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FAIRY TAIL 100年クエスト|本編は11年間休載なしだった。続編で作者は「ネーム原作」に回った

骸骨騎士様Ⅱ考察 ヒナとAIくん 夜の城

※本記事は、公式サイト・出版社・ニュースサイトで公開されている情報をもとにまとめています。推測にあたる部分は、その旨を書いています。

FAIRY TAIL 100年クエスト(FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST)を読むうえで、いちばん押さえておきたいのは作者の立ち位置です。本編『FAIRY TAIL』は週刊少年マガジンで2006年から2017年まで、約11年間、一度も休載せずに全63巻で完結しました。そして続編であるこの作品では、真島ヒロさんは「ネーム原作」という役割に回り、作画は上田敦夫さんが担当しています。同じ作者の続編でありながら、絵を描いている人が違う——この記事ではそこを起点に、本編との関係と現在までの流れを出典つきで整理します。

📘 この記事でわかること

  • 本編が11年間休載なしで完結したという記録
  • 続編で作者が「ネーム原作」に回ったこと
  • 作画を担当している人は誰か
  • 「100年クエスト」とは作中で何を指すのか
  • 連載開始からアニメ化までの流れ
  • 本編を読んでいないと分からないのか

📈 数字で見るFAIRY TAILと100年クエスト

11年間
本編『FAIRY TAIL』の連載期間。週刊少年マガジン2006年35号〜2017年34号。休載なし
全63巻
本編の巻数。最終63巻は2017年11月発売
2018年7月25日
続編『100 YEARS QUEST』がマガジンポケットで連載開始した日
2021年9月11日
続編のTVアニメ化が発表された日。「真島ヒロ ファンミーティング@Mixalive TOKYO」にて

本編と続編は何が違うのか

🔑 作り手の体制が変わっている

  1. 本編は真島ヒロが1人で描いた。週刊少年マガジンで2006年35号から2017年34号まで、約11年間。この間、休載は一度もありませんでした。
  2. 続編は「ネーム原作:真島ヒロ/作画:上田敦夫」。真島さんはネーム(コマ割りと構成の下描き)までを担当し、仕上げの作画は上田さんが行います。
  3. 掲載先も変わった。本編は紙の週刊少年マガジン、続編はマンガアプリのマガジンポケットです。2018年7月25日に連載が始まりました。

続編は「2017年に完結した『FAIRY TAIL』のその後を描く“正統続編”」と案内されています。番外編ではなく本編の続きです。

FAIRY TAILと100年クエストについて記録されていること

『FAIRY TAIL』は、魔導士ギルド「妖精の尻尾」に所属するナツやルーシィの冒険を描くバトルファンタジーです。続編の『100 YEARS QUEST』はその後を扱います。

節目ごとの報道から、この作品の輪郭を確認します。

「11年間に渡り連載された」

2017年7月26日発売の週刊少年マガジン34号で、本編が完結しました。そのときの記事の見出しには「11年間休載なしで完結」と書かれています。

「週刊少年マガジン34号の表紙と巻頭ページを飾った「FAIRY TAIL」は、魔導士ギルド「妖精の尻尾」に所属する魔導士のナツやルーシィの冒険を描くバトルファンタジー。週刊少年マガジン2006年35号から、約11年間に渡り連載された」
— コミックナタリー記事本文(出典:コミックナタリー 真島ヒロ「FAIRY TAIL」11年間休載なしで完結!新作アニメは2018年放送(2017年7月26日))

完結記念として誌面には「FAIRY TAIL連載11年の軌跡」というカラー口絵が掲載され、扉イラストの複製原画を応募者全員にプレゼントする企画も行われました。アニメでルーシィ役を演じた平野綾さんが名言や名シーンを選ぶ特別企画も収められています。

週刊連載を11年、一度も休まない。この記録が、続編で作者が作画から離れたことの背景として効いてきます。単行本62巻は2017年9月15日、最終63巻は同年11月に発売されました。

続編は「ネーム原作」という形で始まった

続編のTVアニメ化は2021年9月11日、「真島ヒロ ファンミーティング@Mixalive TOKYO」で発表されました。その報道が、この作品の体制を端的に示しています。

「真島がネーム原作を務める「FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST」は、2017年に完結した「FAIRY TAIL」のその後を描く“正統続編”で、ナツ、ルーシィ、ハッピーたちが、魔導士ギルド創設以来誰も達成した者がいない伝説の依頼「100年クエスト」に挑む冒険が描かれる」
— コミックナタリー記事本文(出典:コミックナタリー 真島ヒロがネーム原作を務める「FAIRY TAIL」の“正統続編”がTVアニメ化(2021年9月12日))

作画は上田敦夫さん。マガジンポケットの連載ページにも「ネーム原作/真島ヒロ 作画/上田敦夫」と明記されています。

「100年クエスト」は、ギルド創設以来誰も達成していない依頼という設定です。本編で最強と呼ばれるまでになったナツたちに、さらに上の課題を与えるための枠組みになっています。

FAIRY TAIL 100年クエストの基本情報

項目内容
作品名FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST(FAIRY TAIL 100年クエスト)
ネーム原作真島ヒロ
作画上田敦夫
掲載マガジンポケット(講談社)。2018年7月25日に連載開始
1巻の発売2018年11月9日
位置づけ2017年に完結した『FAIRY TAIL』のその後を描く“正統続編”
内容ナツ、ルーシィ、ハッピーたちが、魔導士ギルド創設以来誰も達成した者がいない伝説の依頼「100年クエスト」に挑む
TVアニメ2024年7月放送開始。メインキャストは本編から続投
本編『FAIRY TAIL』週刊少年マガジン2006年35号〜2017年34号。約11年間、休載なしで全63巻
本編の映像化2009年と2014年にTVアニメ化、2012年と2017年に劇場アニメ化、2016年に舞台化(発表は2015年)。2018年にアニメファイナルシリーズ
本編の完結記念カラー口絵「FAIRY TAIL連載11年の軌跡」、扉イラスト複製原画の応募者全員プレゼント、平野綾が名言・名シーンを選ぶ特別企画

本編と続編を並べる

同じシリーズですが、作り方から掲載先まで変わっています。どちらを読んでいるのか混乱しないよう、整理しておきます。

✅ 作品・公式で確認できること
公表されている内容から並べたものです。
項目FAIRY TAIL(本編)100 YEARS QUEST(続編)
作者の役割真島ヒロが原作・作画の両方真島ヒロはネーム原作。作画は上田敦夫
掲載先週刊少年マガジン(紙の週刊誌)マガジンポケット(マンガアプリ)
連載期間2006年35号〜2017年34号。約11年間、休載なし2018年7月25日から連載中
巻数全63巻(最終巻は2017年11月発売)刊行中。1巻は2018年11月9日発売
主人公ナツ、ルーシィら同じ。ナツ、ルーシィ、ハッピーら
物語の枠組み魔導士ギルド「妖精の尻尾」の冒険ギルド創設以来誰も達成していない依頼「100年クエスト」への挑戦
TVアニメ2009年、2014年、2018年(ファイナルシリーズ)2024年7月放送開始。メインキャスト続投

掲載先が紙の週刊誌からアプリに変わっている点も見落とせません。週刊連載を11年続けた作者が、続編ではネームまでの担当になり、掲載も月刊・不定期で回せる場所へ移りました。

声優は本編から続投しています。ルーシィ役の平野綾さん、ナツ役の柿原徹也さんらが同じ役を続けているため、アニメとして観るぶんには断絶がありません。

連載からアニメ化までの流れ

本編の完結から続編の連載開始までは1年。そこからアニメ放送までは約6年かかりました。

✅ 作品・公式で確認できること
公表されている内容です。
時期できごと
2006年35号本編『FAIRY TAIL』が週刊少年マガジンで連載開始
2017年5月17日「あと2巻で完結」と告知され、61巻が発売される
2017年7月25日完結記念の真島ヒロインタビューがマガポケ限定で公開される
2017年7月26日週刊少年マガジン34号で本編が完結。11年間休載なし
2017年9月15日/11月62巻と最終63巻が発売
2018年4月11日真島ヒロの新連載が6月に週刊少年マガジンで始まること、そして『FAIRY TAIL』の続編とスピンオフの制作も決定したことが発表される
2018年7月25日続編『100 YEARS QUEST』がマガジンポケットで連載開始
2018年11月9日続編の1巻が発売
2021年9月11日「真島ヒロ ファンミーティング@Mixalive TOKYO」で続編のTVアニメ化が発表される
2024年7月TVアニメ『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』放送開始

続編とスピンオフ、そして真島ヒロの新連載が同じ発表でまとめて出ているのが2018年4月です。本編を描き終えた作者が、新作に取りかかりながら続編を監修する体制へ移った時期にあたります。

アニメ化の発表がファンミーティングの場で行われた点も、この作品の届け方をよく表しています。

本編を読んでいないと分からないか(ここから先は筆者の判断です)

❓ まだ分かっていないこと(以下は推測です)
ここから先は公表データからの筆者の判断です。好みによって答えは変わります。

続編から入れるのか

結論から言うと、本編を読んでいたほうが圧倒的に楽しめます。“正統続編”と案内されているとおり、人物関係も強さの基準も本編を前提にしています。

ただし全63巻は重いので、アニメから入るのが現実的だと筆者は考えます。本編のアニメは2009年・2014年・2018年(ファイナルシリーズ)の3期分があり、そこを通ればナツたちの現在地が分かります。

続編のアニメはメインキャストが続投しているので、声の連続性でつながる作りです。ここは初見でも助けになります。

「ネーム原作」で何が変わったのか

真島ヒロさんがネームまで、上田敦夫さんが作画。この体制で絵がどう変わったかを作者側が説明した資料には、本記事の調査範囲でたどり着けませんでした。

筆者の見立てでは、コマ割りと構成は本編と地続き、線の質感は別物になっているはずです。ネームは物語の骨格そのものなので、読み味の連続性はそこで担保されます。

本編を11年間休まず描き切った人が、続編で作画を手放した。これは体力配分として当然の選択に見えます。ただしこれは解釈です。

本編の「休載なし11年」をどう受け取るか

週刊連載を11年、一度も休まない。長期連載で休載が珍しくないなかで、これは相当な記録です。

筆者は、この記録と続編の体制はセットで見るべきだと考えます。本編を1人で走り切ったからこそ、続編を他の人と分担する形が選べた——順番としてそう読めます。

なお本編は連載20周年を記念した短期集中連載も行われており、シリーズとしてはいまも動いています。

どこで読める?

本編『FAIRY TAIL』は講談社から全63巻。最終63巻は2017年11月発売です。電子版も主要な電子書店で配信されています。

続編『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』はマガジンポケットで連載中で、コミックスも刊行されています。最新の刊行状況は書店や電子書店で確認してください。

アニメは本編が3期分、続編が2024年7月放送開始分あります。配信先は時期によって変わるため、視聴前に確認してください。

よくある質問

FAIRY TAIL 100年クエストは誰が描いている?

ネーム原作が真島ヒロさん、作画が上田敦夫さんです。本編『FAIRY TAIL』は真島さんが原作・作画の両方を担当していました。

本編とどういう関係?

2017年に完結した『FAIRY TAIL』のその後を描く“正統続編”です。ナツ、ルーシィ、ハッピーたちが、魔導士ギルド創設以来誰も達成していない伝説の依頼「100年クエスト」に挑みます。

どこで連載している?

マガジンポケット(講談社)です。2018年7月25日に連載が始まり、1巻は同年11月9日に発売されました。

本編は何巻まで?

全63巻です。週刊少年マガジン2006年35号から2017年34号まで、約11年間連載され、その間の休載は一度もありませんでした。

アニメはいつから?

続編のTVアニメは2024年7月に放送開始しました。メインキャストは本編から続投しています。

本編を読んでいなくても楽しめる?

“正統続編”なので本編を前提にしています。全63巻が重いなら、本編のアニメ(2009年・2014年・2018年)を通るのが現実的です。

まとめ

『FAIRY TAIL 100年クエスト』を読むうえで押さえておきたいのは作者の立ち位置です。本編『FAIRY TAIL』は週刊少年マガジンで2006年35号から2017年34号まで、約11年間、一度も休載せずに連載され全63巻で完結しました。そして続編であるこの作品では、真島ヒロさんが「ネーム原作」に回り、作画は上田敦夫さんが担当しています。掲載先も紙の週刊少年マガジンからマンガアプリのマガジンポケットへ変わりました。2018年7月25日に連載が始まり、1巻は同年11月9日発売。2021年9月11日のファンミーティングでTVアニメ化が発表され、2024年7月に放送が始まりました。メインキャストは本編から続投しています。「100年クエスト」は、魔導士ギルド創設以来誰も達成した者がいない伝説の依頼という設定です。

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出典

本文の引用はいずれも出典付きで、範囲を絞っています。画像の掲載はありません。©真島ヒロ・上田敦夫/講談社

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