※本記事は、公式サイト・出版社・ニュースサイトで公開されている情報をもとにまとめています。推測にあたる部分は、その旨を書いています。
花ざかりの君たちへの第2期は2026年7月1日から放送されました。原作は1996年から2004年まで連載された中条比紗也さんの学園ドラマです。連載完結から22年を経てのアニメ化でした。そして中条さんは2023年10月12日に亡くなっています。花とゆめ編集部はアニメ企画の発表時に「中条先生もキャラクターのラフやシナリオを見ながら、まんがと違った表現方法で紡がれる「花君」の世界観をとても楽しみにしていました」と明かしました。企画は作者と話し合いながら進められていたのです。
📘 この記事でわかること
- アニメ企画がどこまで進んでいたか
- 花とゆめ編集部が明かしたこと
- 第2期が原作のどこにあたるか
- 第1期と第2期で変わったもの
- スタッフとキャストの全体像
- 放送・配信の仕組み
📈 数字で見る花ざかりの君たちへ
第2期はどこを描くのか
🔑 瑞稀が桜咲学園に転入してから2年目の物語
- 第1期は2026年1月から3月22日まで、全12話が放送されました。
- 第2期の制作決定は2026年3月22日、第1期第12話の放送日に発表されました。
- 第2期は「転入してから2年目の物語」。コミックナタリーは「恋や友情に加え、イベント盛りだくさんの学園生活が引き続き描かれていく」と伝えています。
第2期は2026年7月1日からTOKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビ、BS11ほかで毎週水曜24時30分から放送されました。
編集部が語ったこと
『花ざかりの君たちへ』は、憧れの人・佐野泉に会うために性別を偽ってアメリカから男子校に転入してきた少女・芦屋瑞稀を中心に描く学園ドラマです。花とゆめ(白泉社)で1996年20号から2004年18号まで連載され、単行本は花とゆめコミックスから全23巻が出ています。
アニメ企画が進行中であることが公表されたのは2024年5月15日でした。このとき、花とゆめ編集部からコメントが出ています。
「キャラクターのラフやシナリオを見ながら」
花とゆめ編集部のコメント全文です。アニメ企画がどこまで進んでいたかが書かれています。
「「花ざかりの君たちへ」がアニメになります! 以前から、中条比紗也先生と共に内容を話し合いながら進めてきた企画です。中条先生もキャラクターのラフやシナリオを見ながら、まんがと違った表現方法で紡がれる「花君」の世界観をとても楽しみにしていました。先生と一緒に完成版を目にすることができなかったのは、とても残念ではありますが、読者の皆様の熱い応援のおかげで、完結から20年が経とうとしている「花ざかりの君たちへ」が、再びアニメという形で動き出すことは、大変ありがたいと思っております。中条先生や読者の皆様の期待に応えられるよう、制作現場、編集部と力を合わせて取り組んでおりますので、放送を楽しみにお待ちください!」
「以前から、中条比紗也先生と共に内容を話し合いながら進めてきた企画です」。企画の立ち上げに作者が入っていたことが明記されています。
そして具体的に何を見ていたか。「キャラクターのラフやシナリオを見ながら」。キャラクターデザインのラフと脚本、この2つです。企画の概要説明を受けただけではなく、制作物を確認する段階まで進んでいたことになります。
「まんがと違った表現方法で紡がれる「花君」の世界観をとても楽しみにしていました」。漫画とアニメの表現の違いに関心を向けていたという書き方です。
「先生と一緒に完成版を目にすることができなかったのは、とても残念ではありますが」。中条さんは2023年10月12日に亡くなっており、アニメの放送開始は2026年1月でした。
第1期の主題歌担当が寄せたコメント
第1期のオープニングテーマとエンディングテーマはYOASOBIが担当しました。2025年9月13日のオンラインイベント「Aniplex Online Fest 2025」での発表です。
「沢山の方の青春に寄り添い、今も沢山の方に愛されている「花ざかりの君たちへ」 この物語の世界に、今この令和の時代にまた触れられること、私たちYOASOBIもとても楽しみにしております。お話の始まりと終わり、そのどちらもを通してこの作品に花を添えられるよう精一杯努めさせていただきます。」
「お話の始まりと終わり、そのどちらもを通して」。OPとEDの両方を1組が担当する構成です。
そして第2期では、この担当が替わりました。Omoinotakeがオープニングテーマ「FLASHBULB」とエンディングテーマ「花束」を担当。第2期も、OPとEDを同じアーティストが受け持つ形が維持されています。
Omoinotakeは「眩しいほどの煌めきを「FLASHBULB」に、秘めた恋心を「花束」に、作品から受け取った感情をそれぞれの曲に、全力で込めて作らせていただきました」とコメントしています。
花ざかりの君たちへ 第2期の基本情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 花ざかりの君たちへ 第2期 |
| 原作 | 中条比紗也「花ざかりの君たちへ」(白泉社・花とゆめコミックス) |
| 原作の連載 | 花とゆめ 1996年20号〜2004年18号/単行本全23巻 |
| 第1期の放送 | 2026年1月〜3月22日(全12話) |
| 第2期の制作決定 | 2026年3月22日(第1期第12話の放送日) |
| 第2期の放送 | 2026年7月1日より毎週水曜24時30分から |
| 放送局 | TOKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビ、BS11ほか |
| 配信 | Prime Videoで地上波より1週間先行 |
| 監督 | 竹村菜月 |
| 監督補佐 | うえだしげる |
| シリーズ構成 | 吉岡たかを |
| キャラクターデザイン | 蘇詩宜 |
| 音楽 | 横山克 |
| アニメーション制作 | シグナル・エムディ |
| 主題歌 | Omoinotake(OP「FLASHBULB」/ED「花束」) |
第2期のスタッフ
第1期の発表時に公表されていた7役は、すべて第2期に続いています。
コミックナタリーに掲載されたクレジットです。
| 役職 | 担当 | 第1期発表時 |
|---|---|---|
| 原作 | 中条比紗也(白泉社・花とゆめコミックス) | 同じ |
| 監督 | 竹村菜月 | 同じ |
| 監督補佐 | うえだしげる | 同じ |
| シリーズ構成 | 吉岡たかを | 同じ |
| キャラクターデザイン | 蘇詩宜 | 同じ |
| 音楽 | 横山克 | 同じ |
| 音響監督 | 明田川仁 | 同じ |
| アニメーション制作 | シグナル・エムディ | 同じ |
| プロップデザイン | 原由知 | — |
| 色彩設計 | 伴夏代 | — |
| CG監督 | 西牟田祐禎 | — |
| 美術監督 | 市倉敬 | — |
| 撮影監督 | 魚山真志 | — |
| 編集 | 柴田香澄 | — |
監督からアニメーション制作まで、中核が全員続投です。第1期と第2期のあいだで交代した役職はありません。
右の列が「—」になっている6役は、第1期の発表記事にクレジットが掲載されていなかったものです。交代したわけではなく、記事の掲載範囲の違いです。第1期でも担当者はいます。
監督の竹村菜月さんに加えて「監督補佐」のうえだしげるさんが立っている体制も、第1期から変わっていません。
第2期のキャスト
第1期の発表時に出ていた11人と、第2期で名前が加わった4人を並べます。
コミックナタリーに掲載された出演者情報です。
| 役 | キャスト | 第1期発表時のリスト |
|---|---|---|
| 芦屋瑞稀 | 山根綺 | あり |
| 佐野泉 | 八代拓 | あり |
| 中津秀一 | 戸谷菊之介 | あり |
| 難波南 | 梅原裕一郎 | あり |
| 梅田北斗 | 福山潤 | あり |
| 中央千里 | 川島零士 | あり |
| 萱島大樹 | 内山昂輝 | あり |
| 関目京悟 | 駒田航 | あり |
| 野江伸二 | 古屋亜南 | あり |
| 神楽坂真言 | 日野聡 | 2025年11月に追加発表 |
| 天王寺恵 | 水中雅章 | 第2期のリストで公表 |
| 九条威月 | 榎木淳弥 | 第2期のリストで公表 |
| 姫島正夫 | 子安武人 | 第2期のリストで公表 |
第1期の発表記事には日本橋渉役の西山宏太朗さん、ジュリア・マックスウェル役の夏吉ゆうこさんも載っていました。第2期の記事のリストには入っていません。降板ではなく、記事に載る範囲の違いと考えられます。
天王寺恵、九条威月、姫島正夫の3役は、コミックナタリーが「アニメ「花ざかりの君たちへ」に水中雅章、榎木淳弥、子安武人 第2弾ビジュアルも」という記事で伝えたキャストです。
主要3人(瑞稀・佐野・中津)の発表は2025年2月5日でした。第1期の放送開始まで約11か月前です。
原作からアニメまでの年表
30年以上にわたる流れになります。
コミックナタリーの記事と、その掲載日から確認できる流れです。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 1973年9月12日 | 中条比紗也、大阪府に生まれる |
| 1993年 | 「真夏の犯罪者」で第18回白泉社アテナ新人大賞佳作を受賞 |
| 1994年 | 花とゆめ(白泉社)にて「ハートの果実」でデビュー |
| 1996年20号 | 「花ざかりの君たちへ」の連載が花とゆめでスタート |
| 2004年18号 | 連載が完結。単行本は全23巻 |
| 2007年 | TVドラマ化。瑞稀役を堀北真希、佐野役を小栗旬、中津役を生田斗真が演じる |
| 2011年 | 再びTVドラマ化。瑞稀役を前田敦子、佐野役を中村蒼、中津役を三浦翔平が担当 |
| 2020年 | Trifle by 花とゆめで「秘密 -花ざかりの君たちへ After School-」を発表。最後の作品となる |
| 2023年10月12日 | 中条比紗也が死去(20時52分、50歳)。白泉社は「心臓のご病気のため」と説明 |
| 2024年5月15日 | アニメ企画進行中と発表。ティザービジュアル解禁、花とゆめ編集部コメント |
| 2025年2月 | 画業30周年の展示イベント「花ざかりの君たちへ展」を池袋で開催 |
| 2025年2月5日 | 瑞稀役に山根綺、佐野役に八代拓、中津役に戸谷菊之介を発表 |
| 2025年8月24日 | 追加キャストに梅原裕一郎、福山潤。制作はシグナル・エムディと公表 |
| 2025年9月13日 | キービジュアル第1弾、OP・EDはYOASOBI、2026年1月放送開始を発表 |
| 2026年1月 | 第1期の放送が始まる |
| 2026年3月22日 | 第1期第12話を放送。同日に第2期の制作決定を発表 |
| 2026年5月23日 | 特番で第2期PV公開。7月1日放送開始、主題歌はOmoinotake |
| 2026年7月1日 | 第2期の放送が始まる |
連載完結(2004年)からアニメ第1期(2026年1月)まで22年。編集部コメントは2024年時点で「完結から20年が経とうとしている」と書いていました。
作者の死去(2023年10月)からアニメ企画の公表(2024年5月)までが約7か月。そして放送開始までは2年3か月です。
国内でのTVドラマ化が2回、海外でもドラマ化。アニメ化はそのあとに来ています。実写のほうが先に、しかも2度あったという順序です。
放送と配信の仕組み
第2期では配信の出し方に少し変わった条件が付いていました。
コミックナタリーに掲載された放送・配信情報です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 地上波・BS | TOKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビ、BS11:2026年7月1日より毎週水曜24時30分から |
| 配信 | Prime Video:2026年7月1日25時より地上波1週間先行・見放題最速配信 |
| 第1話の扱い | 第2期第1話のみ、地上波放送終了後に第2話とともに配信 |
| 発表の場 | 2026年5月23日に配信された特番 |
| 特番の出演者 | 山根綺、八代拓、梅原裕一郎、川島零士、内山昂輝 |
| OPテーマ | Omoinotake「FLASHBULB」 |
| EDテーマ | Omoinotake「花束」 |
配信が地上波より1週間先行という形です。ただし第1話だけは例外で、地上波放送が終わってから第2話と一緒に配信されました。
つまり第1話は地上波が先で、第2話以降は配信が先になります。第1話だけ順番が逆です。
特番の出演者は瑞稀役の山根綺さん、佐野泉役の八代拓さん、難波南役の梅原裕一郎さん、中央千里役の川島零士さん、萱島大樹役の内山昂輝さんの5人でした。
ここから先は筆者の見方です
ここから先は公表情報からの筆者の解釈です。関係者の説明ではありません。
「ラフとシナリオを見ていた」が意味すること
編集部コメントで具体的に挙がっているのは、キャラクターのラフとシナリオです。この2つが何なのか、整理しておきます。
筆者の見方では、アニメ化の企画としてかなり進んだ段階だったと思います。キャラクターデザインのラフが出ていて、脚本も存在した。企画書の段階ではありません。
そして第1期のキャラクターデザインは蘇詩宜さん、シリーズ構成は吉岡たかをさん。作者が見ていたラフとシナリオが、この2人の仕事と地続きなのかどうかは公表されていません。ここは推測の域です。
第2期が原作のどこまでを描くか
第2期は「転入してから2年目の物語」とだけ説明されています。原作の何巻から何巻までかは公表されていません。
第1期が全12話で、原作は全23巻。筆者の計算では、1クールで23巻を消化するのは無理があります。第2期も原作の途中までで終わる可能性が高いと見ています。
ただし話数も未公表です。第2期が何クールなのか、原作のどこで区切るのか。いまの公表情報からは判断できません。ここは推測です。
どこから読む・見るといいか
原作を先に読むか、アニメから入るか。ここは筆者の判断になります。
アニメから入るのが素直だと思います。第1期が全12話、第2期が続き。順番に並んでいます。
原作は花とゆめコミックスで全23巻。愛蔵版も出ています。スピンオフとして「花ざかりの君たちへ After School」があり、2020年の「秘密 -花ざかりの君たちへ After School-」が中条さんの最後の作品になりました。本編を読んだあとに触れるものとして押さえておくといいでしょう。
どこで読める?
第2期は2026年7月1日からTOKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビ、BS11ほかで放送されました。Prime Videoでも配信されています。配信先は時期によって変わるため、視聴前に確認してください。
原作は白泉社・花とゆめコミックスから全23巻。愛蔵版も刊行されています。
2007年と2011年のTVドラマ版も制作されています。
2025年2月には画業30周年の展示イベント「花ざかりの君たちへ展」が池袋で開催されました。
よくある質問
花ざかりの君たちへ 第2期はいつ放送された?
2026年7月1日からです。TOKYO MX、とちぎテレビ、群馬テレビ、BS11ほかで毎週水曜24時30分から放送されました。
第2期は原作のどこから?
芦屋瑞稀が桜咲学園に転入してから2年目の物語です。原作の具体的な巻数は公表されていません。
第1期は何話だった?
全12話です。2026年1月から3月22日まで放送されました。
第2期の主題歌は?
Omoinotakeです。OPが「FLASHBULB」、EDが「花束」。第1期はYOASOBIが両方を担当していました。
原作者はアニメ化を知っていた?
はい。花とゆめ編集部は「以前から、中条比紗也先生と共に内容を話し合いながら進めてきた企画です」「中条先生もキャラクターのラフやシナリオを見ながら…とても楽しみにしていました」と明かしています。
原作は何巻ある?
花とゆめコミックスで全23巻です。花とゆめ(白泉社)で1996年20号から2004年18号まで連載されました。
ドラマ版もある?
2007年と2011年に国内でTVドラマ化されています。2007年版は瑞稀役が堀北真希さん、佐野役が小栗旬さん、中津役が生田斗真さん。2011年版は前田敦子さん、中村蒼さん、三浦翔平さんです。海外でもドラマ化されました。
制作会社は?
シグナル・エムディです。監督は竹村菜月さん、シリーズ構成は吉岡たかをさん、キャラクターデザインは蘇詩宜さんで、第1期から第2期まで続投しています。
まとめ
『花ざかりの君たちへ』第2期は2026年7月1日から放送されました。第1期は2026年1月から3月22日まで全12話で、第2期の制作決定は第1期最終話と同じ3月22日に発表されています。原作は花とゆめ(白泉社)で1996年から2004年まで連載された中条比紗也さんの学園ドラマで、単行本は全23巻。連載完結から22年を経てのアニメ化でした。中条さんは2023年10月12日に50歳で亡くなっていますが、アニメ企画は生前から動いていました。花とゆめ編集部は「以前から、中条比紗也先生と共に内容を話し合いながら進めてきた企画です」「中条先生もキャラクターのラフやシナリオを見ながら、まんがと違った表現方法で紡がれる「花君」の世界観をとても楽しみにしていました」とコメントしています。監督の竹村菜月さん、シリーズ構成の吉岡たかをさん、アニメーション制作のシグナル・エムディは第1期から続投。主題歌は第1期のYOASOBIから第2期はOmoinotakeに替わりました。
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出典
- コミックナタリー「花ざかりの君たちへ」アニメ進行中!中条比紗也が楽しみにしていた企画(2024年5月15日)
- コミックナタリー「花ざかりの君たちへ」第2期のPV公開、7月1日放送開始 主題歌はOmoinotake(2026年5月23日)
- コミックナタリー アニメ「花ざかりの君たちへ」第2期制作が決定、瑞稀の学園生活は2年目へ(2026年3月22日)
- コミックナタリー アニメ「花ざかりの君たちへ」来年1月から放送、OP&ED曲はYOASOBI(2025年9月13日)
- コミックナタリー「花ざかりの君たちへ」中条比紗也が死去、心臓の病気により50歳で(2023年10月26日)
画像は各作品の公式発表物から、出典を付けて引用しています。文章の引用も範囲を絞りました。©中条比紗也・白泉社/「花ざかりの君たちへ」アニメ製作委員会
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