※本記事は、公式サイト・出版社・ニュースサイトで公開されている情報をもとにまとめています。推測にあたる部分は、その旨を書いています。
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉は2026年8月28日に公開されました。ここに至るまでが長い。最初に告知された公開時期は2024年冬で、そこから2024年秋、2026年2月と延期され、最終的に8月28日になりました。公開時期が動いた回数は3度。そして公開されると、4日間で興行収入10億円を突破し、前作を上回るペースで推移しました。この記事ではその経緯を整理します。
📘 この記事でわかること
- 公開までに動いた公開時期
- 公開4日間の興行収入
- 前作との比較
- スタッフ表に加わった役職
- 新キャラクターとキャスト
- シリーズでの位置づけ
📈 数字で見るワルプルギスの廻天
この映画は何度延期されたのか
🔑 3度動いて、2026年8月28日に公開された
- 2023年9月10日、2024年冬公開予定と発表。「Aniplex Online Fest 2023」の「魔法少女まどか☆マギカ」ステージで、特報第1弾とともに告知されました。
- その後、2024年秋、2026年2月と公開予定が延期。コミックナタリーがそう記録しています。
- 2026年2月27日、新たな公開日が8月28日に決定と発表されました。公式サイトは「製作上の都合」と説明しています。
そして公開後、8月28日から31日までの4日間で興行収入10億円を突破しました。
公表されている内容
『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』は、2013年公開の「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」の“正統なる続編”です。総監督は新房昭之さん、脚本は虚淵玄さん(ニトロプラス)、キャラクター原案は蒼樹うめさん、アニメーション制作はシャフト。
延期の告知と、公開後の成績。2つの記事を見ていきます。
公開日決定の告知に「改めて深く御礼申し上げます」
2026年2月27日、新たな公開日が発表されました。公式サイトの文面が記事に引かれています。
「公開を心待ちにしてくださっている皆さまには、改めて深く御礼申し上げます。公開まで、今しばらくお待ちください」
「改めて」という言葉が使われています。同じ趣旨の告知を、これが初めてではないということです。
コミックナタリーは同記事で「製作上の都合により、公開時期が変更となっていた同作」「2024年秋、2026年2月と公開予定が延期されてきた」と記録しています。
最初の告知が2024年冬でしたから、そこから数えて公開時期は3度動いたことになります。
公開4日で10億円、前作を上回るペース
2026年8月28日に公開され、9月1日に興行収入が発表されました。
「公開4日間での興行収入10億円突破は、2013年に公開され、最終興行収入20億円を超えた前作「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語」を上回るペースでの推移となっている。」
前作の最終興行収入が20億円超。その半分を4日で達成したことになります。
同記事は「公開初週末に観客動員数・興行収入ともに週末ランキング第1位を獲得した」とも書いています。
13年ぶりの最新作で、3度の延期を経ての公開でした。その結果がこの数字です。
2023年の発表時点で本編映像が出ていた
最初に公開時期が告知された2023年9月の記事を見ると、すでに映像が出ていたことが分かります。
「これは本日9月10日に開催された「Aniplex Online Fest 2023」内の、「魔法少女まどか☆マギカ」ステージで発表されたもの。(中略)特報第1弾では本編の映像が披露された。」
特報第1弾の時点で「本編の映像」が使われていた。イメージ映像ではありません。2023年9月には、すでに完成した画があったことになります。
この記事のSNSシェア・いいね合計は2520、コメントは56件。公開日決定を伝えた2026年の記事(88)を大きく上回っています。期待が最も高まったのがこの時点だったとも読めます。
同じ発表では、前作「[新編]叛逆の物語」の公開10周年記念上映イベントも告知されました。2023年10月29日に東京・新宿バルト9で行われ、悠木碧さん、斎藤千和さん、水橋かおりさん、野中藍さん、加藤英美里さんが登壇しています。
ワルプルギスの廻天の基本情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉 |
| 公開日 | 2026年8月28日(金) |
| 位置づけ | 2013年公開「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」の“正統なる続編”。シリーズ13年ぶりの最新作 |
| 原作 | Magica Quartet |
| 総監督 | 新房昭之 |
| 監督 | 宮本幸裕 |
| 脚本 | 虚淵玄(ニトロプラス) |
| キャラクター原案 | 蒼樹うめ |
| キャラクターデザイン・総作画監督 | 谷口淳一郎 |
| 異空間設計 | 劇団イヌカレー(泥犬) |
| 音楽 | 梶浦由記 |
| アニメーション制作 | シャフト |
| 配給 | ANIMEC |
| 主題歌 | FictionJunction「彼方」 |
| 興行収入 | 公開4日間(2026年8月28日〜31日)で10億円を突破 |
公開時期が動いた記録
制作決定から公開までを時系列で並べます。
コミックナタリーの記事で確認できる内容です。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2013年 | 前作「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」公開。最終興行収入20億円超 |
| (制作決定) | 「正統続編」となる新作映画「〈ワルプルギスの廻天〉」の制作決定を発表 |
| 2023年9月10日 | 「Aniplex Online Fest 2023」で2024年冬公開予定と告知。特報第1弾で本編映像を披露 |
| (その後) | 2024年秋へ公開予定が変更 |
| (その後) | 2026年2月へ公開予定が変更 |
| 2025年12月 | 予告第2弾を公開 |
| 2026年2月27日 | 新たな公開日が8月28日に決定と発表。「製作上の都合により、公開時期が変更となっていた」 |
| 2026年4月30日 | 追加キャストに若山詩音、黒沢ともよ。予告第3弾を公開 |
| 2026年6月29日 | 本予告を公開。主題歌はFictionJunction「彼方」 |
| 2026年7月10日〜 | 劇場版3作をリバイバル上映 |
| 2026年8月28日 | 公開 |
| 2026年8月30日 | 舞台挨拶を実施 |
| 2026年9月1日 | 公開4日間で興行収入10億円突破を発表 |
2023年9月の「2024年冬」から、実際の公開まで約3年。そのあいだに公開予定は2024年秋、2026年2月と動きました。
注目したいのは2023年9月の特報第1弾で「本編の映像」が使われていたことです。イメージ先行の告知ではありませんでした。それでも3年かかっています。
公開前には劇場版3作のリバイバル上映(2026年7月10日から順次)も行われました。13年ぶりの続編に向けて、過去作を劇場で見直せる導線が用意された形です。
スタッフ表の変化
3年のあいだにクレジットが増えています。分かる範囲で並べます。
2023年9月と2026年9月にコミックナタリーへ掲載されたスタッフ表を比べたものです。
| 役職 | 2023年9月の発表 | 2026年9月(公開後)の記載 |
|---|---|---|
| 原作 | Magica Quartet | Magica Quartet |
| 総監督 | 新房昭之 | 新房昭之 |
| 監督 | 宮本幸裕(コミックナタリーの記事には記載なし) | 宮本幸裕 |
| 脚本 | 虚淵玄(ニトロプラス) | 虚淵玄(ニトロプラス) |
| キャラクター原案 | 蒼樹うめ | 蒼樹うめ |
| キャラクターデザイン | 谷口淳一郎 | 谷口淳一郎(総作画監督を兼任) |
| 総作画監督 | (記載なし) | 山村洋貴 |
| 絵コンテ、ビジュアル・コンセプトデザイン | (記載なし) | 古川知宏 |
| ビジュアル・コンセプトデザイン | (記載なし) | 川田和樹 |
| 異空間設計 | 劇団イヌカレー(泥犬) | 劇団イヌカレー(泥犬) |
| 音楽 | 梶浦由記 | 梶浦由記 |
| 音響監督 | (記載なし) | 鶴岡陽太 |
| アニメーション制作 | シャフト | シャフト |
監督の宮本幸裕さんは、2023年の発表時点ですでに公表されていました。2023年9月のコミックナタリーのスタッフ表には載っていませんが、同じ2023年9月10日のAV Watchの記事には「総監督は新房昭之、監督は宮本幸裕」と書かれています。
総作画監督も増えています。谷口淳一郎さんがキャラクターデザインと兼任し、加えて山村洋貴さんが立てられました。作画を統括する人が2人になっています。
さらに「ビジュアル・コンセプトデザイン」という役職が2人(古川知宏さん、川田和樹さん)。古川さんは絵コンテも兼任しています。色彩設計、美術、美術設定、撮影監督、編集、音響監督も公開時には明記されました。
発表時と公開時でクレジットの詳しさが違うのは通常のことです。公開時には総作画監督やビジュアル・コンセプトデザインといった作画・映像面の役職が明記されました。
キャストと新キャラクター
シリーズのレギュラーに加え、新しい人物が登場します。
コミックナタリーに掲載された情報です。
| 役 | キャスト | 備考 |
|---|---|---|
| 鹿目まどか | 悠木碧 | シリーズから続投 |
| 暁美ほむら | 斎藤千和 | シリーズから続投 |
| 巴マミ | 水橋かおり | シリーズから続投 |
| 美樹さやか | 喜多村英梨 | シリーズから続投 |
| 佐倉杏子 | 野中藍 | シリーズから続投 |
| 百江なぎさ | 阿澄佳奈 | シリーズから続投 |
| キュゥべえ | 加藤英美里 | シリーズから続投 |
| 紫丁香 | 若山詩音 | 新キャラクター(2026年4月30日発表) |
| セルマ・テレーゼ | 黒沢ともよ | 新キャラクター(2026年4月30日発表) |
| 名前のない上級生/ワス | 坂本真綾 | 新キャラクター |
既存キャラクターの声はすべて続投しています。13年ぶりの新作でこの体制が保たれているのは、シリーズの継続として大きな意味があります。
新キャラクターは3人。紫丁香(若山詩音さん)、セルマ・テレーゼ(黒沢ともよさん)、そして「名前のない上級生/ワス」(坂本真綾さん)。3人目は役名自体が特異です。
「名前のない上級生/ワス」については、登場PVと蒼樹うめさんによる新ビジュアルも公開されました。公開後に情報が出された新キャラクターです。
ここから先は筆者の見方です
ここから先は公表情報からの筆者の判断です。公式の説明ではありません。
3年の遅れをどう受け取るか
2023年9月の「2024年冬公開」から、実際の公開は2026年8月28日。公式は「製作上の都合」とだけ説明しており、それ以上の理由は公表されていません。
筆者の見方では、スタッフ表の増え方がひとつの手がかりになります。2023年時点のコミックナタリーのスタッフ表と比べると、公開時には総作画監督、ビジュアル・コンセプトデザイン2人が加わっていました。体制が固まっていく過程が、そのまま期間に出た可能性があります。
ただしこれは推測です。クレジットの詳しさは発表段階と完成時で違うのが普通で、それだけを根拠に断定はできません。
延期と興行成績の関係
3度延期された映画が、公開4日で10億円を突破し、前作を上回るペースになりました。この結果をどう読むか。
筆者の見方では、待たされた期間が需要を溜めた側面があると思います。2013年の前作から13年、告知から3年。公開初週末に観客動員数・興行収入ともに週末1位を取っています。
同時に、公開直前の導線も効いたはずです。2026年7月10日から劇場版3作のリバイバル上映が行われていました。13年ぶりでも、直前に過去作を観られる状態を作ったことになります。ここは筆者の整理です。
前作を観ていないと分からないか
本作は2013年の「[新編]叛逆の物語」の“正統なる続編”です。公式がそう位置づけています。
筆者としては、前作は観たほうがいいと考えます。続編と明言されており、キャストもそのまま。前作の結末を前提にした話であることは間違いありません。
幸い、公開前の2026年7月10日から劇場版3作のリバイバル上映が行われました。配信での視聴も可能です。順番はTVシリーズ、総集編2作、そして[新編]叛逆の物語となります。
どこで読める?
「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉」は2026年8月28日に公開されました。上映状況は公式サイトで確認してください。
前作「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」(2013年)ほか劇場版3作は、2026年7月10日から順次リバイバル上映されました。
主題歌はFictionJunction(梶浦由記のソロプロジェクト)の「彼方」です。
劇場版3作はUltra HD Blu-ray化も発表されています。
よくある質問
ワルプルギスの廻天はいつ公開された?
2026年8月28日(金)です。当初は2024年冬公開予定で、2024年秋、2026年2月と延期されてきました。
何回延期された?
公開時期が動いたのは3度です。2023年9月に「2024年冬」と告知され、2024年秋、2026年2月を経て2026年8月28日になりました。
延期の理由は?
公式サイトは「製作上の都合」と説明しています。それ以上の理由は公表されていません。
興行収入は?
公開から4日間(2026年8月28日〜31日)で10億円を突破しました。前作「[新編]叛逆の物語」(最終興行収入20億円超)を上回るペースです。
前作を観ていないと分からない?
2013年公開の「[新編]叛逆の物語」の“正統なる続編”と位置づけられているため、観ておくことをおすすめします。公開前には劇場版3作のリバイバル上映も行われました。
監督は誰?
総監督が新房昭之さん、監督が宮本幸裕さんです。脚本は虚淵玄さん、アニメーション制作はシャフトです。
新キャラクターは?
紫丁香(若山詩音さん)、セルマ・テレーゼ(黒沢ともよさん)、そして「名前のない上級生/ワス」(坂本真綾さん)です。
主題歌は?
FictionJunctionの「彼方」です。FictionJunctionは音楽を担当する梶浦由記さんのソロプロジェクトです。
まとめ
『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』は2026年8月28日に公開されました。最初に告知された公開時期は2023年9月の「2024年冬」で、そこから2024年秋、2026年2月と延期され、最終的に8月28日になっています。公開時期が動いたのは3度。公式サイトは「製作上の都合」と説明し、「公開を心待ちにしてくださっている皆さまには、改めて深く御礼申し上げます」とコメントしました。そして公開後、8月28日から31日までの4日間で興行収入10億円を突破。公開初週末に観客動員数・興行収入ともに週末ランキング第1位を獲得し、2013年公開で最終興行収入20億円を超えた前作「[新編]叛逆の物語」を上回るペースとなりました。シリーズ13年ぶりの最新作です。総監督は新房昭之さん、監督は宮本幸裕さん、脚本は虚淵玄さん、アニメーション制作はシャフト。主題歌はFictionJunctionの「彼方」です。
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出典
- コミックナタリー「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉」8月28日に公開決定(2026年2月27日)
- コミックナタリー「まどか☆マギカ」興行収入が10億円を突破、新規カット用いた新CMも公開(2026年9月1日)
- コミックナタリー「劇場版 まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉」2024年冬公開、本編映像の特報(2023年9月10日)
本記事の画像は公式サイト・公式YouTubeが公開したものを、出典を示して引用しています。文章の引用も必要な範囲にとどめました。©Magica Quartet/Aniplex,Madoka Project
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