※本記事は、公式サイト・出版社・ニュースサイトで公開されている情報をもとにまとめています。推測にあたる部分は、その旨を書いています。
ハンター×ハンターの連載がいまどうなっているのか。2022年12月、週刊少年ジャンプ誌上で「今後週刊連載ではない掲載形態で発表されていく」と告知されました。ここで見落とされがちな事実があります。集英社の書籍データベースで刊行日を確認すると、38巻は前巻から670日、39巻は667日——ほぼ同じ間隔です。週刊連載をやめてからのペースは、むしろ安定しています。この記事では2018年の休載から現在までの経過を、出典つきで整理します。
📘 この記事でわかること
- 休載に入るとき作者が言っていたこと
- 2022年のTwitterアカウント開設で何が起きたか
- 約3年11カ月ぶりの連載再開と、その後に載った話数
- 週刊連載をやめると告知された経緯
- 36巻以降の刊行間隔(集英社のデータで確認)
- 今後の見通しについて言えることと言えないこと
📈 数字で見るHUNTER×HUNTERの連載
連載はいまどうなっているのか
🔑 発表されていること
- 週刊連載ではない。2022年12月26日発売の週刊少年ジャンプ2023年4・5合併号で、今後は週刊連載ではない掲載形態で発表されていくことが明らかにされました。
- 理由は作者の体調。誌面では、この連載形式が冨樫義博さんの体調を鑑みた結果であることが説明されています。編集部は完結までサポートを継続するとしています。
- 単行本は出ている。37巻が2022年11月4日、38巻が2024年9月4日、39巻が2026年7月3日。38巻と39巻の間隔はほぼ同じで、約1年10か月です。
具体的な掲載時期や掲載方法については、今後の週刊少年ジャンプで告知されていくとされました。刊行日は集英社の書籍データベースで確認しています。
HUNTER×HUNTERの連載について語られたこと
『HUNTER×HUNTER』は冨樫義博さんが1998年から週刊少年ジャンプで連載している作品です。長期の休載を挟みながら続いてきました。
節目ごとに、作者本人の言葉が誌面やSNSに残っています。
休載に入るとき「次の10週分ネームは出来ている」
2018年11月26日発売の週刊少年ジャンプ52号の掲載を最後に、この作品は休載に入ります。そのときの記事の見出しに、作者の言葉が使われていました。
「次の10週分ネームは出来ている」
結果として、そこから連載が戻るまでに3年11カ月かかりました。
「ネームは出来ている」という言い方は、絵にする段階が残っているという意味です。あとから振り返ると、この一言が休載の性格を言い当てていたことになります。
2022年5月、「とりあえずあと4話。」
休載が4年目に入った2022年5月24日、冨樫さんがTwitterアカウント(@Un4v5s8bgsVk9Xp)を開設します。最初の投稿には原稿の一部を撮影した写真が添えられていました。
「とりあえずあと4話。」
翌25日にも原稿の一部と思しき写真が投稿され、フォロワーはこの時点で120万人を突破しました。集英社広報部に確認したところ「本人のものだと聞いております」という回答が得られたと記事は伝えています。
自己紹介欄には「主に原稿の 進捗状況を お伝えしていきます」と書かれていました。進捗を本人が直接出すという形は、それまでこの作品にはなかったものです。
「極力他の方々に迷惑がかからない形で継続していければ」
2022年10月24日発売のジャンプ47号で連載が再開し、12月26日発売号までに計10話分が掲載されました。そしてその号で、週刊連載をやめることが告知されます。
冨樫さんは同じ号の巻末コメントでこう述べています。
「極力他の方々に迷惑がかからない形で継続していければと思案中です」
誌面では、今後の連載形式が冨樫さんの体調を鑑みた結果であることが説明され、編集部が完結までサポートを継続していくこともアナウンスされました。
休載に入るとき「次の10週分」と言い、再開して載ったのが10話だった——偶然ですが、数字が符合しています。
HUNTER×HUNTERの基本情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | HUNTER×HUNTER |
| 作者 | 冨樫義博 |
| 掲載誌 | 週刊少年ジャンプ(集英社) |
| 現在の掲載形態 | 週刊連載ではない形態。2022年12月26日発売号で告知された |
| 直近の休載入り | 2018年11月26日発売の週刊少年ジャンプ52号の掲載を最後に休載 |
| 連載再開 | 2022年10月24日発売の週刊少年ジャンプ47号。約3年11カ月ぶり |
| 再開後の掲載 | 2022年12月26日発売号までに計10話分 |
| 36巻 | 2018年10月4日発売 |
| 37巻 | 2022年11月4日発売。約4年ぶりの新刊 |
| 38巻 | 2024年9月4日発売 |
| 39巻 | 2026年7月3日発売 |
| 作者のSNS | 2022年5月24日にTwitterアカウント(@Un4v5s8bgsVk9Xp)を開設。自己紹介欄は「主に原稿の 進捗状況を お伝えしていきます」 |
| 作者の前作 | 『幽☆遊☆白書』(全19巻)、『レベルE』 |
| 舞台化 | 舞台「HUNTER×HUNTER」第4弾として「キメラアント編」を前後編の2部制で上演することが発表されている |
36巻以降の刊行間隔
週刊連載をやめたあと、単行本のペースはどうなったのか。数字で見るといちばんはっきりします。
発売日とページ数は集英社の書籍データベースで確認しました。「前巻から」は発売日の差です。
| 巻 | 発売日 | 前巻から | ページ数 |
|---|---|---|---|
| 36巻 | 2018年10月4日 | — | 208ページ |
| 37巻 | 2022年11月4日 | 1492日(約4年1か月) | 208ページ |
| 38巻 | 2024年9月4日 | 670日(約1年10か月) | 208ページ |
| 39巻 | 2026年7月3日 | 667日(約1年10か月) | 208ページ |
38巻と39巻の間隔は670日と667日で、差は3日しかありません。週刊連載をやめてからの2巻は、ほぼ同じ間隔で出ています。
ページ数も4冊すべて208ページで揃っています。つまり1巻あたりの分量は変わらないまま、間隔だけが長くなったという状態です。これは「載る話数が減った」ことの素直な帰結です。
休載から現在までの経過
2018年から2026年までの8年間に何があったのかを、日付で並べます。
公表されている内容です。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2018年9月22日 | ジャンプで連載が再開される(このときは短期間) |
| 2018年10月4日 | 36巻発売 |
| 2018年11月26日 | ジャンプ52号の掲載を最後に休載。記事の見出しは「冨樫義博『次の10週分ネームは出来ている』」 |
| 2022年5月24日 | 冨樫義博がTwitterアカウントを開設。「とりあえずあと4話。」と原稿の写真を投稿 |
| 2022年5月25日 | フォロワーが120万人を突破。集英社広報部が本人のアカウントであることを認める |
| 2022年10月11日 | 連載再開が発表される |
| 2022年10月24日 | ジャンプ47号で連載再開。約3年11カ月ぶり |
| 2022年11月4日 | 約4年ぶりの新刊となる37巻発売 |
| 2022年12月26日 | 2023年4・5合併号までに計10話分が掲載。同号で今後は週刊連載ではない掲載形態になることが告知される |
| 2024年9月4日 | 38巻発売 |
| 2026年7月3日 | 39巻発売 |
休載が4年目に入ってからTwitterが開設され、その5か月後に連載が再開したという順番です。進捗の公開が先にありました。
なお2018年の休載前にも、同年9月に一度連載が再開しています。この作品は再開と休載を繰り返してきました。
まだ分かっていないこと(ここから先は推測です)
ここから先は、公式の発表では確認できていない内容です。筆者の読み取りとしてお読みください。
次の巻はいつ出るのか
掲載時期や方法は「今後の週刊少年ジャンプで告知されていく」とされており、予定は公表されていません。
ただし38巻と39巻の間隔が670日と667日でほぼ一致していることは、無視できない手がかりです。同じペースが続けば、39巻の約1年10か月後という見当になります。
これはあくまで過去2回の間隔からの外挿で、公式の予定ではありません。作者の体調によって変わる前提の数字です。
「週刊連載ではない形態」とは何なのか
告知から3年以上経ちますが、具体的な形式の名前は本記事の調査範囲では確認できませんでした。実際には週刊少年ジャンプに数話ずつまとめて載る形が取られてきています。
筆者の見立てでは、「週刊連載ではない」という宣言は、読者側の期待を調整するためのものだったと思います。毎週載る前提をやめれば、載らない週が「休載」と呼ばれなくなります。
ページ数が208ページで揃い、間隔がほぼ一定になっているのは、その体制が機能している証拠に見えます。ただしこれは解釈です。
いま読み始めるならどうするか
既刊39巻で、連載は続いています。一気に読める分量ではありませんが、止まっている作品ではありません。
筆者は39巻まで読んで、あとは1年10か月おきに1冊ずつという付き合い方をすすめます。この作品は1巻ごとの情報密度が高いので、間隔が空くほうがむしろ読みやすい面もあります。
作者の前作『幽☆遊☆白書』は全19巻で完結しており、そちらを先に読む道もあります。同じ作者が19巻で終わらせた作品と、39巻で続いている作品を並べると見えるものがあります。これは筆者の提案です。
どこで読める?
コミックスは集英社のジャンプ コミックスから刊行されています。39巻が2026年7月3日発売。電子版も主要な電子書店で配信されています。
連載は週刊少年ジャンプですが、週刊連載ではない形態で掲載されています。掲載時期は誌面で告知されます。
作者の前作『幽☆遊☆白書』は全19巻、『レベルE』も集英社から刊行されています。
よくある質問
ハンター×ハンターは今も連載している?
しています。ただし2022年12月26日発売の週刊少年ジャンプ2023年4・5合併号で、今後は週刊連載ではない掲載形態で発表されていくことが告知されました。
なぜ週刊連載をやめた?
誌面では、この連載形式が冨樫義博さんの体調を鑑みた結果であることが説明されています。編集部は完結までサポートを継続するとしています。
直近の休載はどれくらい続いた?
2018年11月26日発売のジャンプ52号の掲載を最後に休載し、2022年10月24日発売の47号で再開しました。約3年11カ月です。
最新巻は何巻?
39巻で、2026年7月3日発売です。38巻は2024年9月4日、37巻は2022年11月4日でした。
単行本の刊行ペースは?
38巻は前巻から670日、39巻は667日で、ほぼ同じ間隔です。どちらも約1年10か月にあたります。
作者のSNSはある?
2022年5月24日にTwitterアカウント(@Un4v5s8bgsVk9Xp)を開設しています。自己紹介欄には「主に原稿の 進捗状況を お伝えしていきます」と書かれています。
まとめ
『HUNTER×HUNTER』は2022年12月26日発売の週刊少年ジャンプ2023年4・5合併号で、今後は週刊連載ではない掲載形態になることが告知されました。冨樫義博さんの体調を鑑みた結果と説明され、作者は同号の巻末コメントで「極力他の方々に迷惑がかからない形で継続していければと思案中です」と述べています。経過を辿ると、2018年11月に「次の10週分ネームは出来ている」というコメントとともに休載し、2022年5月にTwitterアカウントを開設して「とりあえずあと4話。」と原稿の写真を投稿、同年10月に約3年11カ月ぶりに再開して10話分が掲載されました。集英社のデータで刊行日を確認すると、37巻は前巻から1492日ですが、38巻は670日、39巻は667日でほぼ同じ。週刊連載をやめてからのペースは安定しています。
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出典
- コミックナタリー「HUNTER×HUNTER」次号より休載、冨樫義博「次の10週分ネームは出来ている」(2018年11月26日)
- コミックナタリー 冨樫義博がTwitterアカウント開設、集英社広報部「本人のものだと聞いております」(2022年5月25日)
- コミックナタリー 冨樫義博「HUNTER×HUNTER」連載再開!約3年11カ月ぶり(2022年10月11日)
- コミックナタリー 冨樫義博「HUNTER×HUNTER」今後は週刊連載ではない掲載形態で発表(2022年12月26日)
- 集英社 書籍データベース(36〜39巻の発売日・ページ数)
本文・画像とも出典を明記したうえで、必要な範囲だけを引用しています。画像は公式に公開されたものです。©冨樫義博/集英社
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