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SLAM DUNK 読む順で迷っている方に向けて、全31巻の読みどころと、なぜ山王戦がここまで語り継がれるのかを解説します。井上雄彦が「週刊少年ジャンプ」に連載し、1996年に完結した本作は、今なお多くのファンに愛され続けるバスケットボール漫画の金字塔です。2022年公開の映画「THE FIRST SLAM DUNK」をきっかけに原作を読み始めた方も増えています。
この記事でわかること
- 「SLAM DUNK」の基本情報(著者・出版社・完結年・巻数)
- 全31巻をどんな順番で読めばいいか
- 各試合がどの巻に収録されているか(読む順ガイド)
- 山王戦が今も語り継がれる理由
- 映画「THE FIRST SLAM DUNK」との関係
- 井上雄彦の他の代表作
【公式PV】映画『THE FIRST SLAM DUNK』予告動画
©I.T.PLANNING,INC. ©2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners 出典: 映画『THE FIRST SLAM DUNK』公式チャンネル
「SLAM DUNK」基本情報
まずは基本情報を確認しておきましょう。連載開始から完結まで6年弱、単行本は全31巻というボリュームです。
| 作品タイトル | SLAM DUNK(スラムダンク) |
|---|---|
| 著者 | 井上雄彦 |
| 出版社 | 集英社(ジャンプ・コミックス) |
| 掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
| 連載期間 | 1990年42号〜1996年27号(1996年完結) |
| 巻数 | 全31巻(完結済み) |
| 累計発行部数 | 世界累計1億8500万部以上(2024年10月時点) |
| テレビアニメ | 1993年10月16日〜1996年3月23日・全101話・テレビ朝日系 |
| 劇場アニメ | 「THE FIRST SLAM DUNK」2022年12月3日公開(監督・脚本: 井上雄彦) |
「SLAM DUNK 読む順」の基本は刊行順
「SLAM DUNK 読む順」を検索する方の多くは、映画から入って原作を読みたい方だと思います。結論から言うと、まずは1巻から刊行順に読み進めるのが一番の近道です。
本作には通常版(全31巻)のほかに、完全版(全24巻)と新装再編版(全20巻)という2種類の再編集版もあります。収録内容は同じですが、1冊あたりの厚みが違うだけなので、初めて読む方は書店やアプリで手に取りやすい版を選べば問題ありません。私自身も最初は通常版の中古セットで揃えましたが、途中で新装再編版に買い替えても違和感なく読み進められました。
全31巻の流れ|どの試合がどこに収録されているか
「SLAM DUNK」は一貫してバスケットボールの試合を軸に進みます。ここでは通常版(全31巻)を基準に、どの試合がどの巻に収録されているかをまとめました。
| 巻数 | 試合・エピソード | 見どころ |
|---|---|---|
| 1〜3巻 | 湘北高校バスケ部 入部編 | 桜木花道が赤木剛憲・流川楓・宮城リョータ・三井寿らと出会い、バスケの基礎を学ぶ導入部です。 |
| 3〜6巻 | 陵南高校との練習試合 | 湘北にとって初めての本格的な試合。チームとしての課題が浮き彫りになります。 |
| 7〜11巻 | インターハイ県予選 序盤戦 | 翔陽高校戦など、県予選を勝ち上がっていく過程で各メンバーが持ち味を発揮します。 |
| 12〜15巻 | 決勝リーグ 海南大付属高校戦 | 県の王者・海南との激突。格上相手にどう食らいつくかが見どころです。 |
| 17〜21巻 | 決勝リーグ 陵南高校との再戦 | インターハイ出場をかけた大一番。三井寿の見せ場が多い巻です。 |
| 22巻 | 決勝リーグ結果発表 | 湘北のインターハイ出場が正式に決まります。 |
| 23〜24巻 | 全国大会1回戦 豊玉高校戦 | 全国の舞台での初戦。ここから物語のスケールが一段と大きくなります。 |
| 25〜31巻 | 全国大会2回戦 山王工業高校戦(山王戦) | シリーズ最大の見どころ。全31巻のうち7巻分をひとつの試合に費やす異例の構成です。 |
こうして見ると、全31巻のうち実に7巻分が山王戦だけに使われていることが分かります。これは他のスポーツ漫画と比べても、かなり思い切った構成です。
- 1巻 — 桜木花道が湘北高校バスケ部に入部する
- 3巻 — 陵南高校との練習試合が始まる
- 6巻 — 陵南戦が終わり、課題が明確になる
- 11巻 — 県予選序盤戦を勝ち上がる
- 15巻 — 決勝リーグ 海南戦が終わる
- 21巻 — 決勝リーグ 陵南との再戦が終わる
- 22巻 — インターハイ出場が決定する
- 24巻 — 全国大会1回戦 豊玉戦が終わる
- 27巻 — 山王戦、白熱の中盤戦
- 31巻(最終巻) — 山王戦の決着とその後のエピローグ
【ネタバレ】山王戦のクライマックス・注目展開
⚠️ 以下は山王戦の結末を含む重大なネタバレです。(タップで展開)
残り10秒、流川から桜木への伝説のパス
試合終盤、山王工業にリードを許す苦しい展開が続きます。しかし残り10秒を切ったところで、それまで桜木花道をライバル視していた流川楓が、あえて桜木にパスを出す選択をします。桜木はブザーと同時にジャンプシュートを放ち、ボールはリングに吸い込まれました。
最終スコア79-78、湘北の勝利
試合は79対78という僅差で湘北が勝利します。1点差という結果が、全31巻のうち7巻を費やした試合の重みを物語っています。
「あれから10日後」のエピローグ
物語は試合後、桜木が試合中に負った背中の怪我でリハビリに励む場面へと続きます。安西先生の「それ以上は選手生命に関わるぞ」という言葉が重くのしかかる中、桜木は前を向いてリハビリに取り組む姿が描かれ、静かな余韻とともに物語は幕を閉じます。
なぜ山王戦は今も語り継がれるのか
山王戦が特別視される理由の1つは、その圧倒的なページ配分にあります。全31巻のうち7巻分、単純計算で全体の2割以上をたった1試合に費やしているのは、少年漫画としてはかなり異例です。
私自身、社会人になってから読み返してみて改めて驚いたのは、1点1点の攻防にこれだけ丁寧にコマを割いている作品が他になかなか見当たらないという点です。強豪校が格上を倒すだけの単純な逆転劇ではなく、リードされる時間の長さや選手の疲労感まで含めて「本当に接戦を勝ち切ることの難しさ」が描かれています。だからこそ、最後のワンプレーに説得力が生まれるのだと感じました。
もう1つの理由は、山王戦を境に主要キャラクターそれぞれの過去や葛藤が一気に回収される点です。三井寿の不良時代からの再起、流川と桜木の関係性の変化など、それまで積み上げてきた人間ドラマがこの試合に集約されています。単なる勝敗を超えて、キャラクターの成長物語として読める構成になっているのです。
映画『THE FIRST SLAM DUNK』との違いは?
2022年12月3日に公開された映画「THE FIRST SLAM DUNK」は、この山王戦を題材にしながらも、原作では大きく描かれなかった宮城リョータの視点を軸に再構成した作品です。監督・脚本は原作者の井上雄彦本人が務めました。
興行収入は公開時点で155億円を突破し、その後の復活上映も含めると162億円を超え、歴代国内興行収入ランキングでも上位に入る大ヒットとなりました。原作を先に読んでいる方でも、リョータの家族の物語という新しい切り口で山王戦を見られる点が映画版の魅力です。逆に映画から入った方は、原作を読むことで陵南戦・海南戦から積み重ねてきたチームの背景をより深く知ることができます。
電子書籍・試し読み情報
「SLAM DUNK」は長らく紙の単行本のみでの販売でしたが、2025年6月2日に新装再編版(全20巻)が電子書籍として一斉配信されました。Amazon Kindle・楽天Kobo・ebookjapan・BookLive・LINEマンガなど主要な電子書店で購入できます。
まとめ買いキャンペーンやポイント還元を実施している電子書店もあるため、全巻揃える場合は購入前に各サービスのキャンペーン状況を確認することをおすすめします。試し読みは各電子書店のアプリ内で1巻の冒頭部分から可能です。
井上雄彦の他の作品・おすすめ漫画
「SLAM DUNK」で井上雄彦作品に興味を持った方には、以下の2作品もおすすめです。テイストはまったく異なりますが、いずれも高い評価を受けている代表作です。
- 「バガボンド」(講談社「モーニング」・1998年連載開始)— 吉川英治の小説『宮本武蔵』を原作とした剣豪漫画。現在は休載中ですが、緻密な筆致による殺陣の描写は必見です → Amazonで探す
- 「リアル」(集英社「週刊ヤングジャンプ」)— 車椅子バスケットボールを題材にした人間ドラマ。2023年8月号で連載が再開されました → Amazonで探す
「SLAM DUNK」のスピード感あるバスケ漫画とは対照的に、「バガボンド」はじっくりとした人間描写、「リアル」は重厚な社会派ドラマという趣があります。作風の幅広さも井上雄彦という作家の魅力の1つです。
ozx-log 編集部より:今あえて「SLAM DUNK」を取り上げた理由
「SLAM DUNK」は完結からすでに30年近く経つ作品です。それでも今回あえて取り上げたのは、2025年6月に新装再編版が電子書籍で一斉配信されたことと、映画「THE FIRST SLAM DUNK」の復活上映が続いていることが重なり、今まさに読む順で迷っている新規読者が増えているタイミングだと感じたからです。
編集部で全31巻を読み返してみると、正直に言うと序盤の陵南戦あたりは絵柄も展開もやや古さを感じる部分があります。ですが、17巻を過ぎたあたりから物語の密度が一気に上がり、山王戦に入る25巻以降は一気読みが止まらなくなりました。試合中の1点1点に緊張感が乗っていて、単なるスポーツ漫画を超えた読後感があります。
同じ井上雄彦作品の「バガボンド」や「リアル」と比べると、「SLAM DUNK」は圧倒的にテンポが速く、少年誌らしい爽快感があります。「リアル」のような重厚な人間ドラマをじっくり味わいたい人には物足りない場面もあるかもしれませんが、その分、初めてスポーツ漫画に挑戦する人にも読みやすい構成です。
おすすめしたいのは、最近バスケットボールに興味を持ち始めた人や、映画「THE FIRST SLAM DUNK」を先に観て原作が気になった人です。逆に、細かい心理描写をじっくり味わいたい人は、山王戦だけを読むのではなく、序盤の陵南戦・海南戦から順番に読み進めてみてください。
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まとめ|「SLAM DUNK 読む順」に迷ったら1巻から全31巻を
「SLAM DUNK」は1990年から1996年まで「週刊少年ジャンプ」に連載され、全31巻で完結した井上雄彦の代表作です。読む順に迷ったら、まずは1巻から刊行順に読み進めるのが一番の近道です。
陵南戦・海南戦・山王戦と積み重なる試合を追いかけるうちに、桜木花道たちの成長がじわじわと胸に迫ってきます。映画「THE FIRST SLAM DUNK」で山王戦の魅力に触れた方も、ぜひ原作の全31巻を最初から読み返してみてください。
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参考情報源
- 集英社公式「SLAM DUNK 全31巻・全巻セット」
- SLAM DUNK – Wikipedia
- 東映アニメーション公式サイト「SLAM DUNK」作品ラインナップ
- 映画『THE FIRST SLAM DUNK』公式サイト
- 東映株式会社 プレスリリース(興行収入155億円突破)
- 映画.com「THE FIRST SLAM DUNK」作品ページ
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直近の発売予定
- 9/29(火) ドカ食いダイスキ! もちづきさん 4巻
- 10/1(木) 2026年秋アニメ 放送開始
- 10/1(木) マジカル☆エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる 14巻
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