※本記事は、公式サイト・出版社・ニュースサイトで公開されている情報をもとにまとめています。推測にあたる部分は、その旨を書いています。
龍と苺は2026年6月3日発売の週刊少年サンデー27号で完結しました。全29巻。2020年5月に連載が始まり、約6年で終わったことになります。そしてこの作品には、連載がまだ3巻の時点で起きたことがあります。2021年3月10日発売の週刊少年サンデー15号に、藤井聡太王位・棋聖、永瀬拓矢王座、羽生善治九段のインタビューが掲載されたのです。3巻の発売を記念した企画でした。藤井王位・棋聖が「龍と苺」を読んだ感想も収められています。
📘 この記事でわかること
- 3巻のときに雑誌で何が起きたか
- 完結の日付と全巻数
- 1巻と最終巻の発売日の関係
- 作者自身の言葉がどこにあるか
- 作者の次の連載はいつからか
- 完結記念の無料公開の範囲
- 紹介文が6年でどう変わったか
📈 数字で見る龍と苺
完結はいつだったのか
🔑 2026年6月3日発売のサンデー27号で最終話
- 最終話は2026年6月3日発売の週刊少年サンデー27号に掲載されました。
- 単行本は27巻が6月18日、28巻が7月16日、最終29巻が8月18日発売。3か月連続で出ています。
- 連載開始は2020年5月。約6年の連載でした。
サンデーうぇぶりでは6月10日に最終話が配信され、6月18日から7月1日まで1巻から25巻が無料公開されました。
「龍と苺」の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 龍と苺 |
| 作者 | 柳本光晴 |
| 掲載誌 | 週刊少年サンデー(小学館) |
| 連載開始 | 2020年5月 |
| 最終話掲載 | 2026年6月3日発売の週刊少年サンデー27号 |
| 単行本 | 全29巻 |
| 1巻の発売 | 2020年8月18日 |
| 最終29巻の発売 | 2026年8月18日 |
| 主人公 | 藍田苺。連載開始時は14歳・中学2年生 |
| 軸になる棋戦 | 竜王戦(将棋界の8大タイトル戦の1つ) |
| 作者の前作 | 響~小説家になる方法~ |
| 作者の次の連載 | 2026年11月4日発売の週刊少年サンデー49号から(タイトル未定) |
3巻発売記念で棋士3人がサンデーに登場した
連載2年目、単行本3巻が出る時点での企画です。マンガの単行本発売記念としては規模が大きいものでした。
コミックナタリーが2021年3月10日に報じた内容です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 掲載誌 | 2021年3月10日発売の週刊少年サンデー15号 |
| 登場した棋士 | 藤井聡太王位・棋聖、永瀬拓矢王座、羽生善治九段 |
| 企画の趣旨 | 「龍と苺」3巻の発売と、3月27日開幕の早指し団体戦「第4回ABEMAトーナメント」に合わせたもの |
| 語られた内容 | それぞれの強さの秘密、棋風の魅力、“キャラ立ち”の背景 |
| 作品との関わり | 「龍と苺」のセリフにちなんだ“究極の質問”に3人が回答 |
| 藤井王位・棋聖 | 「龍と苺」を読んだ感想も収録 |
| そのほか | 将棋初心者に向けた「Q&Aコーナー」も設けられた |
| 3巻の発売日 | 2021年3月17日 |
肩書きに注目してください。藤井聡太さんは当時「王位・棋聖」、永瀬拓矢さんは「王座」、羽生善治さんは「九段」。2021年3月時点のものです。
「龍と苺」のセリフにちなんだ“究極の質問”に3人が答えている。マンガの側から棋士に問いを投げる形です。タイアップでありながら、作品の内容に踏み込んだ企画になっています。
そして藤井王位・棋聖が「龍と苺」を読んだ感想を寄せている。現役のタイトルホルダーが、その競技を描いたマンガを読んで語ったという記録です。
このとき3巻で描かれていたのは、コミックナタリーによれば「因縁の棋士と対局するため竜王戦出場への資格を掴もうと、アマチュア竜王戦全国大会に挑む苺の姿」でした。主人公はまだアマチュアの段階です。
刊行データで見る6年
分かっている発売日を並べると、区切りのよい数字が出てきます。
コミックナタリーに掲載された発売日です。
| 巻 | 発売日 |
|---|---|
| 1巻 | 2020年8月18日 |
| 3巻 | 2021年3月17日 |
| 27巻 | 2026年6月18日 |
| 28巻 | 2026年7月16日 |
| 29巻(最終巻) | 2026年8月18日 |
1巻と最終29巻の発売日が、どちらも8月18日です。2020年8月18日から2026年8月18日。ちょうど6年です。
29巻を6年で出したことになるので、年あたり約4.8冊。週刊連載としては標準的なペースです。
最後の3巻は6月18日、7月16日、8月18日と1か月ごとに出ています。最終話がサンデー27号(6月3日発売)に載ってから、単行本が3か月かけて出そろった形です。
紹介のされ方が6年で変わっている
同じ媒体が同じ作品をどう説明したか。連載開始から完結まで並べると、言葉が入れ替わっています。
コミックナタリーが各時点で使った紹介文です。
| 時期 | コミックナタリーの紹介 |
|---|---|
| 連載開始の告知(2020年) | 「サンデーで将棋描く新連載、ルール知らない14歳の少女が闘う」 |
| 1巻発売(2020年8月18日) | 「14歳の少女が大人相手に将棋で“闘う”」 |
| 3巻発売記念(2021年3月10日) | 「中学2年生の藍田苺が、将棋界に真っ向勝負を挑む“闘う”将棋マンガ」 |
| 完結(2026年6月3日) | 「将棋界に突然現れた新星・藍田苺の快進撃を描いてきた」 |
| 完結直後(2026年6月7日) | 「“闘う”将棋マンガ」 |
連載開始時は「ルール知らない」「14歳の少女」「大人相手に」。主人公の不利な条件が前に出ています。
完結時は「将棋界に突然現れた新星」「快進撃」。不利な条件の説明が消え、結果を示す言葉になっています。
そして「闘う」という言葉は6年間ずっと使われ続けました。紹介の枠が変わっても、この1語は残っていることになります。
なお「闘う」にカギカッコが付いているのは、将棋を「指す」ではなく「闘う」と書いているからです。連載開始の告知から完結直後まで、同じ表記が使われています。
作者自身の言葉はどこにあるか
完結時、柳本光晴さんのコメントはコミックナタリーの記事に載っていません。代わりに、完結直後の出演番組があります。
コミックナタリーが報じた内容です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 番組 | ポッドキャスト「マンガのラジオ supported by viviON」 |
| パーソナリティ | 吉田尚記 |
| 配信時期 | 2026年6月の毎週日曜18時から、4回にわたって配信 |
| 語られた内容 | 柳本のマンガ作りの原点、同人活動時代の話、創作についての自己分析、次回作の構想 |
| 出演のタイミング | 「龍と苺」を完結させたばかりの時期 |
4回にわたる出演です。コミックナタリーは内容を「マンガ作りの原点」「同人活動時代の話」「創作についての自己分析」「次回作の構想」と挙げています。
つまり完結の感想ではなく、制作論と次作の話が中心だったことになります。
本記事では番組の内容そのものは扱っていません。柳本さんの発言を確認したい場合は番組本体にあたってください。
完結後に発表されたこと
完結から約3か月半後、作者の次の動きが公表されました。
コミックナタリーに掲載された内容です。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2026年6月10日 | サンデーうぇぶりで最終話を配信 |
| 2026年6月18日〜7月1日 | サンデーうぇぶりで1巻から25巻を無料公開 |
| 2026年8月11日 | ピッコマで完結記念企画。110話分を無料で一気読み |
| 2026年9月16日 | 柳本光晴の新連載が11月4日発売のサンデー49号からスタートと発表。タイトル未定 |
| 同時発表 | 的野アンジ「不死原くん高校デビュー!!」が9月30日発売の44号から連載開始 |
| 同時発表 | 浅山わかび「コスモグラフ」が10月7日発売の45号から連載開始 |
| 同時発表 | オダトモヒトの読み切り「第107魔獣戦線の騎士団~フトシ・オデッセイ~」が10月21日発売の47号に掲載 |
新連載は2026年11月4日発売の週刊少年サンデー49号からです。コミックナタリーは「柳本が週刊少年サンデーに帰還」と書いています。タイトルは未定で、キャラクターの絵だけが公開されました。
完結(6月3日)から新連載(11月4日)まで5か月。同じ雑誌に戻ります。
無料公開は2回ありました。サンデーうぇぶりで1〜25巻、ピッコマで110話分。どちらも全話ではありません。全29巻なので、うぇぶりの分は最後の4巻が含まれていないことになります。
ここから先は筆者の見方です
ここから先は公表情報からの筆者の解釈です。関係者の説明ではありません。
3巻で棋士3人を呼べた意味
単行本3巻の発売記念で、藤井聡太さん・永瀬拓矢さん・羽生善治さんがそろって雑誌に登場する。この企画について考えます。
筆者の見方では、作品側の実績ではなく、将棋側の事情も働いていると思います。企画は「第4回ABEMAトーナメント」の開幕(2021年3月27日)に合わせたものでした。将棋を広く見せたい側と、マンガを広く見せたい側の利害が合っています。
そのうえで、「龍と苺」のセリフにちなんだ“究極の質問”に答えるという形は、単なる相乗りではありません。作品を読んだうえでの企画です。藤井王位・棋聖の読後感想が載っていることもそれを裏づけます。ここは筆者の読みです。
3巻の主人公がまだアマチュアだったこと
2021年3月の3巻で描かれていたのは、アマチュア竜王戦全国大会に挑む段階でした。一方、完結時には「棋界に現れた新星」と紹介されています。
筆者の推測では、3巻から29巻までの26巻分が、アマチュアからプロ棋界へ上がっていく過程だったのだと思います。竜王戦が軸になっていることと対応します。
ただしコミックナタリーは各巻の内容を追っていません。どの巻で何が起きたかは作品本体で確認してください。ここは推測です。
どこから読むか
全29巻、完結済み。ここは筆者の判断になります。
1巻から順に読むのが素直です。完結しているので途中で止まりません。主人公は連載開始時14歳・中学2年生で、将棋のルールを知らない状態から始まります。将棋を知らない読者でも入口は同じです。
作者の前作は「響~小説家になる方法~」。将棋ではなく小説を題材にした作品です。「龍と苺」と同じ構図を別の競技で見たい場合の選択肢になります。
2026年11月4日発売のサンデー49号から新連載が始まります。いま「龍と苺」を読み終えると、次作の開始に間に合う時期です。
どこで読める?
「龍と苺」は週刊少年サンデー(小学館)で2020年5月から2026年6月まで連載され、単行本は全29巻です。
サンデーうぇぶりで2026年6月18日から7月1日まで1巻から25巻が無料公開されました。期間は終了しています。
ピッコマでは2026年8月に完結記念企画として110話分が無料公開されました。
柳本光晴さんの新連載は2026年11月4日発売の週刊少年サンデー49号から始まります。
よくある質問
龍と苺はいつ完結した?
最終話は2026年6月3日発売の週刊少年サンデー27号に掲載されました。単行本は全29巻です。
最終巻はいつ発売?
最終29巻は2026年8月18日発売です。27巻が6月18日、28巻が7月16日と、3か月連続で出ました。
連載はいつ始まった?
2020年5月です。単行本1巻は同年8月18日発売で、最終巻とちょうど6年の差になります。
藤井聡太が登場したって本当?
2021年3月10日発売の週刊少年サンデー15号に、藤井聡太王位・棋聖、永瀬拓矢王座、羽生善治九段のインタビューが掲載されました。「龍と苺」3巻の発売を記念した企画で、藤井王位・棋聖が作品を読んだ感想も収録されています。
作者の前作は?
「響~小説家になる方法~」です。
作者は完結についてコメントした?
コミックナタリーの記事には掲載されていません。ただし完結直後の2026年6月、ポッドキャスト「マンガのラジオ supported by viviON」に4回出演し、マンガ作りの原点や次回作の構想を語っています。
次の連載はいつから?
2026年11月4日発売の週刊少年サンデー49号からです。タイトルは未定と発表されています。
どんな話?
将棋界に突然現れた新星・藍田苺の快進撃を描く作品です。将棋界の8大タイトル戦の1つ、竜王戦が軸になっています。
まとめ
『龍と苺』は2026年6月3日発売の週刊少年サンデー27号で完結しました。単行本は全29巻で、最終巻は2026年8月18日発売。1巻が2020年8月18日発売なので、ちょうど6年です。この作品には連載2年目、単行本3巻の時点で起きたことがあります。2021年3月10日発売の週刊少年サンデー15号に、藤井聡太王位・棋聖、永瀬拓矢王座、羽生善治九段のインタビューが掲載されたのです。3巻の発売と「第4回ABEMAトーナメント」開幕に合わせた企画で、3人は強さの秘密や棋風の魅力を語り、「龍と苺」のセリフにちなんだ“究極の質問”にも答えました。藤井王位・棋聖が作品を読んだ感想も収録されています。作者の柳本光晴さんは完結直後の2026年6月にポッドキャスト「マンガのラジオ」へ4回出演し、次回作の構想などを語りました。新連載は2026年11月4日発売の週刊少年サンデー49号から始まります。
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出典
- コミックナタリー 柳本光晴の「龍と苺」が完結 棋界に現れた新星を描く将棋マンガ(2026年6月3日)
- コミックナタリー 藤井聡太王位・棋聖ら棋士がサンデーに登場!将棋マンガ「龍と苺」3巻発売記念し(2021年3月10日)
- コミックナタリー「龍と苺」を完結させたばかりの柳本光晴、吉田尚記「マンガのラジオ」に出演(2026年6月7日)
- コミックナタリー「古見さん」オダトモヒトの新作読切、「龍と苺」柳本光晴らの新連載がサンデーに(2026年9月16日)
引用元は末尾の出典欄に記載しました。引用は必要な範囲にとどめ、作品の画像は使用していません。©柳本光晴/小学館
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