメならではのシナリオ」という言い方をしています。原作の再現ではなく、媒体に合わせて作り直すことを前提にしています。
「原作漫画の魂を」。残すべきものを中身ではなく魂と表現しています。
「第3期では、S級ヒーローたちの新たな活躍が深く描かれます」。内容の範囲を原作者が示しています。
「皆さんと同じファンの目線で楽しみに放映待機しようと思います」
作画の村田雄介さんのコメントです。アニメへの関わり方が書かれています。
「今年でアニメの一期放送から10年が経つそうですね。最近では親戚の集まりで会う小さな甥や姪たちがアニメを観たと感想を聞かせてくれたりして、時間の流れの速さに驚くとともに、これだけ息が長く楽しんでもらえるのも、原作のONE先生、支えてくださるスタッフの皆様や何より応援して下さるファンの皆様のおかげだなと思いを新たにしています。そして今年、いよいよ3期が始まりますね!脚本を見せて頂き、あとはどんな仕上がりになるのか皆さんと同じファンの目線で楽しみに放映待機しようと思います。」
「脚本を見せて頂き、あとは……ファンの目線で」。関与は脚本を見るところまでで、そこから先は待つ側に回ると書いています。
「小さな甥や姪たちがアニメを観たと感想を聞かせてくれたり」。10年の長さを、身内の世代交代で測っています。
そして「原作のONE先生」と呼んでいます。村田さんは作画担当で、原作はONEさんという役割が本人の言葉にも出ています。
「ワンパンマン」の基本情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | ワンパンマン |
| 原作 | ONE |
| Web版 | ONEが自身のサイトで公開したWebマンガ |
| リメイク版の作画 | 村田雄介 |
| リメイク版の開始 | 2012年 |
| リメイク版の掲載 | となりのヤングジャンプ(集英社) |
| アニメ第1期 | 2015年 |
| アニメ第3期 | 2025年10月放送(2025秋クール) |
| 第3期 シリーズ構成 | 鈴木智尋 |
| 第3期 キャラクターデザイン | 久保田誓、黒田新次郎、白川亮介 |
| 第3期 音楽 | 宮崎誠 |
| 第3期 アニメーション制作 | J.C.STAFF |
| サイタマ役 | 古川慎 |
| ジェノス役 | 石川界人 |
| 村田雄介の生年 | 1978年7月4日/宮城県生まれ |
| 村田雄介のデビュー | 1995年、投稿作「パートナー」で第122回ホップステップ賞に入選 |
| 村田雄介の代表作 | アイシールド21(原作 稲垣理一郎/2002年 週刊少年ジャンプ) |
| ONEの別作品 | モブサイコ100(2012年 裏サンデー)、魔界のオッサん |
2つの版の関係
原点と現行版が分かれています。
コミックナタリーのONEのプロフィールページに記載された内容です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原点 | ONEが自身のサイトで公開したWebマンガ「ワンパンマン」 |
| きっかけ | 公開して人気を博した |
| リメイク版の開始 | 2012年 |
| リメイク版の作画 | 村田雄介 |
| リメイク版の掲載 | となりのヤングジャンプ(集英社) |
| アニメ化 | 2015年 |
| アニメの原作クレジット | ONE・村田雄介「ワンパンマン」(集英社「となりのヤングジャンプ」連載) |
| 単行本の例 | 「ワンパンマン」36巻が2026年3月4日発売 |
「リメイク版」という言葉が公式のプロフィールに使われています。続編でもスピンオフでもなく、同じ話を作画者を変えて描き直したものです。
アニメの原作クレジットは2人連名です。「ONE・村田雄介」。どちらか一方ではありません。
単行本として書店に並ぶのはとなりのヤングジャンプ連載のリメイク版のほうです。36巻が2026年3月4日に発売されています。
つまり「原作を読みたい」と言ったときに2つの意味がありうることになります。ONEさんのWeb版か、村田さん作画の単行本か。
作画・村田雄介の経歴
リメイク版を任された人の経歴です。
コミックナタリーの村田雄介のプロフィールページに記載された内容です。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 1978年7月4日 | 宮城県生まれ |
| 1995年 | 投稿作「パートナー」で第122回ホップステップ賞に入選。少年ジャンプ増刊AutumnSpecial(集英社)に掲載されデビュー |
| 1998年 | 第51回赤塚賞 準入選 |
| 2002年 | 週刊少年ジャンプ(集英社)で「アイシールド21」を発表。原作は稲垣理一郎 |
| 2005年 | 「アイシールド21」がアニメ化 |
| 2012年 | 「ワンパンマン」リメイク版の作画を担当 |
| 学生時代 | TVゲーム「ロックマン」シリーズに出てくるボスキャラデザインに投稿し、採用された |
「アイシールド21」でも原作と作画が分かれていました。原作は稲垣理一郎さん。村田さんは2作続けて、原作者が別にいる体制で描いています。
デビューは1995年。ホップステップ賞入選から数えると、2012年の「ワンパンマン」リメイク版まで17年あります。
「ロックマン」のボスキャラデザインが学生時代に採用されていることも記載されています。投稿から採用という経路です。
1107人のギネス世界記録
アメリカのイベントで記録が作られました。
コミックナタリーが2025年7月7日に報じた内容です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | アメリカ・ロサンゼルス「Anime Expo 2025」の「ワンパンマン」パネル会場 |
| 記録名 | The most people performing a “One-Punch Man” Maji Naguri/Serious Punch |
| 内容 | ワンパンマンの“マジ殴りポーズ”をした最多人数 |
| 掛け声 | サイタマ役の古川慎による「必殺マジシリーズ」 |
| 人数 | 1107人 |
| 結果 | ギネス世界記録樹立 |
| 古川慎のコメント | 「皆さんのおかげでギネス世界記録を取れました!3期もこの勢いでがんばっていきます」 |
| 石川界人 | 急遽サプライズゲストとして登場。「最高です!」 |
記録名に作品名が入っています。「The most people performing a “One-Punch Man” Maji Naguri/Serious Punch」。作品固有の記録として登録されました。
掛け声はサイタマ役の古川慎さん。作中の技名「必殺マジシリーズ」がそのまま合図に使われています。
1107人が同時にポーズを取りました。会場に集まったファンによるものです。
ジェノス役の石川界人さんは急遽のサプライズゲストでした。
アニメの流れ
第1期から第3期まで10年かかっています。
コミックナタリーの記事とその掲載日から確認できる流れです。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2015年 | TVアニメ第1期 放送 |
| 2022年8月18日 | 第3期の制作決定。サイタマとガロウが背中合わせに立つビジュアルを公開 |
| 2024年3月1日 | 第3期の特報公開。ナレーションは浪川大輔、サイタマの新ビジュアルも |
| 2024年12月13日 | アニメ10周年記念ビジュアル、音楽祭開催などを発表。第3期は来年予定と告知 |
| 2025年3月7日 | 第3期の放送は10月と発表。ヒーローが集合するビジュアル&PV公開 |
| 2025年7月7日 | 「Anime Expo 2025」でONE・村田のコメントとギネス記録 |
| 2025年10月 | 第3期 放送開始 |
| 2026年6月26日 | 第3期キービジュアルの“第2クールVer.”公開。新たにサイコスらが登場 |
制作決定から放送まで3年2か月です。2022年8月18日の発表から2025年10月の放送まで。
その間に特報(2024年3月)、10周年ビジュアル(2024年12月)、放送月の確定(2025年3月)と段階的に情報が出ています。
第3期は2クール構成です。2026年6月に第2クール版のキービジュアルが公開されています。
そのほか「ワンパンマン展」も開催されており、ティザービジュアルは久保田誓さんがサイタマを描き下ろしました。久保田さんは第3期のキャラクターデザインの1人です。
アニメ以外の展開
海外展開や関連企画もあります。
コミックナタリーの記事見出しから確認できる内容です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実写映画 | ハリウッドで実写映画化に向けたプロジェクトが始動 |
| ドラマCD | ONE原案のスピンオフを収録 |
| 受賞 | SUGOI JAPAN マンガ部門1位。村田雄介「今後も勉強と研鑽を」 |
| 展示 | 「ワンパンマン展」。マジ顔のサイタマを描いたキービジュアル |
| 音楽祭 | アニメ10周年を記念して開催を発表 |
| ONEの別作品 | モブサイコ100(2012年に裏サンデーで連載開始、2014年からマンガワンにも掲載) |
ハリウッドでの実写映画化プロジェクトが始動しています。
ドラマCDにはONE原案のスピンオフが収録されました。リメイク版とは別に、原作者が原案を出した内容です。
ONEさんは「モブサイコ100」も手がけており、こちらはアニメ化・実写ドラマ化・舞台化されています。
ここから先は筆者の見方です
ここから先は公表情報からの筆者の解釈です。関係者の説明ではありません。
2つの版があることの意味
原点はONEさんが自分のサイトで公開したWebマンガで、2012年から村田雄介さんの作画によるリメイク版が連載されています。
筆者の見方では、役割が分かれたから両方が残ったのだと思います。ONEさんは原作、村田さんは作画。どちらかが上書きする形ではありません。
村田さんが第3期のコメントで「原作のONE先生」と書いているのも、この分担が続いていることを示しています。リメイクという言葉が使われながら、原作者が現役で並走している。ここは筆者の読みです。
作画者が2作続けて「原作が別にいる」体制だったこと
村田雄介さんは2002年の「アイシールド21」で稲垣理一郎さんと組み、2012年から「ワンパンマン」でONEさんと組んでいます。
筆者の見方では、この体制に慣れている人だから頼まれたのではないかと思います。すでに人気のあるWebマンガを描き直すのは、話を作る仕事ではなく絵で応える仕事です。
第3期のコメントで村田さんが「脚本を見せて頂き、あとはどんな仕上がりになるのか皆さんと同じファンの目線で」と書いているのも同じ姿勢に見えます。自分の担当範囲の外には踏み込まない。ここは筆者の整理です。
どこから読むか・観るか
ここは筆者の判断になります。
単行本から入るのが分かりやすいです。書店に並ぶのは村田雄介さん作画のリメイク版で、36巻が2026年3月4日に発売されています。
ONEさんのWeb版は原点です。リメイク版を読んだあとで比べると、同じ話がどう変わったかが見えます。逆にWeb版から入ると、リメイク版の絵の密度が際立ちます。どちらが先でも成立しますが、2つあることを知らないまま片方だけ読むと話が噛み合いません。
アニメは2015年の第1期から。第3期は2025年10月放送で、2クール構成です。制作はJ.C.STAFF、サイタマ役は古川慎さんです。
配信・取扱状況は時期によって変わるため確認してください。
どこで読める?
「ワンパンマン」はONEさんが自身のサイトで公開したWebマンガが原点です。2012年より村田雄介さんを作画担当に迎えたリメイク版が、となりのヤングジャンプ(集英社)で連載されています。36巻は2026年3月4日発売。
TVアニメは2015年の第1期から。第3期は2025年10月放送開始で、アニメーション制作はJ.C.STAFF、シリーズ構成は鈴木智尋さんです。
サイタマ役は古川慎さん、ジェノス役は石川界人さんです。
配信・取扱状況は時期によって変わるため確認してください。
よくある質問
ワンパンマンに2つの版があるって本当?
本当です。コミックナタリーのプロフィールは、ONEさんが「自身のサイトでWebマンガ「ワンパンマン」を公開し人気を博す」とし、「2012年より村田雄介を作画担当に迎えたリメイク版がとなりのヤングジャンプ(集英社)にて連載」と説明しています。
書店で売っているのはどっち?
村田雄介さん作画のリメイク版です。となりのヤングジャンプ(集英社)連載で、36巻が2026年3月4日に発売されています。
原作は誰?
ONEさんです。アニメの原作クレジットは「ONE・村田雄介」の連名になっています。
村田雄介はほかに何を描いている?
「アイシールド21」があります。2002年に週刊少年ジャンプで発表され、原作は稲垣理一郎さん、2005年にアニメ化されました。
アニメは何期ある?
第1期が2015年、第3期が2025年10月放送です。第3期は2クール構成で、制作はJ.C.STAFFです。
第3期はいつ決まった?
2022年8月18日に制作決定が発表されました。放送は2025年10月なので、3年2か月かかっています。
ギネス世界記録って何のこと?
2025年7月の「Anime Expo 2025」で、“マジ殴りポーズ”をした最多人数の記録に挑戦し、1107人で樹立しました。サイタマ役の古川慎さんの「必殺マジシリーズ」の掛け声で行われました。
アニメのキャストは?
サイタマが古川慎さん、ジェノスが石川界人さん、戦慄のタツマキが悠木碧さん、キングが安元洋貴さん、イケメン仮面アマイマスクが宮野真守さん、地獄のフブキが早見沙織さんほかです。
ONEの他の作品は?
「モブサイコ100」があります。2012年に小学館のWebマンガサイト・裏サンデーで連載を開始し、アニメ化・実写ドラマ化・舞台化されています。
実写化の話はある?
ハリウッドで実写映画化に向けたプロジェクトが始動したと報じられています。
まとめ
『ワンパンマン』には2つの版があります。コミックナタリーのプロフィールは、ONEさんについて「自身のサイトでWebマンガ「ワンパンマン」を公開し人気を博す」とし、「「ワンパンマン」は2012年より村田雄介を作画担当に迎えたリメイク版がとなりのヤングジャンプ(集英社)にて連載され、2015年にアニメ化」と説明しています。原点はONEさん個人のサイトのWebマンガで、書店に並ぶ単行本は作画者が別のリメイク版です。アニメの原作クレジットも「ONE・村田雄介」の連名になっています。作画の村田雄介さんは2002年の「アイシールド21」でも原作・稲垣理一郎さんと組んでおり、2作続けて原作者が別にいる体制で描いています。第3期に向けたコメントでは「脚本を見せて頂き、あとはどんな仕上がりになるのか皆さんと同じファンの目線で楽しみに放映待機しようと思います」と述べました。第3期は2022年8月の制作決定から3年2か月後の2025年10月放送。同年7月のAnime Expo 2025では“マジ殴りポーズ”の最多人数として1107人でギネス世界記録が樹立されています。
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出典
- コミックナタリー「ワンパンマン」3期に向けてONE&村田雄介がコメント&イラスト、ギネス記録も(2025年7月7日)
- コミックナタリー ONEのプロフィール・作品情報
- コミックナタリー 村田雄介のプロフィール・作品情報
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- コミックナタリー「ワンパンマン」アニメは10月から、ドラマCDにはONE原案のスピンオフ
- コミックナタリー SUGOI JAPANマンガ部門1位はワンパンマン!村田雄介「今後も勉強と研鑽を」
本文・画像とも出典を明記したうえで、必要な範囲だけを引用しています。画像は公式に公開されたものです。©ONE・村田雄介/集英社・ヒーロー協会本部
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