※ アイキャッチ画像はChatGPTで生成したイメージ画像です
真・侍伝 YAIBAの第1期が最終話を迎えた2025年9月27日。その4日後の10月1日に、この作品のアニメーションプロデューサー・岡田麻衣子さんを社長とする新しいアニメスタジオ「Studio Kurm(スタジオクーム)」が生まれました。1年後に発表された第2期「かぐや編」のスタッフ表には、そのStudio Kurmの名前が並んでいます。
⏱ 30秒でわかる基本情報(2026年10月27日時点)
- 放送:2027年1月9日(土)から、読売テレビ・日本テレビ系全国ネットで毎週土曜 夕方5時30分(一部地域を除く)。第1期と同じ枠です
- 制作:アニメーション制作 WIT STUDIO、アニメーション制作協力 Studio Kurm/監督 蓮井隆弘
- 主演:鉄刃=高山みなみ、峰さやか=石見舞菜香、鬼丸猛=細谷佳正。第2期の鍵になるかぐや=小清水亜美、ツキカゲ=内山昂輝
- 主題歌:第2期のオープニング・エンディングは未発表
- 原作:青山剛昌『YAIBA』(小学館 少年サンデーコミックス、全24巻)。青山さんがシナリオを完全監修
- まだ発表されていない:配信サービス、話数、主題歌、原作のどこまでを描くか

『真・侍伝 YAIBA』第2期のクレジットに「Studio Kurm」が加わった
Studio Kurmは、サイバーエージェントが2025年10月1日に設立したアニメ制作スタジオです。代表取締役社長は岡田麻衣子さん。第1期でアニメーションプロデューサーを務めた人です。コミックナタリーの報道によると、設立と同時に、『モブサイコ100』のキャラクターデザインや『ダンダダン』の宇宙人・妖怪デザインで知られる亀田祥倫さんが、2026年1月から「クリエイター代表」として加わることも発表されました。
亀田さんは、この作品のキャラクターデザインと総作画監督です。つまり、第1期の現場を動かしてきたプロデューサーと、絵の中心にいたアニメーターが、そろって新しいスタジオに移ったことになります。岡田さんは設立のコメントで、制作環境が年々厳しくなり「このままではアニメが作れなくなってしまう」という危機感があったと書いています。
それが第2期にどう表れたのか。2026年9月19日の放送情報の発表では、アニメーション制作はこれまでどおりWIT STUDIOのまま、新たに「アニメーション制作協力:Studio Kurm」が加わりました。亀田さんと岡田さんの名前の後ろにも「(Studio Kurm)」と所属が書き添えられています。制作会社が入れ替わったのではなく、WIT STUDIOの作品にStudio Kurmが協力する形です。
📈 第1期の終わりから第2期の放送まで
1期の最終話の日から1年——発表資料のスタッフ表は、ここが変わった

第1期から第2期まで、スタッフ表のどこが変わったかが分かります。
作品の発表資料には、毎回スタッフの一覧が付いています。第1期最終話の日(2025年9月)、AnimeJapan 2026のステージの日(2026年3月)、第2期の放送情報の日(2026年9月)の3つを並べてみました。公式サイトとニュースサイトに載った資料をそのまま写したもので、名前が消えた人が担当を外れたのかどうかは、2026年10月27日時点で発表されていません。
| 役職 | 2025年9月 (第1期 最終話の日) | 2026年3月 (AnimeJapan 2026) | 2026年9月 (第2期 放送情報) |
|---|---|---|---|
| 監督 | 蓮井隆弘 | 蓮井隆弘 | 蓮井隆弘 |
| シリーズ構成 | 待田堂子 | 待田堂子 | 待田堂子 |
| キャラクターデザイン/総作画監督 | 亀田祥倫 | 亀田祥倫(Studio Kurm) | 亀田祥倫(Studio Kurm) |
| サブキャラクターデザイン | 前並武志(メインアニメーター兼任) | 前並武志(メインアニメーター兼任) | 前並武志 |
| メインアニメーター | 前並武志 | 前並武志 | 大城勝、藤巻裕一(Studio Kurm) |
| 特技監督 | 桝田浩史 | 桝田浩史 | — |
| 3D監督 | 中村幸憲 | — | — |
| 撮影監督 | 福士享 | 織田悠大(Folium) | 織田悠大(Folium) |
| 美術監督 | 竹田悠介(Bamboo) | 竹田悠介(Bamboo) | 竹田悠介(Bamboo) |
| 色彩設計 | 橋本賢 | 橋本賢 | 橋本賢 |
| 音楽 | やまだ豊、出羽良彰 | やまだ豊、出羽良彰 | やまだ豊、出羽良彰 |
| 音響監督 | 山田陽 | 山田陽 | 山田陽 |
| アニメーションプロデューサー | 岡田麻衣子 | 岡田麻衣子(Studio Kurm) | 岡田麻衣子(Studio Kurm) |
| アニメーション制作協力 | — | — | Studio Kurm |
| アニメーション制作 | WIT STUDIO | WIT STUDIO | WIT STUDIO |
色つきのセルは、ひとつ前の時点から表記が変わったところ。「—」はその時点の発表資料に載っていない役職です。
並べると、変わらない部分のほうが多いことが分かります。監督、シリーズ構成、美術、色彩、音楽、音響の各チーフは、3つの時点で同じ名前です。変わったのは、撮影監督(2026年3月の時点で織田悠大さんに)と、メインアニメーター(2026年9月に大城勝さん・藤巻裕一さんに)、そして所属の表記です。
公式サイトのSTAFF欄には「特技監督 桝田浩史」の行がページの中に残っていますが、画面には表示されないように隠されています。Blu-ray第1巻のブックレットには、亀田さん・前並さん・桝田さんの3人の鼎談インタビューが入っています。第2期で役職名が変わったのか、別の形で関わるのかは、まだ分かりません。
※スタッフ表は、2025年9月=電ファミニコゲーマー掲載のプレスリリース、2026年3月=アニメ!アニメ!の作品情報、2026年9月=電ファミニコゲーマー掲載のプレスリリースと公式サイトのSTAFF欄から作りました。編集、美術設定、音響効果は3時点とも同じ(廣瀬清志、藤井一志、森川永子)なので表から省いています。
『YAIBA』21巻の表紙を油絵で写した少年が、30年後に総作画監督になった
亀田祥倫さんが2024年9月、制作陣の発表に寄せたコメントは、思い出話から始まります。小学生のころ、祖母から油絵の具のセットをもらい、何を描けばいいか分からず、大好きな『YAIBA』のコミックス21巻の表紙をキャンバスに写したそうです。国立国会図書館の記録では、21巻が出たのは1993年6月。それから30年がたち、「ただの古参ファンがキャラデとして公式で描けることになり」と喜びを書いています。

第2期の制作が決まった日に出たビジュアルも、亀田さんの描き下ろしです。AnimeJapan 2026では、亀田さんが第2期のティザービジュアルについて「刃の表情をあえて隠すことで、どのような状況や感情なのかを想像してほしい」と話しました。見どころを聞かれると、スケールがさらに大きくなり、バトルもよりダイナミックに描かれると答えています。

『モブサイコ100 III』の監督と、WIT STUDIO
監督の蓮井隆弘さんは、コミックナタリーの紹介では『モブサイコ100 III』の監督です。亀田さんも『モブサイコ100』に関わってきたので、2人は同じシリーズの経験を持って『YAIBA』に来たことになります。アニメーション制作のWIT STUDIOは、『進撃の巨人』や『SPY×FAMILY』を手がけてきたスタジオです。
蓮井さんは、知っている人も知らない人も楽しめるよう、青山先生の監修のもと「現代版として、変化も加えつつ映像化」したとコメントしています。原作者の青山剛昌さんはシナリオを完全監修しています。
第2期について、蓮井さんはAnimeJapan 2026のステージで「かぐや編は、刃とさやかの関係性を一つの区切りとして描くストーリー」だと話しました。音楽のやまだ豊さんは、最初の打ち合わせで監督から「音楽をキャラクターの一つとして考えてもらいたい」と言われ、うれしかったとふり返っています。
| 担当 | 名前 | 公式・報道で確かめられること |
|---|---|---|
| 監督 | 蓮井隆弘 | 『モブサイコ100 III』監督。第2期を「刃とさやかの関係性を一つの区切りとして描く」と説明 |
| キャラクターデザイン/総作画監督 | 亀田祥倫 | 『モブサイコ100』キャラクターデザイン。2026年1月からStudio Kurmのクリエイター代表 |
| シリーズ構成 | 待田堂子 | 第1期から続投 |
| 音楽 | やまだ豊、出羽良彰 | 監督の注文は「音楽をキャラクターの一つとして」 |
| アニメーションプロデューサー | 岡田麻衣子 | Studio Kurm 代表取締役社長 |
| アニメーション制作 | WIT STUDIO | 『進撃の巨人』『SPY×FAMILY』など |
月から来た支配者・かぐや——第2期で刃たちの前に立つ人物

かぐや・ツキカゲ・龍神と、演じる声優のコメントを紹介します。
第1期の最終話、第24話「月からの侵略者」では、空に巨大な船があらわれます。中から出てきたのは、千年の眠りから目覚めた月の支配者・かぐや。刃は、日本を救うために天下一のサムライになると決め、鬼丸もまた世界の支配をねらって動き出します。第2期はその続きから始まる三つどもえの物語です。
※ここから先は、公式サイトの人物紹介とキャストのコメントに書かれている、かぐや編の設定に触れます。

かぐや
CV. 小清水亜美
千年の眠りより目覚めた月の支配者。地球も支配しようと月からやってきました。扇が武器で、刃と鬼丸を圧倒する力を持ちます。若い女性のエキスを吸うことで生き長らえているらしい人物です。
- 小清水亜美さんは、子どものころ見ていたこの作品で、かぐや様は「とっても怖い存在」で、女の子が老婆のようになってしまう場面をはっきり覚えているとコメントしています
- 蓮井監督は、小清水さんのプランをもとに「やや若めの印象」で、優雅で余裕のある芝居をお願いしたと話しています

ツキカゲ
CV. 内山昂輝
かぐやの側近。かぐやに忠誠を誓い、軍を指揮しています。かぐやに差し出すエキスを集めるため、若い女性をとらえようと動きます。
- 蓮井監督は「かぐやの側近であり参謀で、第2期から登場するキャラクターたちと色々あるので、苦労が多いキャラクター」と紹介しています
- 内山昂輝さんは、物語の途中からの参加だったが、スタッフとキャストが温かく迎えてくれたとコメントしています

龍神
CV. 大塚明夫
龍神の玉を守る神様。千年のあいだ、龍神の玉を扱うのにふさわしい人間を待っていました。刃が真のサムライかどうか、試練を与えます。かぐやと因縁があるようです。
- 大塚明夫さんは、龍神には敵か味方か判断できない謎めいた部分があるとコメントしています
第2期のメインビジュアルでは、刃と鬼丸が龍神剣と風神剣を交えています。2人の刀身に映るのは、さやかを連れ去るかぐやとツキカゲ・ゲッコー。峰さやか役の石見舞菜香さんはAnimeJapan 2026で「さやかが大ピンチに陥ります」と話しました。
刃・さやか・鬼丸は、第1期と同じ3人が演じる

鉄 刃(くろがね やいば)
CV. 高山みなみ
剣の修行を積む、型破りでお調子者の野生児。ジャングル育ちで礼儀を知らないが、野生的な直感力と適応力で剣を振るいます。
- 高山みなみさんは、1993年から放送された『剣勇伝説YAIBA』でも刃を演じました。2度目の刃です

峰さやか(みね さやか)
CV. 石見舞菜香
剣道道場の娘で、自分も剣道に打ち込むしっかり者。SNSも使いこなす今時の女の子で、刃に振り回されてはツッコミ役に回ります。
- AnimeJapan 2026では、第1期第22話の「刃……ごめんね……いっしょにいけなくて」の場面を印象に残るシーンに選びました

鬼丸 猛(おにまる たけし)
CV. 細谷佳正
刃の宿命のライバル。剣道の全国大会で優勝した実力者で、努力家でプライドも高い。刃との衝突が重なり、強さに固執していきます。
- 細谷佳正さんは、オーディションに落ち続けた時期に唯一二次審査の知らせが来たのが鬼丸役だったとコメントしています
土曜夕方5時30分に戻ってくる——第1期から第2期までの年表

アニメ化発表から第2期放送までの流れを日付で追えます。
第2期の放送枠は、第1期と同じ読売テレビ・日本テレビ系の土曜夕方5時30分です。第1期のときは、公式サイトの案内によると「青山剛昌アワー」の終了後、土曜18時30分からNetflixとABEMAで最速配信されていました。公式サイトのNEWSの日付で、ここまでの流れを並べます。
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2024年5月8日 | 『YAIBA』完全アニメ化を発表。公式サイトがオープン |
| 2024年9月4日 | タイトル『真・侍伝 YAIBA』、WIT STUDIO、主要スタッフとキャストを発表 |
| 2025年2月8日 | 初回放送日を発表 |
| 2025年4月5日 | 第1期の放送開始(土曜夕方5時30分) |
| 2025年9月27日 | 第1期最終話(第24話「月からの侵略者」)。同じ日に第2期かぐや編の制作を発表 |
| 2025年10月1日 | Studio Kurm 設立(代表 岡田麻衣子) |
| 2026年3月28日 | AnimeJapan 2026で第2期ティザービジュアルを公開 |
| 2026年8月8日 | 「YAIBAの日」にハライチが宣伝大使に就任 |
| 2026年9月19日 | 第2期のメインビジュアルと放送日(2027年1月9日)を発表 |
| 2026年10月23日 | 「宇宙プロジェクト」始動。青山剛昌の描き下ろしイラストを国際宇宙ステーション「きぼう」へ |
| 2027年1月9日 | 第2期かぐや編 放送開始 |
2026年10月27日時点で、公式サイトの放送情報ページには「第1期放送中!」として、読売テレビ(月曜深夜)、BS12(金曜深夜)、TOKYO MX(火曜深夜)での第1期の放送が載っています。第2期の前に第1期を見ておきたい人は、こちらで追いつけます。第1期の配信はNetflix、ABEMAのほか、dアニメストアやPrime Video、U-NEXTなど多くのサービスで行われました。
第2期の制作決定PVは、ShoProアニメチャンネルの『真・侍伝 YAIBA』第2期“かぐや編”制作決定PVで見られます。かぐやとツキカゲの声が初めて聞ける映像です。
1988年の週刊少年サンデーから——原作『YAIBA』全24巻
原作は、『名探偵コナン』の青山剛昌さんが週刊少年サンデー(小学館)で1988年39号から1993年50号まで連載した『YAIBA』です。単行本は少年サンデーコミックスで全24巻、累計発行部数は1700万部と発表されています。1993年には最初のアニメ『剣勇伝説YAIBA』が放送されていて、ファミ通.comは今回を「32年の時を経て」の再アニメ化と伝えています。
📈 原作『YAIBA』の数字
国立国会図書館の記録を見ると、少年サンデーコミックス版は1989年5月の1巻から1994年3月の24巻まで出ています。アニメ化に合わせて、2025年3月には少年サンデーコミックスの復刻BOXが、2025年5月30日からは小学館ジュニア文庫で『真・侍伝YAIBA』のノベライズも出ました。公式サイトのトップからは、マンガアプリ「サンデーうぇぶり」の『YAIBA』のページにも飛べます。
宣伝大使のハライチ・岩井勇気さんは、第2期で楽しみな場面にゲッコーとのバトルを挙げ、「原作でもダイナミックな戦いだった」と話しています。アニメが原作のどこまでを描くのかは、2026年10月27日時点で未発表です。
まだ分かっていないこと(2026年10月27日時点)
放送まであと2か月半ほど。次の項目は、まだ公式から発表されていません。
未発表の項目
- 第2期の配信サービスと配信開始日
- 第2期の話数
- 第2期のオープニング・エンディング主題歌(第1期はOPがBLUE ENCOUNT「BLADE」)
- アニメが原作のどこまでを描くか
- 特技監督・3D監督の第2期での扱い(発表資料に名前がない理由)
- 「宇宙プロジェクト」の今後の内容
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Yaiba 原作コミック 1巻(少年サンデーコミックス)
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出典
- TVアニメ『真・侍伝 YAIBA』公式サイト(STAFF&CAST・登場人物・コメント)
- 公式NEWS 第2期メインビジュアル&放送情報を解禁(2026.09.19)
- 公式NEWS 第2期制作決定ビジュアル&PV(2025.09.27)
- 公式NEWS 初回放送日が決定(2025.02.08)
- 公式NEWS アニメ制作陣によるコメント(2024.09.04)
- 公式NEWS 宇宙プロジェクト始動(2026.10.23)
- 公式サイト 放送情報
- 電ファミニコゲーマー(第2期 放送日・スタッフ表 2026年9月)
- 電ファミニコゲーマー(第2期制作決定・スタッフ表 2025年9月)
- アニメ!アニメ!(第2期制作決定・最終話の内容)
- アニメ!アニメ!(AnimeJapan 2026 ステージレポート・スタッフ表 2026年3月)
- アニメ!アニメ!(ハライチ宣伝大使)
- ファミ通.com(第2期制作決定・『剣勇伝説YAIBA』)
- コミックナタリー(WIT STUDIO・監督と亀田祥倫の過去作)
- コミックナタリー(Studio Kurm 設立)
- GameBusiness.jp(Studio Kurm 設立)
- 電撃オンライン(アニメ制作陣の発表・コメント)
- アニプレックス Blu-ray&DVD 商品情報
- 国立国会図書館サーチ(少年サンデーコミックス『YAIBA』各巻の刊行年月)
- ShoProアニメチャンネル『真・侍伝 YAIBA』第2期“かぐや編”制作決定PV
確認日:2026年10月27日/画像:©青山剛昌/小学館/真・侍伝YAIBA製作委員会
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