チー付与 完全ガイド|スタッフ表に「ギャグ専用のキャラクターデザイン」が立っている作品

追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。 アイキャッチ

※ アイキャッチ画像はGemini AIで生成したイメージ画像です

TVアニメ『追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。』——通称『チー付与』が2026年10月6日(火)深夜24時からテレ東系列で放送開始。アニメーション制作はP.A.WORKSです。この記事では放送・配信情報を整理したうえで、公式スタッフ表に「ギャグ・サブキャラクターデザイン/総作画監督」という役職が独立して置かれていることと、その意味を解説します。

📋 この記事でわかること

  • テレ東系列とAT-Xの放送日時、見放題最速配信の2社
  • 「ギャグ・サブキャラクターデザイン」という独立した役職の意味
  • 総作画監督が3人いる体制
  • 公式が原作者の「小説版と漫画版で内容が99割程度違う」を原文ママで載せている件
  • 銃もヤクザもある世界で、なぜ魔法で戦うのか
  • 当サイト独自の6軸レーダー評価(根拠も全部公開)

📈 数字で見る『チー付与』

10月6日
2026年・テレ東系列 火曜24:00で放送開始
150万部
原作の累計発行部数
3人
総作画監督の人数
99割
原作者いわく小説版と漫画版で違う内容の割合(原文ママ)

追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。・『チー付与』の放送・配信情報

項目内容
テレ東系列2026年10月6日(火)深夜24時から 放送開始
AT-X2026年10月8日(木)23時30分から 放送開始
AT-X リピート放送10月12日から毎週月曜11時30分/10月14日から毎週水曜17時30分
見放題最速配信ABEMA/dアニメストア
原作六志麻あさ(小説)/業務用餅(漫画)/kisui(キャラクター原案)(講談社「月マガ基地」連載)
監督本間 修
シリーズ構成米内山陽子
キャラクターデザイン/総作画監督清澤唯人
ギャグ・サブキャラクターデザイン/総作画監督合田真さ美
総作画監督ユ・ミンジ
アニメーション制作P.A.WORKS
製作幹事松竹
オープニングテーマsumika「エンバートーチ」

テレビはテレ東系列が10月6日(火)深夜24時で最速。2日後のAT-Xが10月8日(木)23時30分からで、こちらは24時前という観やすい時間です。

AT-Xはリピート放送が週2回——10月12日から毎週月曜11時30分10月14日から毎週水曜17時30分。深夜が厳しい人にはこちらが現実的です。

配信は見放題最速配信がABEMAとdアニメストアの2社と公式サイトに明記されています。2026年9月16日時点で、この2社以外の配信予定は公表されていません。

なお制作は松竹が製作幹事で、アニメーション制作はP.A.WORKS。異世界ファンタジー作品でこの組み合わせはあまり見かけません。

独自評価:6軸レーダーで見る本作

「期待度★4」とだけ書かれても何も伝わりません。当サイトでは同じ6軸・同じ基準で作品を採点し、その根拠を必ず公開しています。実測値(公表部数やスコアサイトの数値)と編集部の判断を分けて表示しているので、納得できない軸は読み飛ばしてください。

📊 チー付与 評価レーダー

6軸すべて5点満点。「実測」は公表値・スコアサイトの数値、「編集部判断」は当サイトの評価です。根拠は下表に全部載せています。

原作人気 4.5 前シーズン満足度 4.0 制作体制の安定度 5.0 声優陣の厚み 5.0 途中から入れるか 4.5 今期の話題性 4.0

総合スコア 4.5 / 5.0

評価軸 点数 根拠 種別
原作人気4.5公式サイトが「累計発行部数150万部突破」と明記。原作は六志麻あさによる小説を業務用餅が漫画化したもので、講談社「月マガ基地」で連載中。キャラクター原案はkisui実測
前シーズン満足度4.0今回が初アニメ化のため前シーズンなし。累計150万部という規模と、公式が「熱狂的な支持を集め続けている」と表現する読者層の厚さを反映した編集部判断
制作体制の安定度5.0アニメーション制作はP.A.WORKS。総作画監督が3人(清澤唯人/合田真さ美/ユ・ミンジ)配置され、うち1人は「ギャグ・サブキャラクターデザイン」を兼任。さらにモンスターデザイン/アクション作画監督(杉光登)とメインアニメーター(鍋田香代子)を別に立てる厚い布陣実測
声優陣の厚み5.0レイン=山下大輝、リリィ=Lynn、マーガレット=青山吉能、ミラベル=富田美憂、エルシー=潘めぐみ、ニーナ=小原好美、半分=岡本信彦、コーネリアス=古川慎、グレンダ=豊口めぐみ、バリオス=楠大典、どんぐり=山崎たくみ、そして暗殺の母に柴田理恵という12役実測
途中から入れるか4.5主人公がギルドを追放される第1話から始まる構成で、前提となるシリーズはない。ただし公式が「冒険・バトル・人間ドラマ・ギャグが高密度に融合」と書くとおり作風の振れ幅が大きいので、第1話でトーンを確かめたほうがよい編集部判断
今期の話題性4.0P.A.WORKS制作、sumikaのオープニング、柴田理恵のキャスティング、トークイベント付き先行上映会の開催という材料がそろう。一方でテレ東系列の火曜24時枠のため、接触機会は深夜アニメの標準的な範囲編集部判断

※ スコアは2026年9月16日時点の公開情報にもとづく当サイトの評価です。放送開始後の反響により随時更新します。

作品紹介:追放された付与魔術師が、付与を全部回収して出ていく

メインビジュアル(出典:アニメ公式サイト) 追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。
メインビジュアル(出典:アニメ公式サイト)

公式サイトのSTORYはこう始まります。「強化付与魔術師のレインは、ある日突然ギルドを追放される。だが彼は絶望するどころか、『今なら何でもできる!』と、これまでギルドメンバーの装備に付与した大量の強化ポイントを回収し、冒険者として新たな道を歩き始める」

「追放もの」というジャンルは2026年秋にも何本もありますが、本作の出だしは少し違います。追放された側が、置いていくのではなく回収していく。タイトルの副題がそのまま説明になっています——「~俺は武器だけじゃなく、あらゆるものに『強化ポイント』を付与できるし、俺の意思でいつでも効果を解除できるけど、残った人たち大丈夫?~」

そして彼が絶望していないのが重要です。公式の書き方は「絶望するどころか、『今なら何でもできる!』と」。追放ものの定型である「見返してやる」という復讐の動機が、最初から抜けている

集まってくる仲間の説明も具体的です。「仲間を皆殺しにされ心を閉ざした天才冒険者、家族を奪われた戦士、人殺しとして育てられた暗殺者――誰もが、簡単には消えない傷を抱えた者ばかり」。そして「それでもレインは、過去も傷も否定せず、まっすぐに明るく受け入れていく」

重い過去を持つ人たちを、軽い主人公が受け止める。この温度差が本作の基本構造です。公式は本作を「冒険・バトル・人間ドラマ・ギャグが高密度に融合した極上のエンターテインメント」と説明していますが、この4要素が同居できるのは、主人公だけが軽いからだと言えます。

原作は累計発行部数150万部突破。六志麻あさの小説を業務用餅が漫画化し、講談社「月マガ基地」で連載中です。

【図解】スタッフ表に「ギャグ・サブキャラクターデザイン」という役職がある

🧭 この作品は、絵を2ライン持っている

公式サイトのSTAFF欄を読むと、キャラクターデザインの職が2つに分かれていることに気づきます。しかも総作画監督は3人います。

キャラクターデザイン/総作画監督
キャラクターデザイン/総作画監督
清澤唯人
🎨
① 通常のキャラクターデザイン
レイン、リリィ、マーガレットなど
レイン、リリィ、マーガレットなど
標準的なアニメの絵柄で描かれる面々
主人公チーム周りは、一般的な異世界ファンタジーの作画で描かれています。公式のキャラクター一覧で並ぶレイン・ガーランド/リリィ・フラムベル/マーガレット・エルス/ミラベル/エルシー・ゾラ/ニーナがこちら側です。
ギャグ・サブキャラクターデザイン/総作画監督
ギャグ・サブキャラクターデザイン/総作画監督
合田真さ美
😜
② ギャグ用のキャラクターデザイン
どんぐり、暗殺の母など
どんぐり、暗殺の母など
明らかに別の絵柄で描かれている
ここが本作のスタッフ表で最も珍しい点です。「ギャグ・サブキャラクターデザイン」という職が独立して立っていて、しかも総作画監督を兼任している。公式のキャラクター一覧を見ると、「どんぐり」(CV:山崎たくみ)や「暗殺の母」(CV:柴田理恵)は、明らかに他のキャラクターと違う絵柄で描かれています
清澤唯人/合田真さ美/ユ・ミンジ
3人が総作画監督にクレジット
🎬
③ 総作画監督は3人
さらにアクション用の作画監督も別に
モンスターデザイン/アクション作画監督:杉光 登
標準の絵ギャグの絵モンスターとアクションの3系統に、それぞれ責任者が置かれている構造です。公式が「冒険・バトル・人間ドラマ・ギャグが高密度に融合」と書いているのは、キャッチコピーではなく体制の説明だったことが分かります。

出典:アニメ公式サイト STAFF/CHARACTER ページの記載にもとづく

主人公紹介:レイン・ガーランド

レイン・ガーランド

レイン・ガーランド

CV. 山下大輝

強化付与魔術師。ある日突然ギルドを追放されるが、絶望するどころか「今なら何でもできる!」と、これまでギルドメンバーの装備に付与した大量の強化ポイントを回収し、冒険者として新たな道を歩き始める。傷を抱えた仲間たちの過去も傷も否定せず、まっすぐに明るく受け入れていく。

  • CV:山下大輝
  • 強化付与魔術師。ギルドを突然追放される
  • 「今なら何でもできる!」と前を向く
  • 付与した強化ポイントは自分の意思でいつでも解除できる
  • 傷を抱えた仲間を否定せず受け入れる

深掘り:「解除できる」という能力設計が効いている理由

本作の能力は、タイトルの副題にすべて書かれています。「俺は武器だけじゃなく、あらゆるものに『強化ポイント』を付与できるし、俺の意思でいつでも効果を解除できるけど、残った人たち大丈夫?」

ここで重要なのは付与できることではなく、解除できることです。強化を与える能力だけなら、追放されても「損をしたのは向こう」で終わります。ところが解除できるので、追放した側の装備が一斉に弱くなる

つまりこの能力は攻撃力ではなく、契約解除権です。彼はギルドに恨みをぶつけるのではなく、ただ自分の貸していたものを引き揚げただけ。それで相手が困る。副題の末尾が「残った人たち大丈夫?」という素朴な疑問形なのは、そういう構造だからです。

そしてこの設計が「復讐しない主人公」を成立させているのがうまいところだと思います。追放ものの主人公はたいてい復讐か証明に動きますが、レインは公式紹介のとおり「絶望するどころか、『今なら何でもできる!』」何もしないことが、そのまま報復になっているので、本人が悪意を持つ必要がない。

演じるのは山下大輝。明るく前向きな主人公を数多く演じてきた人で、重い過去を持つ仲間を「まっすぐに明るく受け入れていく」という役どころには、かなり素直なキャスティングです。

なお公式サイトには、レインを含む12人のキャラクターについて名前と立ち絵は掲載されていますが、プロフィール文はありません(2026年9月16日時点)。本記事の人物解説はSTORYページの記述とキャスト表をもとに構成しています。

ヒロイン紹介:リリィ・フラムベル

リリィ・フラムベル

リリィ・フラムベル

CV. Lynn

公式サイトのキャラクター一覧でレインに次いで2番目に掲載されている人物。プロフィール文は2026年9月16日時点で未掲載だが、ティザービジュアルではレイン、マーガレットとともに中心に描かれている。

  • CV:Lynn
  • 公式キャラクター一覧の2番目に掲載
  • ティザービジュアルでレイン・マーガレットと並んで中心に配置
  • プロフィール文は2026年9月16日時点で未掲載

深掘り:公式が「傷を抱えた者ばかり」と書いた3人が誰なのか

公式のSTORYには、レインのもとに集まる仲間の内訳が書かれています。「仲間を皆殺しにされ心を閉ざした天才冒険者、家族を奪われた戦士、人殺しとして育てられた暗殺者」

3人の来歴だけが先に提示され、名前は書かれていません。一方でキャラクター一覧には12人の名前と立ち絵があり、プロフィール文はまだない。「誰がどの傷を持っているのか」は、意図的に放送まで伏せられています

当サイトは推測を書かない方針なので、対応関係は放送後に追記します。ただし3つの傷が全部「奪われた」側の話であることは押さえておく価値があります。皆殺しにされた、奪われた、育てられた——3人とも自分で選んでいない

そこに、自分の意思でギルドを出ていくことになった主人公が加わる。レインだけは追放という形であれ、外に出た結果を自分で肯定している「今なら何でもできる!」という一言の重さは、仲間の来歴と並べて初めて分かります。

そしてティザービジュアルを見ると、レイン、リリィ・フラムベル、マーガレット・エルスの3人が中心に配置されています。公式のキャラクター一覧の並び順もこの3人が先頭。物語の軸がこの3人であることは、ビジュアルと掲載順の両方から読み取れます。

【図解】人物相関図:公式に発表されている12人

💞 標準の絵で描かれる6人と、別の絵で描かれる面々

公式サイトのキャラクター一覧は12人。掲載順と絵柄の違いから、役割の階層が見えてきます。

レイン・ガーランド
レイン・ガーランド
CV:山下大輝/強化付与魔術師
リリィ・フラムベル
リリィ・フラムベル
CV:Lynn/一覧2番目
マーガレット・エルス
マーガレット・エルス
CV:青山吉能/一覧3番目
ミラベル
ミラベル
CV:富田美憂
エルシー・ゾラ
エルシー・ゾラ
CV:潘めぐみ
どんぐり
どんぐり
CV:山崎たくみ/ギャグ側の絵柄
暗殺の母
暗殺の母
CV:柴田理恵/ギャグ側の絵柄
  • 🤝リリィ・フラムベル レイン・ガーランド … ティザービジュアルでレインの隣に配置。キャラクター一覧2番目
  • 🤝マーガレット・エルス レイン・ガーランド … ティザービジュアルの中心3人のひとり。キャラクター一覧3番目
  • 🤝ミラベル レイン・ガーランド … キャラクター一覧4番目。標準の絵柄側
  • 🤝エルシー・ゾラ レイン・ガーランド … キャラクター一覧5番目。標準の絵柄側
  • 🤝どんぐり レイン・ガーランド … ギャグ・サブキャラクターデザイン側の絵柄で描かれている
  • 暗殺の母 レイン・ガーランド … 同じくギャグ側の絵柄。CVは女優の柴田理恵

🤝 同じ陣営・関わる側/⚔ 立場が異なる側

出典:アニメ公式サイト CHARACTER/STAFF ページの掲載順と絵柄にもとづく。プロフィール文は2026年9月16日時点で未掲載

公式発表されているキャラクター(標準の絵柄側)

マーガレット・エルス

マーガレット・エルス

CV. 青山吉能

公式サイトのキャラクター一覧3番目。ティザービジュアルではレイン、リリィとともに中心に描かれている。プロフィール文は2026年9月16日時点で未掲載。

  • CV:青山吉能
  • キャラクター一覧3番目
  • ティザービジュアルの中心3人のひとり
ミラベル

ミラベル

CV. 富田美憂

公式サイトのキャラクター一覧4番目。青系の髪と厚手の外套が特徴のデザイン。プロフィール文は2026年9月16日時点で未掲載。

  • CV:富田美憂
  • キャラクター一覧4番目
  • 青系の髪と厚手の外套のデザイン
エルシー・ゾラ

エルシー・ゾラ

CV. 潘めぐみ

公式サイトのキャラクター一覧5番目。ピンク系の髪とマントが特徴のデザイン。プロフィール文は2026年9月16日時点で未掲載。

  • CV:潘めぐみ
  • キャラクター一覧5番目
  • ピンク系の髪とマントのデザイン
ニーナ

ニーナ

CV. 小原好美

公式サイトのキャラクター一覧6番目。黒髪ロングと制服風の衣装が特徴で、12人の中では最も現代的な服装をしている。プロフィール文は2026年9月16日時点で未掲載。

  • CV:小原好美
  • キャラクター一覧6番目
  • 12人の中で最も現代的な服装のデザイン
半分

半分

CV. 岡本信彦

公式サイトのキャラクター一覧11番目。「半分」という一語だけのキャラクター名で、CVは岡本信彦。プロフィール文は2026年9月16日時点で未掲載。

  • CV:岡本信彦
  • キャラクター名が「半分」の一語のみ
  • キャラクター一覧11番目

12人の名前を並べると、命名の系統が明らかに2種類あります。レイン・ガーランド、リリィ・フラムベル、マーガレット・エルス、エルシー・ゾラのようなファンタジー風のフルネームに対して、「どんぐり」「半分」「暗殺の母」——後者は名前というより呼び名です。

そして前章で見たとおり、絵柄も同じ線で分かれている。「どんぐり」と「暗殺の母」は明らかに他と違う作画で描かれており、公式スタッフ表には「ギャグ・サブキャラクターデザイン/総作画監督:合田真さ美」という職があります。名前・絵柄・担当スタッフの3つが同じ境界で割れているわけです。

公式サイトのイントロダクションが「中毒性の高いカオスなギャグコメディ、感情を揺さぶるキャラクターの一言――多彩な魅力で熱狂的な支持を集め続けている」と書いているのは、この二重構造を指していると読めます。ギャグとシリアスを同じ画面に置くための体制が、最初から組まれている

なお「暗殺の母」役に女優の柴田理恵が起用されているのも、この文脈で見ると納得がいきます。声優の芝居とは違う質感を持ち込む配役で、絵柄が違うキャラクターに、声も違う系統の人を当てていることになります。

見どころ:公式が原作者の「99割程度違う」を原文ママで載せている

公式サイトのイントロダクションに、ちょっと信じがたい引用が載っています。

項目内容
テレ東系列2026年10月6日(火)深夜24時から
AT-X2026年10月8日(木)23時30分から
AT-X リピート10月12日から毎週月曜11時30分/10月14日から毎週水曜17時30分
見放題最速配信ABEMA/dアニメストア
オープニングテーマsumika「エンバートーチ」(作詞・作曲:片岡健太/編曲:宮田’レフティ’リョウ & sumika)

公式の文章をそのまま引きます。「原作・六志麻あさ自ら『※小説版と漫画版で内容が99割程度違うので、ご注意ください。(※原文ママ) 』と語る通り、予想の上を行く規格外のストーリーが展開される!!」

「99割」です。100%は10割ですから、99割は990%になります。そして公式サイトは、それを直さずに「(※原文ママ)」と注記して載せている。

これは笑いどころとして置かれているわけですが、同時に実務的な注意書きとしても機能しています。小説版と漫画版が別物であるという警告を、原作者本人の言葉で最初に出しておく。アニメを観てから原作に行く人が、どちらを買うべきか迷わないように。

ではアニメはどちらベースなのか。公式のSTAFF表記が答えになっています。原作クレジットは「(講談社『月マガ基地』連載)」で、内訳が小説:六志麻あさ/漫画:業務用餅/キャラクター原案:kisui連載媒体として漫画版の掲載誌が書かれているので、アニメは漫画版を土台にしていると読むのが自然です。

そしてもうひとつ、世界設定に気になる一文があります。公式STORYによれば舞台は「ウージー短機関銃やパチンコ、ヤクザまで存在する異色のファンタジー世界」。銃もヤクザもある。ところが——

「しかしこの世界では、便利な科学技術に頼るほど魔力が落ち、冒険者は弱くなってしまう」

これが本作のいちばんうまい設定だと思います。剣と魔法の世界に銃を出すと、ふつう「なぜ誰も銃を使わないのか」という穴が空きます。本作はそこに科学に頼ると魔力が落ちるというルールを1行置いて、穴を埋めている。銃を選べる世界で、あえて魔法を選ぶ理由がちゃんとある。

最後に主題歌。オープニングはsumika「エンバートーチ」(作詞・作曲:片岡健太/編曲:宮田’レフティ’リョウ & sumika)。公式サイトに片岡健太のコメントが掲載されています——「ファンの方々も含めて、作品への愛情が、ここまで乱反射している例は珍しいと思います。『チー付与』を自由に育てているような気配を摂取しながら、楽しんで楽曲制作に臨みました。音楽でさらなるチートを付与できていたら、この上なく幸せです」

「作品への愛情が、ここまで乱反射している」という表現が、この作品のファンダムの性格をよく表しています。公式イントロの「中毒性の高いカオスな」という自己紹介と、きれいに噛み合っています。

公式ビジュアル

ティザービジュアル。レイン、リリィ・フラムベル、マーガレット・エルスが中心に描かれている(出典:アニメ公式サイト)
ティザービジュアル。レイン、リリィ・フラムベル、マーガレット・エルスが中心に描かれている(出典:アニメ公式サイト)
ビジュアル。バトル寄りの構図(出典:アニメ公式サイト)
ビジュアル。バトル寄りの構図(出典:アニメ公式サイト)

キャスト・スタッフ

メインキャスト

キャラクター声優
レイン・ガーランド山下大輝
リリィ・フラムベルLynn
マーガレット・エルス青山吉能
ミラベル富田美憂
エルシー・ゾラ潘めぐみ
ニーナ小原好美

そのほかのキャスト

キャラクター声優
どんぐり山崎たくみ
バリオス楠 大典
コーネリアス古川 慎
グレンダ豊口めぐみ
半分岡本信彦
暗殺の母柴田理恵

スタッフ

役職担当
原作「追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。」(講談社「月マガ基地」連載)
小説六志麻あさ
漫画業務用餅
キャラクター原案kisui
監督本間 修
シリーズ構成米内山陽子
キャラクターデザイン/総作画監督清澤唯人
ギャグ・サブキャラクターデザイン/総作画監督合田真さ美
総作画監督ユ・ミンジ
モンスターデザイン/アクション作画監督杉光 登
メインアニメーター鍋田香代子
色彩設計土井 和
美術監督神山瑤子
美術デザイン岩月梨紗
プロップデザイン牧野博美
3D監督市川元成
撮影監督佐藤陽一郎
編集髙橋 歩
音楽桶狭間ありさ
音響監督納谷僚介
音響制作スタジオマウス
アニメーション制作P.A.WORKS
製作幹事松竹
製作「チー付与」製作委員会

どこで見られる?

視聴方法内容
テレ東系列(最速)2026年10月6日(火)深夜24時から 放送開始
AT-X2026年10月8日(木)23時30分から 放送開始
AT-X リピート放送10月12日から毎週月曜11時30分/10月14日から毎週水曜17時30分
見放題最速配信ABEMA/dアニメストア
原作講談社「月マガ基地」連載(小説:六志麻あさ/漫画:業務用餅/キャラクター原案:kisui)

最速はテレ東系列の10月6日(火)深夜24時。2日後のAT-Xは23時30分スタートで、こちらのほうが観やすい時間です。

AT-Xはリピート放送が週2回(月曜11時30分/水曜17時30分)あるので、深夜に起きていられない人はここを使うのが現実的です。

配信はABEMAとdアニメストアが見放題最速配信。2026年9月16日時点で公式サイトに載っているのはこの2社のみです。

よくある質問

放送はいつからですか?

テレ東系列で2026年10月6日(火)深夜24時から放送開始です。AT-Xは10月8日(木)23時30分から。AT-Xはリピート放送として10月12日から毎週月曜11時30分、10月14日から毎週水曜17時30分にも放送されます。

配信はどこで観られますか?

ABEMAとdアニメストアが「見放題最速配信」として公式サイトに掲載されています。2026年9月16日時点で、これ以外の配信予定は公表されていません。

原作は小説ですか、漫画ですか?

両方あります。六志麻あさによる小説を業務用餅が漫画化し、キャラクター原案はkisui。連載は講談社の「月マガ基地」です。ただし公式サイトには原作者本人の「※小説版と漫画版で内容が99割程度違うので、ご注意ください。(※原文ママ)」というコメントが掲載されているので、購入前にどちらかを確認することをおすすめします。

「チー付与」ってどういう意味ですか?

正式タイトル『追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。』の略称です。公式サイトやXアカウント(@chi_fuyo)でもこの通称が使われています。

銃がある世界なのに魔法で戦うんですか?

公式STORYにその理由が書かれています。舞台は「ウージー短機関銃やパチンコ、ヤクザまで存在する異色のファンタジー世界」ですが、「この世界では、便利な科学技術に頼るほど魔力が落ち、冒険者は弱くなってしまう」とのこと。科学に頼ると弱くなるという設定で、魔法が選ばれる理由が用意されています。

主題歌は誰が歌っていますか?

オープニングテーマはsumikaの「エンバートーチ」です。作詞・作曲は片岡健太、編曲は宮田’レフティ’リョウ & sumika。劇伴音楽は桶狭間ありさが担当します。

まとめ

『追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。』(通称『チー付与』)は2026年10月6日(火)深夜24時からテレ東系列で放送開始。AT-Xは10月8日(木)23時30分から(リピート:月曜11時30分/水曜17時30分)、見放題最速配信はABEMAとdアニメストアです。アニメーション制作はP.A.WORKS、製作幹事は松竹、原作は累計150万部突破。本記事で掘ったのは公式スタッフ表で、「ギャグ・サブキャラクターデザイン/総作画監督」という役職が独立して置かれ、総作画監督が3人いる点です。実際に公式のキャラクター一覧を見ると「どんぐり」「暗殺の母」は他と明らかに違う絵柄で描かれており、名前・絵柄・担当スタッフが同じ境界で割れている。公式が「冒険・バトル・人間ドラマ・ギャグが高密度に融合」と書いているのは、キャッチコピーではなく体制の説明でした。

出典

記事内のキービジュアル・キャラクタービジュアルは、作品紹介を目的として公式サイトより引用しています。画像の権利はすべて権利者に帰属します。©六志麻あさ・業務用餅・kisui・講談社/「チー付与」製作委員会

📚 発売日・放送日をまとめてチェック

直近の発売予定

  • 9/29(火) ドカ食いダイスキ! もちづきさん 4巻
  • 10/1(木) 2026年秋アニメ 放送開始
  • 10/1(木) マジカル☆エクスプローラー エロゲの友人キャラに転生したけど、ゲーム知識使って自由に生きる 14巻

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