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バカとテストと召喚獣|完結10周年の記念企画は、TRPGのクラウドファンディングだった

※本記事は、公式サイト・出版社・ニュースサイトで公開されている情報をもとにまとめています。推測にあたる部分は、その旨を書いています。

2025年、井上堅二さんのライトノベルバカとテストと召喚獣は原作完結10周年とアニメ化15周年が同じ年に重なりました。周年記念の公式サイトと公式Xが開設され、企画の第1弾として動いたのは新作アニメでもゲームでもありません。“アジアンパンクRPG”「サタスペ」とのコラボシナリオブックを作るためのクラウドファンディングでした。目標金額は1000万円です。

📘 この記事でわかること

  • 2025年に重なった2つの節目
  • 記念企画の第1弾に選ばれたもの
  • 目標金額とメッセージを寄せた3人
  • 15周年展の中身
  • マンガ版が2社3系統あったこと
  • レーベルはどこか

📈 数字で見るバカとテストと召喚獣

10周年
2025年時点での原作完結からの節目
15周年
2025年時点でのアニメ化からの節目
1000万円
記念企画第1弾のクラウドファンディング目標金額
3系統
確認できたマンガ版の本数(出版社は2社)

この作品の周年に起きたこと

🔑 2025年に2つの節目が重なりました

  1. 原作完結10周年とアニメ化15周年が同じ年。2025年5月から周年企画が動きました。
  2. 第1弾はTRPG「サタスペ」とのコラボ本のクラウドファンディング。目標1000万円で5月23日21時にスタート。
  3. 7月からは15周年展が渋谷で開催。西武渋谷店モヴィーダ館6階、7月18日から8月17日までです。

原作は井上堅二さん、イラストは葉賀ユイさん。レーベルはファミ通文庫(KADOKAWA)です。

「バカとテストと召喚獣」の基本情報

バカとテストと召喚獣 公式サイトのキービジュアル
バカとテストと召喚獣 公式サイトより(出典:www.fave-e.co.jp)
項目内容
作品名バカとテストと召喚獣
原作井上堅二
小説のイラスト葉賀ユイ
レーベルファミ通文庫(KADOKAWA)
原作完結2025年が完結10周年にあたる
TVアニメ化2025年がアニメ化15周年にあたる
TVアニメの権利表記(c)2010 Kenji Inoue/KADOKAWA/バカとテストと召喚獣製作委員会
第2期の権利表記(c)2011 Kenji Inoue/KADOKAWA/バカとテストと召喚獣2製作委員会
TVアニメEDmilktub(bamboo)が担当
マンガ版(角川書店)まったくモー助・夢唄「バカとテストと召喚獣」
マンガ版(角川書店)KOIZUMI「バカとテストと召喚獣ぢゃ」
マンガ版(エンターブレイン)namo「バカとテストと召喚獣 SPINOUT!それが僕らの日常。」
小説の巻数本記事では確認していません
周年記念2025年に公式サイトと公式Xを開設

記念企画の第1弾に選ばれたもの

周年企画で最初に発表されたのは、映像でも音楽でもありませんでした。

✅ 作品・公式で確認できること
コミックナタリーが2025年に報じた内容です。
項目内容
企画の名目原作完結10周年とアニメ化15周年の記念
開設されたもの周年記念の公式サイトと公式X
第1弾「バカとテストと召喚獣」と“アジアンパンクRPG”「サタスペ」のコラボシナリオブック制作
手段クラウドファンディング
開始5月23日21時
目標金額1000万円
本の中身「バカとテストと召喚獣」のキャラクターたちが「サタスペ」をプレイする様子を脚本形式で収録
メッセージを寄せた人井上堅二(原作)、葉賀ユイ(小説のイラスト)、bamboo(TVアニメのエンディングテーマを務めたmilktub)
掲載先クラウドファンディングのプロジェクトページ

第1弾がTRPGとのコラボ本でした。新作アニメでも復刊でもソーシャルゲームでもありません。

脚本形式でキャラクターがTRPGを遊ぶという構成です。作品内の勝負が“試験召喚戦争”だったことを思えば、ゲームを遊ぶ形式は遠くありません。

メッセージを寄せた3人の顔ぶれが、原作・イラスト・アニメ主題歌と縦に並んでいます。小説だけの企画ではないという示し方です。

目標金額は1000万円。シナリオブック1冊の制作費としては小さくない額です。

15周年展の中身

展示の構成に、この作品の何が残っているかが出ています。

✅ 作品・公式で確認できること
コミックナタリーが2025年に報じた内容です。
項目内容
名称バカとテストと召喚獣展ー15thあにば~さり~!
会期2025年7月18日(金)〜8月17日(日)
会場東京都 西武渋谷店 モヴィーダ館 6F
料金前売券1800円、当日券2000円
展示物アニメの資料やイラスト
体験召喚体験ができるフォトスポット
コーナー印象的なシーンの再現コーナー
紹介アニメを彩った“珍回答”の紹介
同時発表フリューからアミューズメント専用景品のフィギュア、バンダイからガシャポン

“珍回答”が展示項目として立っています。テストの答案という作品の骨格が、そのまま見せ物になっています。

「召喚体験ができるフォトスポット」も同じです。試験召喚獣という設定が体験装置に変換されています。

会期は1カ月。前売1800円・当日2000円という価格設定です。

展示に加えてフリューのフィギュアとバンダイのガシャポンも発表されました。周年企画は物販にも広がっています。

マンガ版が2社3系統あったこと

「読む順番」を考えるとき、小説だけでは足りません。アニメ化の年、マンガ版は複数走っていました。

✅ 作品・公式で確認できること
コミックナタリーが2010年に報じた内容です。
マンガ版作画出版社
バカとテストと召喚獣まったくモー助・夢唄角川書店
バカとテストと召喚獣ぢゃKOIZUMI角川書店
バカとテストと召喚獣 SPINOUT!それが僕らの日常。namoエンターブレイン
原作井上堅二(小説)—
小説のイラスト葉賀ユイ—
掲載(SPINOUT!)Webマンガサイト「ファミ通コミッククリア」エンターブレイン
権利表記の一例(C)2007 Kenji Inoue・Yui Haga/PUBLISHED BY ENTERBRAIN,INC.—

角川書店とエンターブレインの2社から連続発売という形でした。同じ作品のマンガ版が、別々の会社から同時期に出ています。

3系統は性格が違います。まったくモー助・夢唄版が本編、KOIZUMI版「ぢゃ」、namo版「SPINOUT!それが僕らの日常。」はスピンアウトです。

2010年8月にはプレゼントフェアも行われ、まったくモー助さんのイラストを使った「木下秀吉リフレクコート」とKOIZUMIさん・namoさんのイラストによる特製ハンドタオル2枚セットが各100名に用意されました。

応募条件は種類が異なる2種類の応募券を集めること。系統をまたいで買わせる設計になっています。

まったくモー助さんと夢唄さんは、その後「旗揚!けものみち」のコミカライズも手がけ、2026年2月には新連載「転生凡人の英雄作成教室」を月刊少年エースで始めています。

年号でわかること

発表された節目と権利表記の年を並べると、時系列が引けます。

✅ 作品・公式で確認できること
各記事の記載と権利表記から確認できる範囲です。
時点確認できる事実出どころ
2007年権利表記に (C)2007 Kenji Inoue・Yui Haga の記載エンターブレイン刊の権利表記
2010年TVアニメ第1期。権利表記は (c)2010アニメの権利表記
2010年8月26日まったくモー助・夢唄版マンガ3巻が角川書店から発売コミックナタリー
2010年9月15日namo版「SPINOUT!それが僕らの日常。」2巻がエンターブレインから発売コミックナタリー
2011年TVアニメ第2期。権利表記は (c)2011アニメの権利表記
2025年原作完結10周年(=完結は2015年にあたる)コミックナタリー
2025年アニメ化15周年(=アニメ化は2010年にあたる)コミックナタリー
2025年5月23日21時クラウドファンディング開始コミックナタリー
2025年7月18日〜8月17日15周年展コミックナタリー

「完結10周年」が2025年なので、原作の完結は2015年にあたります。周年の呼び方から逆算できます。

「アニメ化15周年」も2025年。アニメの権利表記が (c)2010 であることと一致します。

小説の巻数は本記事では確認していません。この記事では扱っていません。

レーベルはファミ通文庫です。周年特設サイトもファミ通文庫のページに置かれています。

ここから先は筆者の見方です

❓ まだ分かっていないこと(以下は推測です)
ここから先は公表情報からの筆者の解釈です。関係者の説明ではありません。

なぜ第1弾がTRPGだったのか

周年企画の第1弾は、TRPG「サタスペ」とのコラボシナリオブックでした。クラウドファンディング、目標1000万円です。

筆者の見方では、この作品の骨格がもともとルールの遊びだったことと無関係ではないと思います。成績で召喚獣の強さが決まり、点数で殴り合う。数値と判定で勝負がつく構造は、TRPGの発想に近い。

クラウドファンディングという形式も、読者がどれだけ残っているかを数字で確かめる装置になります。完結から10年たった作品で、まず出資を募るところから始めた。ここは筆者の推測です。

2社3系統という広がり

アニメ化の年、マンガ版は角川書店から2系統、エンターブレインから1系統が同時に走っていました。

筆者の見方では、これは原作の器が広かったことの表れだと思います。本編、「ぢゃ」、「SPINOUT!それが僕らの日常。」。同じ学園と同じキャラクターで、違う粒度の話が3つ並んで成立していました。

プレゼントフェアの応募条件が「種類が異なる2種類の応募券」だったのも示唆的です。読者が複数系統に手を出す前提で組まれています。ここは筆者の読みです。

何から読むか・観るか

ここは筆者の判断になります。

原作は井上堅二さんの小説、イラストは葉賀ユイさん、レーベルはファミ通文庫です。巻数は本記事では確認していないため、刊行状況は公式情報で確認してください。

マンガ版から入るなら、まったくモー助さん・夢唄さんの本編版が軸になります。KOIZUMIさんの「ぢゃ」とnamoさんの「SPINOUT!それが僕らの日常。」はそこからの派生です。

アニメは第1期が2010年、第2期が2011年。権利表記の年から確認できます。配信状況は時期によって変わるため確認してください。

周年の情報はファミ通文庫の特設サイトと公式Xに集まっています。最新の刊行・配信状況はそちらを見るのが確実です。

どこで読める?

「バカとテストと召喚獣」は井上堅二さんの小説が原作、イラストは葉賀ユイさんです。レーベルはファミ通文庫(KADOKAWA)。

2025年に原作完結10周年とアニメ化15周年が重なり、記念の公式サイトと公式Xが開設されました。

マンガ版は角川書店から2系統(まったくモー助・夢唄版、KOIZUMI「ぢゃ」)、エンターブレインから1系統(namo「SPINOUT!それが僕らの日常。」)が出ています。

小説の巻数は本記事では確認していません。刊行・配信状況は時期によって変わるため確認してください。

よくある質問

2025年は何の年だった?

原作完結10周年とアニメ化15周年が重なった年です。周年記念の公式サイトと公式Xが開設されました。

記念企画の第1弾は?

“アジアンパンクRPG”「サタスペ」とのコラボシナリオブック制作を目的としたクラウドファンディングです。2025年5月23日21時に開始し、目標金額は1000万円でした。

そのシナリオブックの中身は?

「バカとテストと召喚獣」のキャラクターたちが「サタスペ」をプレイする様子が脚本形式で収められる、とされています。

誰がメッセージを寄せた?

原作の井上堅二さん、小説のイラストを担当した葉賀ユイさん、TVアニメのエンディングテーマを務めたmilktubのbambooさんです。

15周年展はどこでやった?

東京・西武渋谷店のモヴィーダ館6階で、2025年7月18日から8月17日までです。前売券1800円、当日券2000円でした。

展示には何があった?

アニメの資料やイラスト、召喚体験ができるフォトスポット、印象的なシーンの再現コーナー、アニメを彩った“珍回答”の紹介が予定されていました。

マンガ版は何種類ある?

本記事で確認できたのは3系統です。角川書店からまったくモー助・夢唄「バカとテストと召喚獣」とKOIZUMI「バカとテストと召喚獣ぢゃ」、エンターブレインからnamo「バカとテストと召喚獣 SPINOUT!それが僕らの日常。」。

小説は全何巻?

本記事では確認していません。巻数はこの記事では扱っていません。ファミ通文庫の公式情報で確認してください。

アニメはいつ放送された?

権利表記から、第1期が2010年、第2期が2011年にあたります。

マンガ版の作者は他に何をしている?

まったくモー助さんと夢唄さんは「旗揚!けものみち」のコミカライズも手がけ、2026年2月26日発売の月刊少年エース4月号で新連載「転生凡人の英雄作成教室」を始めています。

まとめ

2025年、井上堅二さんのライトノベル『バカとテストと召喚獣』は原作完結10周年とアニメ化15周年が同じ年に重なりました。周年記念の公式サイトと公式Xが開設され、企画の第1弾として動いたのは“アジアンパンクRPG”「サタスペ」とのコラボシナリオブックを作るクラウドファンディングです。5月23日21時に開始、目標金額は1000万円で、原作の井上さん、小説のイラストを担当した葉賀ユイさん、TVアニメのエンディングテーマを務めたmilktubのbambooさんがメッセージを寄せました。7月18日から8月17日には「バカとテストと召喚獣展ー15thあにば~さり~!」が東京・西武渋谷店モヴィーダ館6階で開催され、召喚体験フォトスポットや“珍回答”の紹介が並んでいます。マンガ版は角川書店から2系統、エンターブレインから1系統の計3系統が確認できます。

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出典

本文・画像とも出典を明記したうえで、必要な範囲だけを引用しています。画像は公式に公開されたものです。(c)2010 Kenji Inoue/KADOKAWA/バカとテストと召喚獣製作委員会

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