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ヒカルの碁 読む順番|18巻だけが番外編、という全23巻の構造

『ヒカルの碁』の「ヒカルの碁 読む順番」は、1巻から23巻まで順番どおりです。ただし1点だけ知っておくと戸惑いません。18巻は本編の続きではなく、読切6本を収めた番外編です。17巻で第一部「佐為編」が終わり、18巻を挟んで19巻から第二部「北斗杯編」が始まります。17巻を読み終えた勢いで18巻を開くと、話がつながらなくて驚くことになります。この記事では全23巻の発売日一覧と、二部構成の区切り、そして完全版との違いを整理します。

📋 この記事でわかること

  • 全23巻の読む順番と、18巻が番外編であるという注意点
  • 第一部「佐為編」(1〜17巻)と第二部「北斗杯編」(19〜23巻)の区切り
  • 全23巻の発売日一覧と、各巻の書き出し(集英社の内容紹介より)
  • 刊行ペースの実測値(平均約72日)
  • 完全版(全20巻)との違い
  • 囲碁人口を実際に動かしたという記録

📈 数字で見るヒカルの碁

全23巻
1999年4月30日〜2003年9月4日
約72日
1巻あたりの刊行間隔
2500万部
累計発行部数(2013年5月時点)
6500人超
少年少女囲碁全国大会の都道府県大会参加者。従来は2000人前後だった

ヒカルの碁の読む順番

✅ 1巻から順に、ただし18巻に注意

  1. 1巻から17巻までが第一部「佐為編」。ヒカルと佐為の出会いから、塔矢アキラとのライバル関係までを描きます。物語としてはここで大きな区切りがつきます。
  2. 18巻は番外編。本編の続きではありません。塔矢アキラ・加賀鉄男・奈瀬明日美・三谷祐輝・倉田厚・藤原佐為を主役にしたキャラクター読切6本を収録した巻です。連載でも第一部と第二部のあいだに一時中断があり、そこで30ページほどの読切が6話掲載されました。
  3. 19巻から23巻が第二部「北斗杯編」。その後のヒカルの活躍を描いて完結します。

18巻を飛ばして19巻へ進んでも本編は追えます。ただし脇役たちの掘り下げが読める巻なので、第一部を気に入ったなら順番どおりに読むのがおすすめです。

作品の基本情報

項目内容
作品名ヒカルの碁
作者ほったゆみ(原作)・小畑健(漫画)
掲載誌週刊少年ジャンプ(集英社)
レーベルジャンプコミックス
連載期間1999年2・3合併号〜2003年33号
巻数既刊23巻(2003年9月4日時点)
1巻の発売日1999年4月30日
最新23巻の発売日2003年9月4日
連載状況完結
監修梅沢由香里(日本棋院所属の女流棋士)
話数の数え方「第○局」
構成第一部「佐為編」(1〜17巻)/番外編(18巻)/第二部「北斗杯編」(19〜23巻)
受賞2000年 第45回小学館漫画賞/2003年 第7回手塚治虫文化賞新生賞
完全版全20巻。2009年2月4日〜2010年4月30日に刊行
作品の発端原作のほったゆみが趣味の囲碁が上手くならず「囲碁の神様がいてくれたらなぁ」と思ったことがきっかけ(単行本1巻に記載)
前身作品週刊少年ジャンプの新人漫画家募集企画「ストーリーキング」第2回ネーム部門 準受賞作「九つの星」。約100ページのネーム状態の読切で、あらすじは連載版とほぼ同じ

全23巻は二部構成+番外編1巻

この作品の構成は少し変わっています。連載中に一度中断があり、その期間に読切が6本描かれました。単行本ではそれが18巻としてまとめられているため、巻の並びと物語の並びが1冊だけずれます。

🧭 節目の巻

第一部の始まり、中盤、番外編、そして最終巻の書影です(出典:集英社)。

ヒカルの碁 1巻 書影(出典:集英社)
1巻
1999年4月30日
ヒカルの碁 7巻 書影(出典:集英社)
7巻
第一部の中盤
ヒカルの碁 18巻 書影(出典:集英社)
18巻
番外編(読切6本)
ヒカルの碁 23巻 書影(出典:集英社)
23巻
完結(2003年9月4日)
編収録巻どんな話か(ネタバレなし)アニメ
第一部 佐為編1〜17巻1999年4月30日〜2002年6月4日碁盤に宿っていた平安時代の棋士・藤原佐為に取り憑かれた進藤ヒカルが、塔矢アキラと出会い囲碁の世界へ入っていく
番外編18巻2002年8月2日本編ではない。塔矢アキラ・加賀鉄男・奈瀬明日美・三谷祐輝・倉田厚・藤原佐為を主役にしたキャラクター読切6本を収録
第二部 北斗杯編19〜23巻2002年10月4日〜2003年9月4日その後のヒカルの活躍を描く最終章

17巻を読み終えたら、いったん深呼吸してから18巻を開いてください。第一部の終わり方はこの作品でもっとも語られる場面で、その直後に読切集が来ると気持ちの落差が大きくなります。

急ぎたい人は18巻を後回しにして19巻へ。番外編は本編を読み終えてからでも成立します。

全23巻の刊行データ(発売日・この巻の書き出し)

ヒカルの碁の単行本は、1巻(1999年4月30日)から最終23巻(2003年9月4日)まで約4.3年。1冊あたりの間隔は平均で約72日(約2.4か月)でした。

間隔がいちばん空いたのは96日(1巻→2巻)、いちばん短かったのは59日(3巻→4巻、6巻→7巻、17巻→18巻の3回)です(同日発売を除く)。

全23巻のうち13巻が、月の「4日」の発売でした。

巻発売日前の巻からこの巻の書き出し(集英社の内容紹介より)
1巻1999年4月30日—ある日小6のヒカルは蔵で古い碁盤を見つける第一部 佐為編
2巻1999年8月4日96日葉瀬中の創立祭で、将棋部の加賀に実力を買われたヒカルは、団体…第一部 佐為編
3巻1999年10月4日61日名門・海王中囲碁部に入部した塔矢アキラは、その圧倒的強さゆえ…第一部 佐為編
4巻1999年12月2日59日アキラの執念が遂に実り、ヒカルとの3度目の対局を迎える第一部 佐為編
5巻2000年2月2日62日プロ棋士へ着々と近づいてゆくアキラ第一部 佐為編
6巻2000年4月4日62日アキラに追いつくための第一歩である院生試験が始まった第一部 佐為編
7巻2000年6月2日59日3か月後に行われる院生VS.若手プロの若獅子戦第一部 佐為編
8巻2000年8月4日63日ヒカルが、ついにプロ試験予選の舞台に立つ第一部 佐為編
9巻2000年10月4日61日大人対策として街の碁会所に通うヒカルは、和谷、伊角も初めて入…第一部 佐為編
10巻2000年12月4日61日プロ試験本戦で1敗のヒカルと全勝の伊角が遂に激突第一部 佐為編
11巻2001年3月2日88日プロ試験本戦は終盤に突入し、一戦が合否を左右する緊迫した対局…第一部 佐為編
12巻2001年5月1日60日遂にヒカルが、歴戦の猛者達がひしめくプロの道を歩みだした第一部 佐為編
13巻2001年8月3日94日プロデビューを果たしたヒカルのプロ第一戦目の相手がアキラに決…第一部 佐為編
14巻2001年10月4日62日碁を極めんとする者同士、佐為と塔矢名人によるネット碁がいよい…第一部 佐為編
15巻2001年12月24日81日プロ棋士としてさらなる高みを目指し、その未知なる可能性をうか…第一部 佐為編
16巻2002年3月4日70日前回のプロ試験で合格を逃した伊角が、親善試合のため中国へ第一部 佐為編
17巻2002年6月4日92日佐為が消え、自分の力だけを頼りに棋士の高みへと歩き出したヒカ…第一部 佐為編
18巻2002年8月2日59日キャラ読切シリーズ6本を一挙に収録した番外編登場番外編(読切6本)
19巻2002年10月4日63日一人の棋士として一歩一歩、着実に歩を進めるヒカルは、以前対局…第二部 北斗杯編
20巻2003年1月6日94日日中韓Jr.団体戦“北斗杯”の日本代表メンバー選抜戦が開始第二部 北斗杯編
21巻2003年4月4日88日北斗杯の日本代表選手枠は3名第二部 北斗杯編
22巻2003年6月4日61日北斗杯レセプションで高永夏が放った「本因坊秀策など敵じゃない…第二部 北斗杯編
23巻2003年9月4日92日韓国戦で大将を任されたヒカルは、韓国の大将・高永夏と激突第二部 北斗杯編

1巻(1999年4月30日)から23巻(2003年9月4日)まで、1冊あたり平均で約72日。約4年5か月で完結しています。週刊連載として標準的な2〜3か月に1冊のペースです。

いちばん空いたのは96日(1巻→2巻)でした。いちばん短い59日は複数回あり、3巻→4巻、6巻→7巻、17巻→18巻です。

ヒカルの碁が実際に動かしたもの

作品どんな作品か刊行
囲碁人口毎年夏の「少年少女囲碁全国大会」で、都道府県大会の参加人数が2000人前後から6500人超へ。3倍以上に増えた2000年代前半
プロ棋士の誕生1989年生まれの関達也のように、この作品をきっかけに囲碁を始めプロ棋士になった者もいる—
聖地巡礼日本棋院や中部総本部が巡礼スポットに。ブーム終了後も漫画と同じアングルで写真を撮るファンが訪れている2000年代前半〜
2020年代子供の頃に読んでいた世代が親になり、子供向けの習い事として囲碁が人気に—
海外韓国では『ゴースト囲碁王』、中国語圏では『棋魂』として出版。囲碁ファンの増加につながった—
完全版全20巻。2009年2月4日から2010年4月30日にかけて刊行された—

連載開始時には「世界初」と銘打たれるほど、囲碁漫画は珍しいジャンルでした。碁石を置くだけで動きが単調になりがちという理由から、青年誌を含めてもほぼ前例がなく、少年誌ではこれが初めてだったとされています。

作中の対局はほぼすべて実在の棋戦の棋譜がもとになっています。第22期名人戦リーグ、本因坊算砂の三コウ、本因坊秀策の耳赤の一局などが登場します。盤面は日本棋院の協力で厳密に考証されており、囲碁を覚えてから読み直すと二度楽しめる作りです。

一方でルール説明は初心者にわかる程度にとどめ、技術解説はほとんど省かれています。わからない用語をあえて使うことで雰囲気を出すという狙いもあったとされます。囲碁を知らなくても読める理由はここにあります。

どこで読める?

紙のコミックスはジャンプコミックス(集英社)から全23巻が刊行されています。完結済みなので全巻セットでも手に入ります。

完全版は全20巻で、2009年から2010年にかけて刊行されました。巻数が違うので、通常版と混ぜると巻の対応がずれます。

電子版は集英社の「ゼブラック」をはじめ主要な電子書店で配信されています。

よくある質問

ヒカルの碁の読む順番は?

1巻から23巻まで順番どおりです。ただし18巻だけは本編ではなく、読切6本を収めた番外編です。

18巻を飛ばしてもいい?

本編を追うだけなら飛ばせます。18巻は塔矢アキラ・加賀鉄男・奈瀬明日美・三谷祐輝・倉田厚・藤原佐為を主役にしたキャラクター読切を収めた巻なので、後回しにしても構いません。

第一部と第二部の区切りは?

1〜17巻が第一部「佐為編」、19〜23巻が第二部「北斗杯編」です。あいだの18巻が番外編にあたります。連載でも第一部と第二部のあいだに一時中断がありました。

全部で何巻?

全23巻です。1巻が1999年4月30日、23巻が2003年9月4日に発売されました。

完全版とは何が違う?

完全版は全20巻で、2009年2月4日から2010年4月30日にかけて刊行されました。通常版とは巻数が異なるため、巻の対応がずれます。

囲碁を知らなくても読める?

読めます。ルール説明は初心者にわかる程度にとどめられ、技術解説はほとんど省かれています。一方で盤面は日本棋院の協力で厳密に考証されているため、囲碁を覚えてから読み直すと別の楽しみ方ができます。

まとめ

『ヒカルの碁』の読む順番は1巻から23巻まで順番どおりです。注意点は1つだけ、18巻が本編ではなく読切6本を収めた番外編だということ。1〜17巻が第一部「佐為編」、19〜23巻が第二部「北斗杯編」で、連載でもこのあいだに一時中断がありました。単行本は1999年4月30日の1巻から2003年9月4日の23巻まで、平均約72日ペースで約4年5か月。2000年に第45回小学館漫画賞、2003年に第7回手塚治虫文化賞新生賞を受賞し、少年少女囲碁全国大会の都道府県大会参加者を2000人前後から6500人超へ押し上げた作品です。

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出典

書影は作品紹介を目的として集英社の公式サイトから引用しています。画像の権利はすべて権利者に帰属します。©ほったゆみ・小畑健/集英社

※ アイキャッチ画像はGemini AIで生成したイメージ画像です

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