※本記事は、公式サイト・出版社・ニュースサイトで公開されている情報をもとにまとめています。推測にあたる部分は、その旨を書いています。
文学少女シリーズの作者・野村美月さんは、出版社が新しい小説レーベルを立ち上げるときに繰り返し呼ばれています。2014年の集英社ダッシュエックス文庫、2015年の講談社タイガ。コミックナタリーは前者の記事で野村さんを「「“文学少女”」シリーズで知られる」と紹介し、後者では創刊ラインナップ第1弾の1冊として取り上げました。
📘 この記事でわかること
- 2つのレーベル創刊に並んだこと
- 誰と組まされたか
- 同時に並んだ作家たち
- コミカライズの記録
- この記事で確認できなかったこと
- 肩書きとして使われ続けている名前
📈 数字で見る野村美月と「文学少女」
この記事で確認できること
🔑 作者の仕事のほうから見ます
- 2014年、集英社ダッシュエックス文庫の創刊ラインナップに参加。イラストは河下水希さんとのタッグでした。
- 2015年、講談社タイガの創刊ラインナップ第1弾。「晴追町には、ひまりさんがいる。」で、装画は志村貴子さんです。
- どちらの記事でも「“文学少女”」が肩書きとして使われています。シリーズ名が作者の説明になっています。
「“文学少女”」シリーズ自体の刊行データは、この記事では扱っていません。巻数は確認していません。
確認できた基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| シリーズ名 | “文学少女” |
| 作者 | 野村美月 |
| ナタリーでの紹介 | 「“文学少女”」シリーズで知られる野村美月 |
| シリーズの巻数 | 本記事では確認していません |
| 刊行レーベル | 本記事では確認していません |
| 2014年の仕事 | 集英社ダッシュエックス文庫の創刊3カ月ラインナップに参加(イラスト:河下水希) |
| 2015年の仕事 | 講談社タイガ創刊ラインナップ第1弾「晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と」(装画:志村貴子) |
| 同書の発売 | 2015年10月21日(文庫/講談社) |
| コミカライズ | 「“葵” ヒカルが地球にいたころ……」CHuN(FriendlyLand)/野村美月(スクウェア・エニックス) |
| 同書3巻の発売 | 2013年3月22日 |
2つのレーベル創刊に並んだこと
1年あまりのあいだに、別々の出版社の新レーベルに名前が出ています。
コミックナタリーが2014年8月15日と2015年10月1日に報じた内容です。
| 時期 | レーベル | 出版社 | 野村美月の関わり |
|---|---|---|---|
| 2014年8月15日(報道) | ダッシュエックス文庫 | 集英社 | 創刊3カ月のラインナップに、河下水希とのタッグで参加 |
| 2015年10月1日(報道) | 講談社タイガ | 講談社 | 創刊ラインナップ第1弾「晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と」 |
| ダッシュエックス文庫とは | 「スーパーダッシュ文庫」をリニューアルしたレーベル | — | — |
| スーパーダッシュ文庫の実績 | 安倍吉俊挿絵による桜坂洋「All You Need Is Kill」などを輩出 | — | — |
| ダッシュエックス文庫の創刊日 | 2014年11月21日 | — | — |
| 講談社タイガの装画 | 志村貴子 | — | — |
| 「晴追町には、ひまりさんがいる。」の内容 | 心に傷を抱えた男子大学生と、サモエド犬を連れた人妻を軸に展開される | — | — |
| 同書の発売日 | 2015年10月21日(文庫) | 講談社 | — |
どちらも「創刊」のラインナップです。既存レーベルへの寄稿ではなく、新しく立ち上がる枠の最初の顔ぶれに入っています。
ダッシュエックス文庫はスーパーダッシュ文庫のリニューアル。ナタリーは「安倍吉俊挿絵による桜坂洋「All You Need Is Kill」などを輩出してきた」レーベルだと説明しています。
講談社タイガでは「創刊ラインナップ第1弾」と明記されました。10月20日発売と報じられ、関連商品欄では10月21日発売となっています。
装画は志村貴子さん。ナタリーの見出しも「志村貴子が装画担当した小説も」でした。
同時に並んだ作家たち
どちらの創刊でも、名前が並んだ相手が示されています。
コミックナタリーが2014年と2015年に掲載したラインナップです。
| レーベル | 同時に並んだ作品・作家 |
|---|---|
| 講談社タイガ(同日刊行) | 森博嗣「彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?」 |
| 講談社タイガ(同日刊行) | 西尾維新「美少年探偵団 きみだけに光かがやく暗黒星」 |
| 講談社タイガ(同日刊行) | 野崎まど「バビロン I ―女―」 |
| ダッシュエックス文庫 | 松智洋×矢吹健太朗「はてな★イリュージョン」 |
| ダッシュエックス文庫 | 山形石雄×宮城「六花の勇者5」 |
| ダッシュエックス文庫 | 片山憲太郎×山本ヤマト「紅 kure-nai」 |
| ダッシュエックス文庫 | 杉井光×るろお/十文字青×吟/築地俊彦×さらちよみ ほか |
| ダッシュエックス文庫 | 野村美月×河下水希 |
| ラインナップの組数 | 創刊3カ月で15組 |
| ノベライズ | 貴家悠原作による橘賢一「テラフォーマーズ」のノベライズ版を刊行していく |
| コミケ86での施策 | 矢吹健太朗のイラストをあしらった瞬間冷却剤を3万個限定で無料配布 |
講談社タイガの同日刊行が森博嗣・西尾維新・野崎まど。そこに野村美月さんが並んでいます。
ダッシュエックス文庫では河下水希さんとのタッグ。ナタリーは「矢吹は「迷い猫オーバーラン!」の松智洋と、河下は「“文学少女”」シリーズで知られる野村美月とタッグを組む」と書いています。
創刊3カ月のラインナップは15組。作家とイラストレーターの組み合わせで示されました。
コミックマーケット86の東ホール待機列では瞬間冷却剤を3万個限定で無料配布という力の入れ方でした。
この記事で確認できなかったこと
「文学少女」シリーズそのものの刊行データは、確認できませんでした。
今回の記事では取り上げていない項目です。
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| 「“文学少女”」シリーズの巻数 | 本記事では確認していません |
| 刊行レーベル・出版社 | 本記事では確認していません |
| 各巻の発売日 | 本記事では確認していません |
| 読む順番 | 本記事では確認していません |
| アニメ化・映像化の情報 | この記事では扱っていません |
| 確認できたこと | シリーズ名が作者の肩書きとして使われていること |
| 確認できたこと | 2014年と2015年に2社の新レーベル創刊に参加したこと |
| 確認できたこと | コミカライズ「“葵” ヒカルが地球にいたころ……」3巻が2013年3月22日にスクウェア・エニックスから発売されたこと |
巻数を書いているページは多くあります。数字はこの記事では扱っていません。
確認できたのは、この作品名が肩書きとして機能していることです。2014年の記事で、野村さんは作品名で説明されています。
コミカライズの記録は残っています。「“葵” ヒカルが地球にいたころ……」はCHuNさん(FriendlyLand)と野村さんの名義で、スクウェア・エニックスから出ていました。
刊行状況は出版社の公式情報で確認してください。
ここから先は筆者の見方です
ここから先は公表情報からの筆者の解釈です。関係者の説明ではありません。
創刊に呼ばれる作家
2014年に集英社のダッシュエックス文庫、2015年に講談社タイガ。1年あまりで2社の新レーベル創刊に名前が並びました。
筆者の見方では、これは「立ち上げに必要な名前」として数えられているということだと思います。新レーベルの創刊ラインナップは看板です。実績のある書き手を置かないと成立しません。
講談社タイガの同日刊行は森博嗣さん、西尾維新さん、野崎まどさんでした。その並びに入っています。ここは筆者の読みです。
作品名が肩書きになること
2014年のダッシュエックス文庫の記事で、野村美月さんは「「“文学少女”」シリーズで知られる」と紹介されています。
筆者の見方では、作品名だけで作者を説明できる状態になっているということです。記事の読者に対して、それ以上の説明が不要だと編集側が判断している。
組む相手も作品名で説明されています。同じ記事で矢吹健太朗さんは「迷い猫オーバーラン!」の松智洋さんと、と書かれました。作品名で人を指す書き方が徹底しています。ここは筆者の観察です。
何を確認すればいいか
ここは筆者の判断になります。
「“文学少女”」シリーズの巻数と刊行順は、本記事では確認していません。数字を挙げているページはありますが、一次情報で裏が取れなかったため書きません。出版社の公式情報で確認してください。
野村美月さんのその後の仕事は追えます。講談社タイガの「晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と」(2015年10月21日/装画:志村貴子)、集英社ダッシュエックス文庫での河下水希さんとのタッグ。
コミカライズもあります。「“葵” ヒカルが地球にいたころ……」はCHuNさん(FriendlyLand)作画で、スクウェア・エニックスから刊行されていました。
どこで読める?
「“文学少女”」シリーズの作者は野村美月さんです。シリーズの巻数と刊行レーベルは、本記事では確認していません。
野村さんは2014年に集英社の新レーベル「ダッシュエックス文庫」の創刊3カ月ラインナップに、河下水希さんとのタッグで参加しています。
2015年には講談社の新レーベル「講談社タイガ」の創刊ラインナップ第1弾として「晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と」を刊行しました。装画は志村貴子さんです。
刊行状況は時期によって変わるため、出版社の公式情報で確認してください。
よくある質問
「文学少女」の作者は?
野村美月さんです。コミックナタリーは2014年の記事で「「“文学少女”」シリーズで知られる野村美月」と紹介しています。
シリーズは全何巻?
本記事では確認していません。巻数はこの記事では扱っていません。出版社の公式情報で確認してください。
読む順番は?
本記事では確認していません。
作者はほかに何をしている?
2014年に集英社の新レーベル「ダッシュエックス文庫」の創刊3カ月ラインナップに河下水希さんとのタッグで参加し、2015年には講談社の新レーベル「講談社タイガ」の創刊ラインナップ第1弾を担当しました。
講談社タイガの作品は?
「晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と」です。心に傷を抱えた男子大学生と、サモエド犬を連れた人妻を軸に展開されます。装画は志村貴子さん、発売は2015年10月21日です。
講談社タイガの創刊ラインナップには誰がいた?
同日刊行として森博嗣さん「彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone?」、西尾維新さん「美少年探偵団 きみだけに光かがやく暗黒星」、野崎まどさん「バビロン I ―女―」が並びました。
ダッシュエックス文庫とは?
集英社が2014年11月21日に創刊したライトノベルレーベルです。「スーパーダッシュ文庫」をリニューアルしたもので、安倍吉俊さん挿絵による桜坂洋さん「All You Need Is Kill」などを輩出してきたレーベルの後継にあたります。
ダッシュエックス文庫では誰と組んだ?
河下水希さんです。創刊3カ月のラインナップは15組で、松智洋さん×矢吹健太朗さん、山形石雄さん×宮城さんなども並びました。
コミカライズはある?
「“葵” ヒカルが地球にいたころ……」がCHuNさん(FriendlyLand)作画・野村美月さん名義でスクウェア・エニックスから刊行されており、3巻が2013年3月22日に発売されています。
なぜ巻数が書かれていないの?
本記事は一次情報で裏が取れた内容だけを書いています。「“文学少女”」シリーズの巻数は、この記事では扱っていません。
まとめ
『“文学少女”』シリーズの作者・野村美月さんは、出版社が新しい小説レーベルを立ち上げるときに繰り返し名を連ねています。2014年8月、集英社が「スーパーダッシュ文庫」をリニューアルして同年11月21日に創刊すると発表したダッシュエックス文庫では、河下水希さんとのタッグで創刊3カ月のラインナップ15組の一つに入りました。コミックナタリーはこのとき野村さんを「「“文学少女”」シリーズで知られる」と紹介しています。翌2015年10月には講談社タイガの創刊ラインナップ第1弾として「晴追町には、ひまりさんがいる。 はじまりの春は犬を連れた人妻と」を刊行。装画は志村貴子さんで、同日には森博嗣さん、西尾維新さん、野崎まどさんの作品も並びました。なお「“文学少女”」シリーズ自体の巻数と刊行レーベルは、この記事では扱っていません。
あわせて読みたい
- THE RIBBON HERO|にじさんじの3人がそろって長編アニメ初出演。月ノ美兎は「一際惹かれた」役に当たった
- 灼眼のシャナ|J.C.STAFFが自社史の「ヒロイン編」に選んだ3作の1本
- とらドラ!|監督・構成・キャラデザの3人が、のちの超平和バスターズだった
- ブルーロック|原作者は第1話を実際のサッカー関係者に見せていた
出典
- コミックナタリー 集英社の新ラノベ文庫、矢吹健太朗らイラスト(2014年8月15日)
- コミックナタリー 講談社が小説の新レーベル創刊!志村貴子が装画担当した小説も(2015年10月1日)
- コミックナタリー【3月22日付】本日発売の単行本リスト(2013年3月22日)
本文の引用はいずれも出典付きで、範囲を絞っています。画像の掲載はありません。
📣 この記事どうでした?ワンタップで教えてください
