※ アイキャッチ画像はGemini AIで生成したイメージ画像です
TVアニメ『彼方から』が2026年10月4日(日)24:00からTOKYO MXで放送開始されます。原作は「LaLa」で1991年11月号から2002年12月号まで約12年連載された異世界SF漫画で、2004年に星雲賞を受賞。この記事では4局に分かれた放送スケジュールを整理したうえで、公式コメントを読み比べて見つかった「この作品を“古いまま”出すために、制作側が何を用意したか」という一点を掘り下げます。
📋 この記事でわかること
- 4局に9日かけて広がる放送スケジュール
- 原作者のクレジットが「監修」ではなく「原作・脚本監修」である意味
- キャスト本人が明かした「当時のセリフ回しを残して演じている」という証言
- OPとEDの曲名がどちらも「光」で揃っている件
- 放送翌日に出る愛蔵版1&2巻(新規描き下ろしカバー+32P小冊子)
- 当サイト独自の6軸レーダー評価(根拠も全部公開)
📈 数字で見る『彼方から』
『彼方から』の放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送開始 | 2026年10月4日(日) |
| TOKYO MX | 10月4日(日)より 毎週日曜24:00〜 |
| AT-X | 10月7日(水)より 毎週水曜23:30〜(リピート:毎週金曜11:30/毎週火曜17:30) |
| ABCテレビ | 10月10日(土)より 毎週土曜26:30〜 |
| WOWOW | 10月13日(火)より 毎週火曜24:00〜(全話無料放送) |
| 原作・脚本監修 | ひかわきょうこ『彼方から』(白泉社) |
| 監督 | 阿部記之 |
| シリーズ構成 | たかすぎ梨香 |
| キャラクターデザイン | 安彦英二 |
| アニメーション制作 | スタジオディーン |
| オープニング主題歌 | 原因は自分にある。「逃光行」 |
| エンディング主題歌 | 名無し之太郎「光の側で」 |
この作品は4局が9日かけて順番に始まります。10月4日(日)のTOKYO MXが最速で、3日後の10月7日(水)にAT-X、さらに10月10日(土)にABCテレビ、最後が10月13日(火)のWOWOWです。
注目したいのはWOWOWが「全話無料放送」と明記されていることです。有料放送局が全話を無料で出す枠は珍しく、契約していなくても視聴できるという意味になります(受信環境は必要です)。9日待てるなら、ここが一番敷居が低い選択肢です。
AT-Xは水曜23:30と深夜になりきらない時間帯で、しかもリピート放送が週2回(金曜11:30/火曜17:30)あります。深夜が厳しい人はAT-Xかアンコールを使うのが現実的です。
なお配信サービスの情報は、2026年9月16日時点で公式サイトのON AIRページに記載がありません。他所に載っている配信日は公式発表ではない可能性があるので、当サイトでは推測を書かず、発表があり次第更新します。
独自評価:6軸レーダーで見る本作
「期待度★4」とだけ書かれても何も伝わりません。当サイトでは同じ6軸・同じ基準で作品を採点し、その根拠を必ず公開しています。実測値(公表部数やスコアサイトの数値)と編集部の判断を分けて表示しているので、納得できない軸は読み飛ばしてください。
📊 彼方から 評価レーダー
6軸すべて5点満点。「実測」は公表値・スコアサイトの数値、「編集部判断」は当サイトの評価です。根拠は下表に全部載せています。
総合スコア 4.7 / 5.0
| 評価軸 | 点数 | 根拠 | 種別 |
|---|---|---|---|
| 原作人気 | 5.0 | 「LaLa」(白泉社)1991年11月号〜2002年12月号連載、シリーズ累計発行部数400万部超。2004年に第35回星雲賞コミック部門を受賞。花とゆめコミックスで全14巻、白泉社文庫版で全7巻が刊行されている | 実測 |
| 前シーズン満足度 | 4.5 | 今回が初のアニメ化のため前シーズンなし。原作者が公式コメントで「連載終了してから今までの20年間、読者の方々から一番多くの反応をいただき、またアニメ化を望む声も断続的に上がっていた」と述べており、待機需要の大きさを反映した | 編集部判断 |
| 制作体制の安定度 | 5.0 | 監督は『幽☆遊☆白書』『BLEACH』『アルスラーン戦記』などを手がけてきた阿部記之。アニメーション制作はスタジオディーン。そして原作者のひかわきょうこが「原作・脚本監修」として脚本段階から参加している | 実測 |
| 声優陣の厚み | 4.5 | 立木典子=黒沢ともよ、イザーク=熊谷健太郎、ラチェフ=梅原裕一郎、ケイモス=竹内栄治、ガーヤ=斉藤貴美子、ゴーリヤ=宮澤正、アゴル=中野泰佑、ジーナハース=伊藤美来の8役が公式発表済み | 実測 |
| 途中から入れるか | 5.0 | 第1話が原作第1巻の「異世界に飛ばされる」場面から始まる構成と見られ、前提知識は不要。放送翌日の10月5日に愛蔵版1&2巻が同時発売されるため、原作で追いかけたい人の入口も用意されている | 編集部判断 |
| 今期の話題性 | 4.0 | 連載開始35周年の記念アニメ化、地上波2局+AT-X+WOWOW全話無料という露出、LaLa作家6名の応援イラスト企画がある一方、配信情報が未発表で視聴導線が地上波・BS寄りになっている | 編集部判断 |
※ スコアは2026年9月16日時点の公開情報にもとづく当サイトの評価です。放送開始後の反響により随時更新します。
作品紹介:下校途中の爆弾事件から、異世界へ

白泉社が愛蔵版の内容紹介として出している、いちばん短いあらすじがこれです。「下校途中に無差別爆弾事件に巻き込まれ、異世界へ飛ばされた普通の女子高生・典子。見知らぬ森の中で怯える典子を救ったのは、渡りの戦士・イザークで…。2人の出会いから、世界は大きく動き始める――。」
異世界転移のきっかけが「無差別爆弾事件」である点に、まず引っかかってほしいと思います。トラックでも神様の手違いでもなく、現実の都市で起きる無差別テロです。これが1991年の少女漫画の書き出しであることを、頭の隅に置いておいてください。
そして典子は、異世界でただ守られる側にはなりません。物語が進むと典子が天上鬼を覚醒させる予言の存在「目覚め」であることが明らかになっていきます。つまり彼女自身が世界を壊しうる装置として、この世界に落ちてきている。
公式サイトのイントロダクションは本作をこう位置づけています。「優秀なSF作品に贈られる『星雲賞』を、2004年に受賞した異世界アクションファンタジー漫画の金字塔」。少女漫画誌の連載作が、SFの賞を獲っている——そこがこの作品の特異な点です。
監督の阿部記之は公式コメントでこう書いています。「目に見えない大きな世界の渦に翻弄されながら、絆そして愛を、一生懸命育んでいくイザークと典子の物語は、今の時代、とても新鮮に感じてもらえる気がしています。我々が忘れかけている二人の必死さを没入感をたっぷりに描いていきたいです」。
「我々が忘れかけている二人の必死さ」——古いものを新しく作り直す、という言い方ではありません。今は失われたものが、そこに残っているという言い方です。この記事の後半は、この一文の裏付けを公式情報の中から探していきます。
【図解】35年前の作品を「古いまま」出すために、制作側が用意したもの
🧭 現代化しない、という選択の担保
公式サイトのクレジットとコメントを突き合わせると、同じ方向を指している材料が3つ見つかります。


出典:アニメ公式サイト STAFF&CAST ページ掲載のクレジットおよび各コメントにもとづく
主人公紹介:立木典子(たちき のりこ)
立木典子
CV. 黒沢ともよ
下校途中に無差別爆弾事件に巻き込まれ、異世界へ飛ばされた普通の女子高生。見知らぬ森の中で怯えていたところを、渡りの戦士イザークに救われる。物語が進むにつれ、天上鬼を覚醒させる予言の存在「目覚め」であることが明らかになっていく。
- CV:黒沢ともよ
- 異世界に落ちるきっかけは「無差別爆弾事件」
- イザークに救われ、そこから世界が動き始める
- 天上鬼を覚醒させる予言の存在「目覚め」
- ガーヤ役の斉藤貴美子は「ノリコが可愛くて可愛くて、たまりません」とコメント
深掘り:黒沢ともよが「救われた」と書いているのは典子の何か
黒沢ともよの公式コメントは、演技論として読むとかなり具体的です。
「まず、オーディションにあたりこの作品を読んで、典子の健やかさに救われました。あっけらかんとして、素直で。自分が『できる』と思ったというよりは、わたしが救われたあの子の魂をそのまま丸っと綴じ込めたい、というエゴの塊でした」
使われている言葉が「健やかさ」「あっけらかんとして、素直で」です。強い、賢い、芯がある——ではありません。暗くならないことを最初に挙げている。
これは典子というキャラクターの立ち位置を考えると筋が通ります。無差別爆弾で異世界に飛ばされ、言葉も通じず、しかも自分が世界を壊す予言の存在だと告げられる。いくらでも暗くできる設定です。そこを「健やか」で通すキャラクターとして書かれている。
そして「わたしが救われたあの子の魂をそのまま丸っと綴じ込めたい」という言い方。解釈して作り直すのではなく、そのまま閉じ込める——これも前章の「古いまま出す」という方針と同じ方向を向いています。演者個人の意欲としてではなく、作品全体の設計として読めます。
参考までに、ガーヤ役の斉藤貴美子は「黒沢ともよちゃん演じる『ノリコ』が可愛くて可愛くて、たまりません」と書いています。現場で聞いている共演者の反応としても、狙いは通っているようです。
もう一人の主人公:イザーク・キア・タージ
イザーク・キア・タージ
CV. 熊谷健太郎
渡りの戦士。見知らぬ森の中で怯えていた典子を救った人物で、2人の出会いから世界が大きく動き始める。演じる熊谷健太郎は公式コメントで「寡黙で不器用で、優しいイザーク。様々な葛藤や苦しみに直面しながら進んでゆく彼の姿を、典子と共に運命に立ち向かう彼らを、全力で努めさせていただきます」と述べている。
- CV:熊谷健太郎
- 肩書きは「渡りの戦士」
- 森で怯えていた典子を救った人物
- 公式コメントいわく「寡黙で不器用で、優しい」
- 「様々な葛藤や苦しみに直面しながら進んでゆく」
深掘り:OP主題歌のコメントが「典子とイザーク、2人の世界」と書いている
この作品の主役が2人であることは、主題歌アーティストのコメントにも出ています。
オープニングを担当する原因は自分にある。は、公式コメントでこう書いています——「典子とイザーク、2人の世界をさらに彩り豊かにできる楽曲に仕上がっています」。エンディングの名無し之太郎も「アニメで動く典子とイザークに会える日が、今からとても楽しみで仕方ありません」。
OP・EDの両方が、作品名ではなく「典子とイザーク」という2人の名前で作品を語っています。主題歌の依頼を受けた側が最初に掴んだものが、世界設定でも冒険でもなく2人の関係だったということです。
監督コメントの「絆そして愛を、一生懸命育んでいく」「我々が忘れかけている二人の必死さ」も同じ方向を指しています。異世界アクションファンタジーでSFの賞を獲った作品でありながら、制作に関わった全員が真っ先に言うのは2人のこと——ここが本作の重心です。
熊谷健太郎の「寡黙で不器用で、優しい」という3語も覚えておくと良いと思います。喋らない、うまくやれない、それでも優しい。言葉で解決しない主人公なので、間や呼吸の芝居が効く役です。アニメでどう出るかは第1話の注目点になります。
【図解】人物相関図:公式に発表されている8人の関係
💞 2人の旅と、立ちはだかる側
2026年9月16日時点で公式発表されているキャストは8人。それぞれの紹介コメントから、確認できる関係だけを並べます。
- 🏠イザーク・キア・タージ → 立木典子 … 見知らぬ森で怯えていた典子を救った。2人の出会いから世界が大きく動き始める
- 🤝ゴーリヤ → ラチェフ … ラチェフの部下。占者としてラチェフ側の陣営に属する
- 🏠ジーナハース → アゴル … アゴルの娘。アゴルは娘の名前をよく呼ぶ(中野泰佑コメント)
- ⚔ラチェフ → 立木典子 … 「人間の負の部分」を担うキャラクター(梅原裕一郎コメント)
🏠 特に近い関係/🤝 同じ陣営/⚔ 対立する側
出典:アニメ公式サイト STAFF&CAST ページ掲載の各キャストコメントにもとづく
公式発表されている主要キャラクター
ラチェフ
CV. 梅原裕一郎
演じる梅原裕一郎は公式コメントで「ラチェフはマキャベリズムを持ったとても人間くさいキャラクターだと思っていて、人間の負の部分を楽しく演じたいと思います」と述べている。ゴーリヤが「ラチェフの部下」と紹介されていることから、配下を持つ立場にあることが分かる。
- CV:梅原裕一郎
- 「マキャベリズムを持ったとても人間くさいキャラクター」
- 「人間の負の部分」を担う役どころ
- 占者ゴーリヤを部下に持つ
- 梅原本人が「オーディションを受けた時から演じてみたい役柄でした」とコメント
ケイモス・リー・ゴーダ
CV. 竹内栄治
演じる竹内栄治によれば「能力者としての自分の強さに絶対の自信を持っていて、自分より強い者は認めない。自分が誰よりも強くなるために利用できるのなら、たとえ相手が悪でも構わない。目的のために手段を選ばない、とても純粋で、とても傲慢な男」。主人公の典子やイザークたちの前に立ちはだかる敵として物語に関わっていく。
- CV:竹内栄治
- 「能力者としての自分の強さに絶対の自信」
- 「自分より強い者は認めない」
- 目的のためなら相手が悪でも利用する
- 典子とイザークの前に立ちはだかる敵
ガーヤ・イル・ビスカ
CV. 斉藤貴美子
演じる斉藤貴美子いわく「強くて面倒見が良くて情に厚い、みんなのお母ちゃん的な存在」。斉藤は「今この時代に、アニメで観られるだけで幸せなのに、出演させていただけるなんて!連載当時の私には想像も出来ませんでした」と、原作の連載当時からの読者であることを明かしている。
- CV:斉藤貴美子
- 「強くて面倒見が良くて情に厚い、みんなのお母ちゃん的な存在」
- 公式サイトの表記は「ガーヤ」、コメント内では「ガーヤ・イル・ビスカ」
- 演じる斉藤貴美子は原作の連載当時からの読者
ゴーリヤ
CV. 宮澤 正
ラチェフの部下で、占者(うらないしゃ)。演じる宮澤正は「とても壮大な異世界のワクワク物語、決して悪ではなく私達の正義を楽しんで演じようと思います」とコメントしており、ラチェフ陣営が単純な悪役として描かれるわけではないことを示唆している。
- CV:宮澤 正
- ラチェフの部下
- 肩書きは「占者」
- 「決して悪ではなく私達の正義を」というコメント
アゴル
CV. 中野泰佑
ジーナハースの父。演じる中野泰佑は「アゴルのような強くて優しい男を演じるのは、普段癖の強いキャラクターを頂く事の多い僕にとっては大変やりがいがあり」と述べ、さらに「アゴルは娘の名前をよく呼びます。収録中は娘を呼ぶ時の温度を特に大切にしました」とコメントしている。
- CV:中野泰佑
- ジーナハースの父
- 「強くて優しい男」
- 娘の名前を呼ぶ場面が多く、その温度が演技の要
ジーナハース
CV. 伊藤美来
アゴルの娘。演じる伊藤美来によれば「ジーナは目が見えないながら、占者の力を持っています。歳も見た目も幼いのですがとてもしっかり者で、みんなに自分の見たものを伝えたり、意見をしていたりして聡明で優秀な子です」。父といるときは年相応に甘えた表情も見せる。
- CV:伊藤美来
- 目が見えないが「占者」の力を持つ
- 見た目は幼いが聡明でしっかり者
- 「自分の見たもの」を周囲に伝える役割
- 父アゴルの前では年相応に甘える
このキャスト表を眺めていて気づくのは、「占者(うらないしゃ)」という肩書きが2人に付いていることです。ラチェフの部下・ゴーリヤと、アゴルの娘・ジーナハース。個人の特殊能力ではなく、世界に存在する職能として設計されていることが分かります。
しかも敵側にも味方側にも占者がいる。先を見る力が片方の陣営の専売ではないということで、「相手も同じものを見ている」前提で動く物語になります。ジーナハースの紹介にある「自分の見たものを伝えたり」という一文は、そのまま情報戦の描写になり得ます。
そしてジーナハースは目が見えないのに占者の力を持つという設定。見えない人が見る、という反転が、キャラクター単体に仕込まれています。伊藤美来が「ジーナの力が物語の中でどんな作用をするのか、是非見届けていただけたら嬉しいです!」と書いているのは、彼女の能力が物語の展開に直接効く位置にあるからでしょう。
見どころ:OPとEDの曲名が、どちらも「光」で揃っている
主題歌の発表を見たとき、真っ先に目に入るのがこれです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| オープニング主題歌 | 原因は自分にある。「逃光行」 |
| エンディング主題歌 | 名無し之太郎「光の側で」 |
| ED作詞・作曲 | 名無し之太郎 |
| ED編曲 | 松岡モトキ、きなみうみ、名無し之太郎 |
| 劇伴音楽 | はまたけし(Cosmic Wave) |
OPが「逃光行」、EDが「光の側で」。2曲とも曲名に「光」が入っていて、しかも光から逃げる/光の側にいるという正反対の位置関係になっています。1話のアタマとオシリで、同じモチーフの表と裏が鳴る構成です。
偶然かどうかは断定できませんが、作品タイトル自体が『彼方から』=どこか遠くから来るものである以上、光のモチーフが選ばれていること自体は筋が通っています。放送が始まったら、映像側が何を光として見せるかを確認したいところです。
そしてもう一点、エンディングを担当する名無し之太郎のプロフィールとコメントが、この企画の性格をよく表しています。
公式プロフィールによれば、名無し之太郎は北海道・函館出身のギターレス4ピースバンドで、「今年大学を卒業したばかりの4人」。つまり原作の連載が終わった2002年前後に生まれた世代です。
本人コメントはこうです——「『もっと早くこの作品に出会いたかった!』と、原作を読み終えたとき心から思いました。EDのお話をいただくまで『彼方から』を知らずにいた私ですが、作詞のために読み始めるうち、人物同士の関係性や重厚な物語にすっかり魅了され、気づけば読み終えていました」。
対照的なのが、ガーヤ役の斉藤貴美子です。「連載当時の私には想像も出来ませんでした」——連載をリアルタイムで読んでいた側。同じ作品に、連載当時の読者と、今回初めて読んだ世代が同時に参加しているわけです。
前半で見た「古いまま出す」という方針と、この座組みは矛盾しません。作品を現代化して新規層に合わせるのではなく、作品はそのままにして、新規層のほうを作品に合わせて入れている。名無し之太郎のコメントは、その入り方が実際に機能した記録になっています。
最後に実務的な話をひとつ。放送開始の翌日、2026年10月5日に『彼方から 小冊子付き愛蔵版』の1巻と2巻が同時発売されます(花とゆめコミックススペシャル/各1,980円)。カバーは新規描き下ろしで、カラーイラストや初公開ラフを収録した32ページの小冊子付き。紀伊國屋書店・三省堂書店・丸善&ジュンク堂書店ではイラストカード、楽天ブックスではミニ複製原画風カードの購入特典も用意されています。第1話を観てから原作に行く人には、ちょうどいいタイミングで出てきます。
公式ビジュアル


キャスト・スタッフ
メインキャスト
| キャラクター | 声優 |
|---|---|
| 立木典子 | 黒沢ともよ |
| イザーク・キア・タージ | 熊谷健太郎 |
| ラチェフ | 梅原裕一郎 |
| ケイモス・リー・ゴーダ | 竹内栄治 |
| ガーヤ | 斉藤貴美子 |
| ゴーリヤ | 宮澤 正 |
| アゴル | 中野泰佑 |
| ジーナハース | 伊藤美来 |
スタッフ
| 役職 | 担当 |
|---|---|
| 原作・脚本監修 | ひかわきょうこ『彼方から』(白泉社) |
| 監督 | 阿部記之 |
| シリーズ構成 | たかすぎ梨香 |
| キャラクターデザイン | 安彦英二 |
| 美術監督 | 黛 昌樹 |
| 色彩設計 | 桂木今里 |
| 撮影監督 | 李 仁周 |
| 編集 | 白石あかね |
| 音楽 | はまたけし(Cosmic Wave) |
| 音響監督 | 矢野さとし |
| 音響効果 | 田中秀実 |
| 音響制作 | Ai Addiction |
| アニメーション制作 | スタジオディーン |
| 製作 | 彼方から製作委員会 |
どこで見られる?
| 視聴方法 | 内容 |
|---|---|
| TOKYO MX(最速) | 2026年10月4日(日)より 毎週日曜24:00〜 |
| AT-X | 2026年10月7日(水)より 毎週水曜23:30〜 |
| AT-X リピート | 毎週金曜11:30〜/毎週火曜17:30〜 |
| ABCテレビ | 2026年10月10日(土)より 毎週土曜26:30〜 |
| WOWOW | 2026年10月13日(火)より 毎週火曜24:00〜(全話無料放送) |
| 配信 | 2026年9月16日時点で公式サイトに記載なし |
| 原作 | 『彼方から 小冊子付き愛蔵版』1巻・2巻が2026年10月5日(月)同時発売(花とゆめコミックススペシャル/各1,980円) |
いちばん早いのはTOKYO MXの10月4日(日)24:00。関西圏ならABCテレビ(10月10日から土曜26:30)、時間帯を優先するならAT-X(水曜23:30+リピート週2回)です。
契約の敷居がいちばん低いのはWOWOWで、公式サイトに「全話無料放送」と明記されています。9日遅れにはなりますが、加入せずに全話追えるルートです。
配信については公式サイトのON AIRページに記載がないため、当サイトでは扱いません。発表があり次第この記事を更新します。
よくある質問
原作を読んでいないと分かりませんか?
問題ありません。物語は「下校途中に無差別爆弾事件に巻き込まれ、異世界へ飛ばされた普通の女子高生・典子」から始まるので、第1話から入れます。原作で追いかけたい場合は、放送翌日の2026年10月5日に『彼方から 小冊子付き愛蔵版』1巻・2巻が同時発売されます。
放送はいつからですか?
2026年10月4日(日)のTOKYO MX(毎週日曜24:00〜)が最速です。続いて10月7日(水)からAT-X(水曜23:30〜)、10月10日(土)からABCテレビ(土曜26:30〜)、10月13日(火)からWOWOW(火曜24:00〜・全話無料放送)と、9日かけて4局に広がります。
配信はどこで観られますか?
2026年9月16日時点で、公式サイトのON AIRページに配信サービスの記載がありません。発表があり次第この記事を更新します。
少女漫画が原作なのにSF作品なんですか?
はい。原作は「LaLa」(白泉社)で1991年11月号から2002年12月号まで連載された作品ですが、2004年に優れたSF作品へ贈られる第35回星雲賞コミック部門を受賞しています。公式サイトも「異世界アクションファンタジー漫画の金字塔」「SF描写は今の時代においても見応え十分」と位置づけています。
35年前の作品ですが、演出やセリフは現代風に直されていますか?
ラチェフ役の梅原裕一郎が公式コメントで「セリフ回しなど当時の時代の雰囲気を残しつつ演じられている」と明言しています。また原作者のひかわきょうこが「原作・脚本監修」として脚本段階から参加しており、監督の阿部記之も「今の時代、とても新鮮に感じてもらえる気がしています」とコメントしています。現代化ではなく、当時の空気を残す方向で作られていると読めます。
主題歌は誰が歌っていますか?
オープニング主題歌は原因は自分にある。の「逃光行」、エンディング主題歌は名無し之太郎の「光の側で」(作詞・作曲:名無し之太郎/編曲:松岡モトキ、きなみうみ、名無し之太郎)です。劇伴音楽ははまたけし(Cosmic Wave)が担当します。
まとめ
『彼方から』は2026年10月4日(日)24:00からTOKYO MXで放送開始。以降、10月7日にAT-X、10月10日にABCテレビ、10月13日にWOWOW(全話無料放送)と、9日かけて4局に広がります。原作は「LaLa」で1991年11月号から2002年12月号まで約12年連載され、累計400万部、2004年に第35回星雲賞コミック部門を受賞した異世界SF漫画です。この記事で追いかけたのは、制作側が35年前の作品を「現代化せずに出す」方向で組んでいるという点。根拠は3つで、①原作者のクレジットが「原作・脚本監修」であること、②監督が「今の時代、とても新鮮に感じてもらえる」と言っていること、③ラチェフ役の梅原裕一郎が「セリフ回しなど当時の時代の雰囲気を残しつつ演じられている」と証言していることです。なお放送翌日の10月5日には、新規描き下ろしカバーと32P小冊子が付いた愛蔵版1&2巻が同時発売されます。
出典
- TVアニメ『彼方から』公式サイト
- 公式サイト ON AIR(放送情報)
- 公式サイト STAFF&CAST(スタッフ・キャストとコメント)
- 公式サイト MUSIC(主題歌情報とアーティストコメント)
- 白泉社「彼方から 小冊子付き愛蔵版 1」書誌ページ
- 白泉社「彼方から 小冊子付き愛蔵版」1&2巻 10/5 発売記念 特典情報
- アニメハック「ひかわきょうこ『彼方から』26年内にTVアニメ化 監督は『幽☆遊☆白書』『アルスラーン戦記』の阿部記之」
記事内のキービジュアル・キャラクタービジュアルは、作品紹介を目的として公式サイトより引用しています。画像の権利はすべて権利者に帰属します。©ひかわきょうこ・白泉社/彼方から製作委員会
📚 発売日・放送日をまとめてチェック
直近の発売予定
- 9/29(火) ドカ食いダイスキ! もちづきさん 4巻
- 10/1(木) 2026年秋アニメ 放送開始
- 10/1(木) マジカル☆エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる 14巻
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