※本記事は、公式サイト・出版社・ニュースサイトで公開されている情報をもとにまとめています。推測にあたる部分は、その旨を書いています。
アニメとらドラ!(2008年10月〜2009年3月)の中心にいたのは、監督・長井龍雪さん、シリーズ構成・岡田麿里さん、キャラクターデザイン・田中将賀さんの3人です。コミックナタリーは、この3人が「のちに超平和バスターズとして「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」「空の青さを知る人よ」を手がけたスタッフ」だと記しています。そして長井監督は15周年のコメントで「今以上に何者でもなかった僕に大切な作品を託してくださった」と書きました。
📘 この記事でわかること
- アニメ版の中心3人
- 監督が振り返った当時の自分
- ED「オレンジ」が受けた認定
- 認定までにかかった年数
- キャストが語った位置づけ
- 15周年に集まったコメント
📈 数字で見るとらドラ!
なぜこの作品が語り継がれているのか
🔑 作り手とその後を並べると見えます
- アニメ版の中心3人が、のちの超平和バスターズ。長井龍雪さん、岡田麿里さん、田中将賀さんです。
- ED「オレンジ」は放送開始から約14年後にゴールド認定。日本レコード協会の2022年8月度ダウンロード認定です。
- キャストが自分の代表作だと語っている。竜児役の間島淳司さんは「間違いなく僕の代表作の一つになった」と述べています。
原作は竹宮ゆゆこさんの小説、イラストはヤスさん。アニメは2008年10月から2009年3月にかけて放送されました。
作り手とキャストが語ったこと
コミックナタリーは2022年2月10日、小説「とらドラ!」15周年の企画始動を報じました。アニメのキャスト・スタッフからコメントが届いています。
監督とキャストがそれぞれ、この作品が自分に何をもたらしたかを書いています。
「今以上に何者でもなかった僕に大切な作品を託してくださった」
アニメ版の監督・長井龍雪さんのコメントです。当時の自分の立場が書かれています。
「とらドラ!15周年おめでとうございます。今まだ僕がこの仕事を続けていられるのは確実にこの作品に関わらせてもらったからです。今以上に何者でもなかった僕に大切な作品を託してくださった竹宮先生には感謝してもしきれません。きっと当時は不安でたまらなかったことでしょう…制作中はキャラクターの魅力をどうしたら伝えられるのか、いつも七転八倒していたように思います。」
「今以上に何者でもなかった僕に」。監督自身が、当時の実績のなさを認めています。
「今まだ僕がこの仕事を続けていられるのは確実にこの作品に関わらせてもらったから」。その後のキャリアの起点だと述べています。
「きっと当時は不安でたまらなかったことでしょう…」。原作者の竹宮ゆゆこさん側の心情を推し量る書き方です。託した側の不安に言及しています。
「いつも七転八倒していた」。課題は「キャラクターの魅力をどうしたら伝えられるのか」でした。
「間違いなく僕の代表作の一つになった」
高須竜児役の間島淳司さんのコメントです。
「15周年おめでとうございます。ありがたいことに今でも「とらドラ!見てました!」というお声をかけていただくことがあり、本当にたくさんの方に愛された作品だったんだなあ、とよく思わされます。間違いなく僕の代表作の一つになったこの作品に関われたことを嬉しく思っています。」
「今でも「とらドラ!見てました!」というお声をかけていただく」。15年たっても言われる作品だということです。
「間違いなく僕の代表作の一つになった」。演者側からの位置づけです。
北村祐作役の野島裕史さんも「「北村祐作」は僕のその後の声優人生にも大きく影響を与えてくれたキャラクターです」と書き、「15年経った今でも自信を持ってお勧めします」と結んでいます。
「今も私の中できらきら光る宝物のような作品です」
逢坂大河役の釘宮理恵さんのコメントです。
「「とらドラ!」15周年おめでとうございます! こんなに素敵な作品に出会えて、一役者として本当に幸せなことだと思っています。必死になって泣いたり笑ったり怒ったり傷ついたり。作中での一つ一つの出来事があまりにも色鮮やかで、今も私の中できらきら光る宝物のような作品です。」
「必死になって泣いたり笑ったり怒ったり傷ついたり」。4つ並べています。作品の感情の幅がそのまま書かれています。
「一つ一つの出来事があまりにも色鮮やかで」。個別の場面が残っている、という言い方です。
川嶋亜美役の喜多村英梨さんは別の角度で書いています。「アフレコ当時、スタッフの皆さまは未熟な自分に何度もリテイクを重ね育てて下さり、また先輩達にも芝居の掛け合いの繊細な創り方を現場で学ばせていただきました」。
「とらドラ!」の基本情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | とらドラ! |
| 原作 | 竹宮ゆゆこ |
| 原作イラスト | ヤス |
| 内容 | 目つきの悪さから不良と誤解されている男子高校生・高須竜児と、背丈が小さく凶暴な性格から“手乗りタイガー”と呼ばれている女子高校生・逢坂大河を軸に描かれるラブコメディ |
| TVアニメの放送 | 2008年10月〜2009年3月 |
| 監督 | 長井龍雪 |
| シリーズ構成 | 岡田麿里 |
| キャラクターデザイン | 田中将賀 |
| この3人のその後 | 超平和バスターズとして「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」「空の青さを知る人よ」を手がける |
| 逢坂大河役 | 釘宮理恵 |
| 高須竜児役 | 間島淳司 |
| 櫛枝実乃梨役 | 堀江由衣 |
| 北村祐作役 | 野島裕史 |
| 川嶋亜美役 | 喜多村英梨 |
| ED主題歌 | オレンジ(第14話〜第26話) |
| 「オレンジ」の歌唱 | 釘宮理恵、堀江由衣、喜多村英梨 |
| 「オレンジ」の認定 | 日本レコード協会の2022年8月度ダウンロード認定でゴールド認定(累計DL10万突破) |
| コミカライズ | 絶叫 |
| 15周年 | 2022年。特設サイト開設、記念PV公開、記念グッズ発売 |
アニメ版の中心3人
この3人の組み合わせが、のちに別の名前で知られることになります。
コミックナタリーが2022年2月10日に掲載した内容です。
| 役割 | 担当 | その後 |
|---|---|---|
| 監督 | 長井龍雪 | 超平和バスターズとして「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」「空の青さを知る人よ」を手がける |
| シリーズ構成 | 岡田麿里 | 同上 |
| キャラクターデザイン | 田中将賀 | 同上 |
| 原作 | 竹宮ゆゆこ | — |
| 原作イラスト | ヤス | — |
| 放送 | 2008年10月〜2009年3月 | — |
「とらドラ!」が先です。2008年のアニメで、超平和バスターズ名義の作品はそのあとになります。
コミックナタリーは「のちに超平和バスターズとして……手がけたスタッフが務めている」と書いています。3人がそろっていた作品として紹介されています。
長井監督は当時を「今以上に何者でもなかった僕」と表現しました。そこから3人の仕事が続きます。
10周年BOXでは大河・みのりん・あーみんを田中将賀さんが描き下ろしています。キャラクターデザイン担当が節目ごとに絵を提供しています。
ED「オレンジ」のゴールド認定
放送から時間がたってから認定されています。
コミックナタリーが2022年9月20日に報じた内容です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 曲名 | オレンジ |
| 使用範囲 | 第14話から第26話までのエンディング主題歌 |
| 歌唱 | 釘宮理恵(逢坂大河)、堀江由衣(櫛枝実乃梨)、喜多村英梨(川嶋亜美) |
| 認定 | 日本レコード協会の2022年8月度ダウンロード認定でゴールド認定 |
| 基準 | 累計ダウンロード数10万突破 |
| アニメの放送 | 2008年10月〜2009年3月 |
| 放送から認定まで | 約14年(放送開始から13年10か月) |
| 同時期の動き | 原作小説15周年。「オレンジ」を使用した記念PVも公開された |
放送開始から約14年後の認定です。2008年10月放送開始、2022年8月度の認定。
歌っているのはキャラクター側の3人。大河、実乃梨、亜美を演じた声優が歌唱しています。
使用は第14話から。全25話のうち後半のEDです。最初から流れていた曲ではありません。
同じ2022年に原作小説が15周年を迎え、「オレンジ」を使った記念PVも公開されていました。
15周年に集まったコメント
作り手だけでなく、作品のファンからもコメントが出ています。
コミックナタリーが2022年2月10日に報じた内容です。
| 区分 | 名前 |
|---|---|
| キャスト | 釘宮理恵、間島淳司、堀江由衣、野島裕史、喜多村英梨 |
| アニメスタッフ | 長井龍雪(監督)、岡田麿里(シリーズ構成)、田中将賀(キャラクターデザイン) |
| 原作側 | 竹宮ゆゆこ、ヤス(原作イラスト) |
| コミカライズ | 絶叫 |
| 作品ファン | 大松絵美(YouTuber)、栗山千明、佐久間大介(Snow Man) |
| 企画 | 15周年特設サイトをオープン |
| 記念PV | エンディングテーマ「オレンジ」のメロディに乗せて、イラストやキャラクターボイスを流した |
| 記念グッズ | 2022年3月26日発売。複製原画、パーカー、B2タペストリー、湯呑みなど |
作品ファンとして3人の名前が挙がっています。YouTuberの大松絵美さん、栗山千明さん、佐久間大介さん(Snow Man)。
原作・アニメ・コミカライズの3系統からコメントが集まりました。
記念PVは「オレンジ」のメロディに乗せて作られています。ゴールド認定の半年ほど前にあたります。
グッズに湯呑みが入っているのが目を引きます。複製原画やタペストリーと並んでいます。
作品の入口
2人の設定が対になっています。
コミックナタリーが2022年2月10日に掲載した作品紹介です。
| 人物 | 説明 |
|---|---|
| 高須竜児 | 目つきの悪さから不良と誤解されている男子高校生 |
| 逢坂大河 | 背丈が小さく凶暴な性格から“手乗りタイガー”と呼ばれている女子高校生 |
| ジャンル | ラブコメディ |
| 原作 | 竹宮ゆゆこの小説 |
| 原作イラスト | ヤス |
| タイトルの由来に関わる語 | “手乗りタイガー”(大河) |
2人とも見た目で誤解されています。竜児は目つきで不良と思われ、大河は小柄なのに凶暴だとされる。方向は逆ですが、どちらも外見と中身のずれです。
“手乗りタイガー”という呼び名が紹介文に入っています。タイトルの「とら」に対応します。
野島裕史さんは15周年のコメントで「この作品は年齢性別問わず今でも新鮮に楽しめると思っています」と書いています。
ここから先は筆者の見方です
ここから先は公表情報からの筆者の解釈です。関係者の説明ではありません。
3人がそろっていたことの意味
監督の長井龍雪さん、シリーズ構成の岡田麿里さん、キャラクターデザインの田中将賀さん。のちに超平和バスターズとして知られる3人が、2008年の「とらドラ!」で組んでいました。
筆者の見方では、この作品が3人の組み合わせの実地だったのだと思います。長井監督が「今まだ僕がこの仕事を続けていられるのは確実にこの作品に関わらせてもらったから」と書いているとおりです。
そして扱ったのが高校生の感情でした。その後の「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」も同じ年代の話です。題材が続いています。ここは筆者の読みです。
13年後にゴールド認定された曲
ED「オレンジ」は2022年8月度のダウンロード認定でゴールドになりました。アニメの放送は2008年10月から2009年3月です。
筆者の見方では、ダウンロードという形式が効いていると思います。CDの売上なら発売直後に決まりますが、ダウンロードは何年でも積み上がります。
放送を追っていなかった人が後から聴いているということでもあります。ABEMAでの全話一挙無料配信や、青春アニメ10作の期間限定無料配信といった企画も報じられており、触れる機会は続いていました。ここは筆者の推測です。
どこから読むか・観るか
ここは筆者の判断になります。
原作は竹宮ゆゆこさんの小説、イラストはヤスさんです。2022年に15周年を迎えました。巻数は本記事では確認していません。
アニメは2008年10月から2009年3月の全25話(キングレコード 公式サイト)。ED「オレンジ」は第14話からなので、そこまで観ると曲が変わります。
アニメ版を先に観る価値はあります。監督・シリーズ構成・キャラクターデザインの3人が、のちの超平和バスターズです。「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などを観たことがあるなら、同じ3人の初期作として比べられます。
コミカライズは絶叫さんが手がけています。配信・刊行状況は時期によって変わるため確認してください。
どこで読める?
「とらドラ!」は竹宮ゆゆこさんの小説が原作、イラストはヤスさんです。2022年に15周年を迎えました。
TVアニメは2008年10月から2009年3月にかけて放送。監督は長井龍雪さん、シリーズ構成は岡田麿里さん、キャラクターデザインは田中将賀さんです。
ED主題歌「オレンジ」(第14話〜第26話)は、日本レコード協会の2022年8月度ダウンロード認定でゴールド認定されました。
コミカライズは絶叫さんが手がけています。配信・刊行状況は時期によって変わるため確認してください。
よくある質問
アニメのスタッフは?
監督が長井龍雪さん、シリーズ構成が岡田麿里さん、キャラクターデザインが田中将賀さんです。この3人はのちに超平和バスターズとして「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」「空の青さを知る人よ」を手がけています。
監督は当時どう振り返っている?
長井龍雪さんは15周年のコメントで「今まだ僕がこの仕事を続けていられるのは確実にこの作品に関わらせてもらったからです。今以上に何者でもなかった僕に大切な作品を託してくださった竹宮先生には感謝してもしきれません」と書いています。
ED「オレンジ」がゴールド認定されたって本当?
本当です。累計ダウンロード数が10万を突破し、日本レコード協会の2022年8月度ダウンロード認定でゴールド認定されました。アニメの放送は2008年10月〜2009年3月なので、放送開始から約14年後の認定になります。
「オレンジ」は誰が歌っている?
釘宮理恵さん(逢坂大河)、堀江由衣さん(櫛枝実乃梨)、喜多村英梨さん(川嶋亜美)です。第14話から第26話までのエンディング主題歌でした。
アニメはいつ放送された?
2008年10月から2009年3月にかけてです。
キャストは?
逢坂大河が釘宮理恵さん、高須竜児が間島淳司さん、櫛枝実乃梨が堀江由衣さん、北村祐作が野島裕史さん、川嶋亜美が喜多村英梨さんです。
どんな話?
目つきの悪さから不良と誤解されている男子高校生・高須竜児と、背丈が小さく凶暴な性格から“手乗りタイガー”と呼ばれている女子高校生・逢坂大河を軸に描かれるラブコメディです。
15周年には何があった?
2022年に特設サイトがオープンし、「オレンジ」のメロディに乗せた記念PVが公開されました。記念グッズも3月26日に発売され、複製原画、パーカー、B2タペストリー、湯呑みなどが並びました。
ファンからのコメントもあった?
15周年特設サイトにはYouTuberの大松絵美さん、栗山千明さん、佐久間大介さん(Snow Man)のコメントが掲載されました。
コミカライズはある?
あります。絶叫さんが手がけています。
まとめ
アニメ『とらドラ!』(2008年10月〜2009年3月)の中心にいたのは、監督・長井龍雪さん、シリーズ構成・岡田麿里さん、キャラクターデザイン・田中将賀さんの3人です。コミックナタリーは、この3人が「のちに超平和バスターズとして「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」「空の青さを知る人よ」を手がけたスタッフ」だと記しています。長井監督は15周年のコメントで「今まだ僕がこの仕事を続けていられるのは確実にこの作品に関わらせてもらったからです。今以上に何者でもなかった僕に大切な作品を託してくださった竹宮先生には感謝してもしきれません」と書きました。またED主題歌「オレンジ」(第14話〜第26話/釘宮理恵・堀江由衣・喜多村英梨が歌唱)は、累計ダウンロード数10万を突破し、日本レコード協会の2022年8月度ダウンロード認定でゴールド認定されています。放送開始から約14年後のことでした。
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出典
- コミックナタリー「とらドラ!」15周年!釘宮理恵らがお祝い、オレンジのメロディに乗せた記念PV公開(2022年2月10日)
- コミックナタリー「とらドラ!」ED「オレンジ」日本レコード協会がゴールド認定、DL数10万突破で(2022年9月20日)
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本文・画像とも出典を明記したうえで、必要な範囲だけを引用しています。画像は公式に公開されたものです。©竹宮ゆゆこ/KADOKAWA
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