※本記事は、公式サイト・出版社・ニュースサイトで公開されている情報をもとにまとめています。推測にあたる部分は、その旨を書いています。
タコピーの原罪は少年ジャンプ+で2021年12月から2022年3月まで連載された、全2巻の作品です。連載は約4か月。その短さでジャンプ+の連載作品として初めて1日あたり200万以上の閲覧数を記録し、単行本は発売前重版もかかりました。もうひとつ、声について面白い符合があります。2022年3月4日の上巻発売時に公開されたPVには間宮くるみさんと上田麗奈さんが出演していました。アニメ化が発表されたのは2024年12月。そのキャストも同じ2人でした。
📘 この記事でわかること
- 連載期間と巻数
- 200万閲覧という記録
- 単行本PVの声優
- アニメのキャストとの一致
- アニメは全6話
- 劇場版の作り方
📈 数字で見るタコピーの原罪
この作品はどれくらいの分量か
🔑 4か月・2巻・アニメ6話
- 原作は全2巻。少年ジャンプ+で2021年12月から2022年3月まで連載されました。
- アニメは全6話。2025年6月28日0時よりNetflix、Prime Video、ABEMAほかで配信。
- 劇場版は再編集。「タコピーの原罪 -ありがとう、また明日-」として全6話を劇場用に再編集し、新たなシーンを追加しています。
劇場版の公開は2026年11月27日です。
作者と主題歌の担当が語ったこと
コミックナタリーは、アニメの配信決定(2025年5月20日)と劇場公開決定(2026年5月23日)をそれぞれ報じています。
原作者のタイザン5さんと、オープニング・エンディングを書き下ろした2組のコメントが載っています。
「第一話の劇場先行上映での音響、大画面で見た感動が忘れられなかった」
劇場公開が決まったときの、原作者のコメントです。
「「タコピーの原罪」映画化ありがとうございます!! 第一話の劇場先行上映での音響、大画面で見た感動が忘れられなかったので本当に嬉しいです。何度でも見に行きます!! 新しく動くキャラクターたちもとても楽しみです。皆さまも是非…!!」
「第一話の劇場先行上映」を挙げています。アニメの配信前、2025年5月20日に池袋で先行上映会とトークショーが行われました。そこでの体験が理由になっています。
挙げているのが「音響」です。絵ではなく音。劇場で観る理由として音を先に書いています。
「新しく動くキャラクターたちもとても楽しみです」。劇場版には新たなシーンが追加されるため、作者もまだ見ていない部分があることになります。
「周りに色がない感覚だった時のこと」
オープニングテーマ「ハッピーラッキーチャッピー」を書き下ろしたanoさんのコメントです。
「もともと原作を読ませていただいていて、作品が抱える重く苦しい部分に共感するところがあったからこそ、今回お話をいただいて、どんなふうに曲にしたらいいのかすごく悩みました。自分の中学生時代、周りに色がない感覚だった時のこと、そしてそれは今でも陥ること、それをありのまま書きました。」
「もともと原作を読ませていただいていて」。依頼を受ける前からの読者でした。
そして共感していたからこそ悩んだという順序です。「重く苦しい部分に共感するところがあったからこそ……すごく悩みました」。
書いた中身は自分の中学生時代。「周りに色がない感覚だった時のこと、そしてそれは今でも陥ること」。作品の内容をなぞるのではなく、自分の記憶を出しています。
曲名は「ハッピーラッキーチャッピー」。作中の「ハッピー道具」と語感がそろっています。
「音楽だってハッピー道具みたいなものだから」
エンディングテーマ「がらすの線」を書き下ろしたTeleさんのコメントです。
「タコピーという存在に自分を重ねてしまう。ある一面では音楽だってハッピー道具みたいなものだから。(中略)何にもわからないのに「ただ救いたい、力になりたい」という感情だけがある苦しみ。見えない相手の手を握ろうとする事はなによりも難しい。」
「音楽だってハッピー道具みたいなものだから」。作中の道具と自分の仕事を重ねています。
「何にもわからないのに「ただ救いたい、力になりたい」という感情だけがある苦しみ」。これは作中のタコピーの状態そのものです。
Teleさんは「この作品に出てくる人物は、誰もが酸欠の魚みたいに喘いで生きている」とも書き、「僕が彼らにできるのはこの曲を書く事だけだった」と結んでいます。
2組とも、作品を説明するのではなく自分の側から書いています。anoさんは自分の中学生時代、Teleさんは自分の仕事。
「タコピーの原罪」の基本情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | タコピーの原罪 |
| 作者 | タイザン5 |
| 位置づけ | タイザン5の初連載作 |
| 掲載 | 少年ジャンプ+ |
| 連載期間 | 2021年12月〜2022年3月 |
| 巻数 | 全2巻 |
| 上巻の発売 | 2022年3月4日(集英社) |
| 下巻の発売 | 2022年4月4日(集英社) |
| 記録 | ジャンプ+連載作品で初となる1日あたり200万以上の閲覧数 |
| 単行本 | 発売前重版が行われた |
| 内容 | いじめや親との問題など小学生の無情な現実を、ポップな絵柄でシビアに描いた作品 |
| アニメ配信 | 2025年6月28日0時より(毎週土曜0時) |
| アニメの話数 | 全6話 |
| アニメーション制作 | ENISHIYA |
| 監督・シリーズ構成 | 飯野慎也 |
| オープニングテーマ | ano「ハッピーラッキーチャッピー」(書き下ろし) |
| エンディングテーマ | Tele「がらすの線」(書き下ろし) |
| 劇場版 | タコピーの原罪 -ありがとう、また明日-/2026年11月27日公開 |
| 劇場版の作り | 全6話を劇場用に再編集し、新たなシーンを追加 |
単行本PVの声優が、そのままアニメの主演になった
アニメ化の発表より2年以上前に、同じ2人の名前が出ています。
コミックナタリーの記事とその掲載日から確認できる内容です。
| 時期 | できごと | 出演者 |
|---|---|---|
| 2022年3月4日 | 上巻発売に合わせてPVを公開 | 間宮くるみ、上田麗奈 |
| 2024年12月10日 | アニメ化を発表。ティザービジュアル&PV公開 | — |
| 2024年12月22日 | アニメのキャストを発表 | 間宮くるみ、上田麗奈 |
| 2025年6月28日 | アニメ配信開始 | タコピー 間宮くるみ/しずか 上田麗奈 |
2022年の単行本PVと2024年のアニメキャストが同じ2人です。約2年9か月あいています。
アニメ化が発表されたのは2024年12月10日。上巻PVの時点ではアニメの予定は公表されていません。
アニメのキャストはタコピー役が間宮くるみさん、しずか役が上田麗奈さん。PVに出ていた2人がそのまま主役2人を担当しました。
そのほかのキャストはまりな役 小原好美さん、東役 永瀬アンナさん、潤也役 逢坂良太さんです。
連載の短さと閲覧数
4か月の連載で記録が出ています。
コミックナタリーが2022年2月28日に報じた内容です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 連載 | 少年ジャンプ+/2021年12月〜2022年3月 |
| 巻数 | 全2巻 |
| 記録 | ジャンプ+の連載作品で初となる1日あたり200万以上の閲覧数 |
| 単行本の動き | 発売前重版 |
| 上巻の発売 | 2022年3月4日 |
| 下巻の発売 | 2022年4月4日 |
| 上巻発売時の企画 | タコピーとしずかちゃんのペアアクリルキーホルダーが当たるキャンペーン |
| 下巻発売時の企画 | 手乗りタコピーが当たる企画、LINEスタンプ |
| 作者の位置づけ | タイザン5の初連載作 |
「連載作品で初となる」記録です。ジャンプ+の中で前例がない数字でした。
発売前重版もかかっています。上巻が出る前に増刷が決まったということです。
初連載でこの結果でした。タイザン5さんにとって最初の連載作品です。
上巻と下巻の間隔はちょうど1か月(3月4日と4月4日)。連載終了直後にまとめて出ています。
物語の入口
始まり方が公式の紹介文に書かれています。
コミックナタリーが2022年2月28日に掲載した作品紹介です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タコピーとは | “宇宙にハッピーを広めるため”旅をしているハッピー星人 |
| 名前の由来 | しずかちゃんから「タコピー」と名付けられた |
| しずかちゃん | 地球で笑わない少女 |
| ハッピー道具 | 地球では考えられないほどの高度な技術が使われた道具 |
| 最初の展開 | ハッピー道具で喜ばせようとするが、ことごとく失敗してしまう |
| 転機 | 傷だらけで現れたしずかちゃんの頼みで、掟を破りハッピー道具を貸し出してしまう |
| 作品の性格 | いじめや親との問題など小学生の無情な現実を、ポップな絵柄でシビアに描いた |
「掟を破りハッピー道具を貸し出してしまった」ことが転機として書かれています。タイトルの「原罪」がここに掛かります。
「ことごとく失敗してしまう」。善意の道具が効かないところから始まる構造です。
公式の紹介文が「ポップな絵柄でシビアに描いた」と明示しています。絵柄と内容のずれが作品の説明に含まれています。
アニメと劇場版
配信と劇場で内容が一部異なります。
コミックナタリーが2025年5月20日および2026年5月23日に報じた内容です。
| 項目 | TVアニメ | 劇場版 |
|---|---|---|
| タイトル | タコピーの原罪 | タコピーの原罪 -ありがとう、また明日- |
| 公開・配信 | 2025年6月28日0時より(毎週土曜0時) | 2026年11月27日 |
| 話数・構成 | 全6話 | 全6話を劇場用に再編集し、新たなシーンを追加 |
| 監督 | 飯野慎也(シリーズ構成も兼任) | 飯野慎也 |
| キャラクターデザイン | 長原圭太 | 長原圭太 |
| 音楽 | — | 藤澤慶昌 |
| 制作 | ENISHIYA | ENISHIYA(アニメーション制作・プロデュース協力) |
| 企画・プロデュース | — | TBSテレビ |
| 配信先 | Netflix、Prime Video、ABEMA、ディズニープラス、U-NEXTほか | — |
劇場版は新作ではなく再編集+新シーンです。特報には「タコピーと出会ってくれたきみたちへ。あの物語を、もう一度」というメッセージが添えられています。
監督とキャラクターデザインは同じ。飯野慎也さんと長原圭太さんが両方を担当しています。
配信はNetflix、Prime Video、ABEMAなど20前後のサービスで同時に始まりました。毎週土曜0時の配信です。
なおアニメ配信前の2025年5月20日に、池袋で先行上映会&トークショーが行われています。タイザン5さんが劇場公開決定時に触れた「第一話の劇場先行上映」がこれにあたります。
作者のその後
初連載のあとも作品が続いています。
コミックナタリーの記事見出しから確認できる内容です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 次の作品 | 一ノ瀬家の大罪(家族サスペンス) |
| ジャンプでの新連載 | 「タコピーの原罪」のタイザン5が描く、新時代ホームドラマ |
| マンガ賞 | タイザン5が特別審査員を務めるマンガ賞が創設された |
| 読切 | タイザン5、春原ロビンソン、水あさとらの読切がジャンプ+に毎日登場(作家12人参加) |
「一ノ瀬家の大罪」が次の作品です。タイトルの作りが「タコピーの原罪」と対になっています。
特別審査員を務めるマンガ賞が創設されています。初連載から数年で審査する側に回りました。
ジャンプでの新連載は「新時代ホームドラマ」として紹介されました。
ここから先は筆者の見方です
ここから先は公表情報からの筆者の解釈です。関係者の説明ではありません。
2巻で終わったことの意味
連載は2021年12月から2022年3月まで、約4か月。全2巻です。その短さで1日200万閲覧を記録しました。
筆者の見方では、短さが記録の条件だったと思います。毎週追う読者が途中から入っても、2巻ぶんなら一気に追いつけます。話題になった時点で全部読めた。
そして完結が見えている作品は、結末まで語れます。4か月で終わる構成そのものが、広がり方に効いたのではないか。ここは筆者の読みです。
PVの声優がそのまま主演になったこと
2022年3月の上巻発売PVに間宮くるみさんと上田麗奈さんが出演し、2024年12月に発表されたアニメのキャストも同じ2人でした。
筆者の見方では、PVの時点で声のイメージが定まったのだと思います。単行本の宣伝用に作った映像が、結果的にキャスティングの前例になりました。
コミックナタリーはこの一致について説明していません。ただ2年9か月あいても同じ2人が選ばれたという事実は残ります。ここは筆者の推測です。
どこから読むか・観るか
ここは筆者の判断になります。
原作は全2巻。上巻が2022年3月4日、下巻が4月4日発売です。分量が少ないので、原作から入って全部読んでからアニメ、という順が取りやすい作品です。
アニメは全6話。2025年6月28日から配信されました。原作2巻ぶんを6話に収めています。
劇場版「-ありがとう、また明日-」は2026年11月27日公開。全6話の再編集に新シーンを足したものなので、アニメを観た人向けの構成です。原作者も「新しく動くキャラクターたちもとても楽しみです」と書いています。
内容については、公式の紹介が「いじめや親との問題など小学生の無情な現実を、ポップな絵柄でシビアに描いた」としています。絵柄から受ける印象と中身が離れていることは、入る前に知っておいたほうがよさそうです。配信・上映状況は時期によって変わるため確認してください。
どこで読める?
「タコピーの原罪」は少年ジャンプ+で2021年12月から2022年3月まで連載され、単行本は全2巻です。上巻が2022年3月4日、下巻が4月4日発売(集英社)。
TVアニメは全6話で、2025年6月28日0時よりNetflix、Prime Video、ABEMAほかで配信されました。制作はENISHIYA、監督・シリーズ構成は飯野慎也さんです。
劇場版「タコピーの原罪 -ありがとう、また明日-」は2026年11月27日公開。全6話を再編集し、新たなシーンを追加した内容です。
配信・上映状況は時期によって変わるため確認してください。
よくある質問
タコピーの原罪は何巻?
全2巻です。上巻が2022年3月4日、下巻が4月4日発売(集英社)です。
連載期間は?
少年ジャンプ+で2021年12月から2022年3月まで、約4か月です。タイザン5さんの初連載作にあたります。
どれくらい読まれた?
ジャンプ+の連載作品で初となる1日あたり200万以上の閲覧数を記録しました。単行本は発売前重版も行われています。
アニメは何話?
全6話です。2025年6月28日0時よりNetflix、Prime Video、ABEMAほかで、毎週土曜0時に配信されました。
アニメのキャストは?
タコピーが間宮くるみさん、しずかが上田麗奈さん、まりなが小原好美さん、東が永瀬アンナさん、潤也が逢坂良太さんです。
アニメより前に声が付いていたって本当?
2022年3月4日の上巻発売に合わせて公開されたPVに、間宮くるみさんと上田麗奈さんが出演していました。アニメ化の発表は2024年12月で、キャストも同じ2人でした。
主題歌は?
オープニングがanoさんの書き下ろし「ハッピーラッキーチャッピー」、エンディングがTeleさんの書き下ろし「がらすの線」です。
劇場版はいつ?
「タコピーの原罪 -ありがとう、また明日-」が2026年11月27日公開です。全6話を劇場用に再編集し、新たなシーンを追加しています。
劇場版はアニメと同じ内容?
同じではありません。全6話の再編集に新たなシーンが加わります。原作者のタイザン5さんも「新しく動くキャラクターたちもとても楽しみです」とコメントしています。
作者の他の作品は?
「一ノ瀬家の大罪」があります。ジャンプでは「新時代ホームドラマ」と紹介された新連載も手がけ、特別審査員を務めるマンガ賞も創設されました。
まとめ
『タコピーの原罪』は少年ジャンプ+で2021年12月から2022年3月まで連載された、全2巻の作品です。連載は約4か月。その短さでジャンプ+の連載作品として初めて1日あたり200万以上の閲覧数を記録し、単行本は発売前重版もかかりました。タイザン5さんの初連載作です。声については符合があります。2022年3月4日の上巻発売時に公開されたPVに間宮くるみさんと上田麗奈さんが出演しており、約2年9か月後の2024年12月に発表されたアニメのキャストも同じ2人でした。タコピー役が間宮くるみさん、しずか役が上田麗奈さんです。アニメは全6話で2025年6月28日から配信、制作はENISHIYA、監督・シリーズ構成は飯野慎也さん。オープニングはanoさん「ハッピーラッキーチャッピー」、エンディングはTeleさん「がらすの線」で、どちらも書き下ろしです。劇場版「-ありがとう、また明日-」は全6話を再編集し新シーンを加えたもので、2026年11月27日公開です。
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出典
- コミックナタリー「タコピーの原罪」上巻、3月4日発売!ジャンプ+連載作で初の1日あたり200万閲覧突破(2022年2月28日)
- コミックナタリー「タコピーの原罪」6月28日に配信開始、新ビジュアル&本PV公開 OPはano、EDはTele(2025年5月20日)
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引用箇所は出典を示し、必要最小限にとどめています。画像は公式が公開したビジュアルで、出所はキャプションに書きました。©タイザン5/集英社・「タコピーの原罪」製作委員会
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