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『我々は宇宙人』はどんな映画? 二人の30年と、平成の記憶から入る作品紹介

我々は宇宙人 アイキャッチ

※ アイキャッチ画像はChatGPTで生成したイメージ画像です

『我々は宇宙人』は、2026年9月25日公開のオリジナル長編アニメーション映画です。 企画・脚本・監督は門脇康平。平成の田舎町で親しくなった翼と暁太郎の、30年にわたる関係を描きます。題名だけではつかみにくい物語の入口を、公式のあらすじ・人物・制作情報から整理しました。

ひまわり畑、ランドセル、放課後の遊び。身近なものが見える一方、公式の紹介には、友情だけでは片付けられない出来事も示されています。楽しい思い出を振り返る映画と決めつけず、何を覚えていて、何を忘れたのかという視点も残して入っていきたい作品です。

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  • 作品名:我々は宇宙人
  • 英題:We are Aliens
  • 媒体:オリジナル長編アニメーション映画
  • 公開日:2026年9月25日
  • 企画・脚本・監督:門脇康平
  • 主演:坂東龍汰/岡山天音
  • 音楽:Yaffle
  • 主題歌:adieu「ささくれ」
  • 制作:NOTHING NEW
  • 配給:TOHO NEXT・NOTHING NEW
我々は宇宙人 ひまわり畑の二人のメインビジュアル(公式サイトより)
我々は宇宙人 ひまわり畑の二人のメインビジュアル(公式サイトより)

© NOTHING NEW, MIYU PRODUCTIONS

『我々は宇宙人』はどんな映画? 原作の予習より、二人の関係から

本作はNOTHING NEW初のオリジナル長編アニメーションとして発表された作品です。既存の漫画や小説の何巻を映画化したか、テレビの何期の続きなのかという入口ではありません。あらすじで中心になる二人と、子どもの時間から大人の時間へ広がる構成を押さえると、作品の輪郭が見えてきます。

翼は内気で、自分が普通であることに悩む少年。暁太郎はクラスの人気者で、翼にとって特別な存在です。二人が出会うのは小学三年生の春。仲良くなるところから始まる物語ですが、ある時から暁太郎が周囲から浮き、噂や人の視線が彼を取り巻くようになります。公式の導入は、その先の重大な出来事を予告しつつ、何が起こるのかは伏せています。

タイトルの「宇宙人」が何を指すかは、公式紹介からは決められません。題名の意味を先に一つに決めず、まず二人の距離に注目する。紹介段階では、それが最も無理のない入り方です。

入口となる項目 公式情報で分かること
作品の成り立ち オリジナル長編アニメーション
舞台の大枠 平成の田舎町
出会い 小学三年生の春
中心人物 翼と暁太郎
描く時間 30年にわたる友情
紹介の先に残る問い 二人の関係がどう変わるのか
案内役のハルカ
題名の答えは、先に決めなくても大丈夫。
まず「誰と誰の物語か」から入ると、公式の紹介が読みやすくなります。

翼と暁太郎の声は誰? 小夏・バタ原のキャストは?

声の主演は坂東龍汰と岡山天音。坂東が翼、岡山が暁太郎を担当します。小夏の声は山﨑天、バタ原の声は松井ケムリです。作品の人間関係は主役二人だけで閉じておらず、家の近いクラスメイトや友人が、学校で過ごす時間の輪郭を作っています。

小夏は翼と家が近く、どちらかが風邪をひくと連絡帳を届け合う関係として紹介されています。バタ原は翼の友達で、暁太郎の密かなファン。屋上階に作ったひみつ基地で過ごす人物です。こうした説明は、「ヒロイン」「親友」といった大きな役割名だけでは見えない、日常の中での近さを教えてくれます。

映画には幼少期を演じるキャストも参加しています。同じ人物でも時期によって担当が異なるため、声の一覧を読むときは幼少期の表記を見落とさないようにしたいところです。

人物 声の出演 導入での関係
翼 坂東龍汰 内気で、普通であることに悩む主人公
暁太郎 岡山天音 クラスの人気者で、翼と親友になる
小夏 山﨑天 翼と家が近いクラスメイト
バタ原 松井ケムリ 翼の友達で、暁太郎の密かなファン

場面写真の小道具から、どんな平成が見える?

8月27日の公式発表では、少年時代を取り上げた「平成版予告」と場面写真が公開されました。発表で挙げられるのは、固定電話や携帯電話、目覚まし時計、学校から持ち帰る道具などです。年号だけを説明するのではなく、人が使っていた物や、帰り道の身振りから時代を伝えようとしていることが分かります。

下條友里プロデューサーの説明によると、小道具は監督や制作スタッフが使った物、馴染みのある物などをリストにして選び、商品については企業へ説明し、許諾を得て制作を進めました。画面にある物を単なる飾りとして見るだけでなく、「この人物は日常で何を使っているか」と眺める入口になります。

作品の魅力として注目したいのは、見覚えのある道具が、楽しかったことだけでなく、思い出しにくい記憶にもつながり得るという構えです。門脇監督は公式コメントで、平成を一言で良い時代とまとめず、複雑な空気も捉えようとしたことを説明しています。懐かしさを感じるかどうかに正解はなく、その時代を知らない人にも、二人がいた生活の具体像として見る余地があります。

下の一枚は、人物の顔ではなく生活の道具を近くから捉えた場面です。固定電話のボタンを操作する手が見えます。誰がどんな理由でそこにいるかを画像だけで決めるのではなく、物の表面や置かれ方に注目してみてください。細かな道具があることで、舞台を単なる「昔」ではなく、誰かが日々を過ごしていた場所として想像しやすくなります。

我々は宇宙人 固定電話を操作する場面写真(製作元公式発表より)
我々は宇宙人 固定電話を操作する場面写真(製作元公式発表より)

© NOTHING NEW, MIYU PRODUCTIONS

目を向ける場所 紹介から持てる見方
学校の道具 子どもが学校と家をどう行き来しているか
電話などの生活用品 その時代の連絡や暮らしの形
人物同士の距離 名前や役割だけでは表せない関係
明るい風景 出来事を知る前と後でどう見えるかは本編で確かめる
案内役のハルカ
「これ、知っている」という物が入口になることも。
知らない道具があっても、二人の暮らしを想像する手掛かりになりますね。

誰が作った映画? 門脇康平監督とNOTHING NEW

企画・脚本・監督を担当したのは門脇康平です。映画公式の紹介では、東京藝術大学デザイン学科を卒業し、アニメ制作会社を経て独立、舞台や広告などの映像を手掛けてきた経歴が掲載されています。代表作としてYOASOBI「優しい彗星」のミュージックビデオも挙げられています。映画以前の仕事を知ると、名前を初めて聞く人にも別の入口ができます。

企画・製作・制作はNOTHING NEW、共同配給はTOHO NEXT・NOTHING NEWです。制作する立場と、劇場へ届ける配給の立場は同じ表ではありません。名前をまとめて「制作会社」と呼ぶより、公式クレジットの担当ごとに読むと、映画がどのような体制で届けられているかを整理できます。

制作に興味が湧いた場合は、公式が案内する展示や制作記録へ進む方法があります。

担当 名前・組織
企画・脚本・監督 門脇康平
企画・製作・制作 NOTHING NEW
配給 TOHO NEXT・NOTHING NEW
音楽 Yaffle
主題歌 adieu「ささくれ」
主題歌の作詞・作曲 Yaffle

音楽と主題歌は誰が担当している?

音楽を担当するYaffleは、主題歌「ささくれ」の作詞・作曲も担当しています。歌うのはadieuで、上白石萌歌の音楽活動名義です。映画の音楽担当、歌の作者、歌唱者という三つの役割を分けると、似た名前が並ぶクレジットも読みやすくなります。

9月8日には主題歌版の予告が公開されました。門脇監督自身がディレクションし、教室や通学路、しまわれたランドセルなどの風景と主題歌を組み合わせた映像として、製作元が説明しています。歌から作品へ興味を持った人にも、人物と生活の空気を知るための入口が用意されています。

音楽に関する項目 確認できた内容
劇伴・音楽担当 Yaffle
主題歌タイトル ささくれ
歌唱 adieu
作詞・作曲 Yaffle
主題歌版予告 2026年9月8日に公式発表
予告のディレクション 門脇康平監督

動員と映画祭の結果はどうだった?

製作元の10月26日発表では、10月25日時点の観客動員が23万人を超えたとされています。これは国内で何人に届いたかを知る指標です。

同じ発表では、オタワ国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門グランプリや、シッチェス・カタロニア国際映画祭のアニメーション長編映画賞なども報告されています。一方、カンヌ監督週間での上映やアヌシーへの選出は、そのまま受賞と同じ意味ではありません。「海外で評価」という一言にまとめず、上映・選出・受賞を分けて見ることが大切です。

反響があることと、自分に合う映画であることも別です。人間関係の変化や記憶を扱う物語を見たいのか、明るい冒険を求めているのかで、選ぶ理由は変わります。数字や映画祭の名前は興味を持つきっかけとし、あらすじで示される題材も合わせて確かめておきたいところです。

指標 製作元が公表した内容
国内動員 10月25日時点で23万人突破
カンヌ 監督週間でワールドプレミア
アヌシー 映画祭への選出
オタワ 長編コンペティション部門グランプリ
シッチェス アニメーション長編映画賞

制作の裏側を知る方法は?

11月1日から30日まで、新宿マルイ アネックス7階で『我々は宇宙人』展の第2弾が予定されています。企画から完成までの過程や、原画・絵コンテ、制作現場を再現した空間などを紹介する催しとして発表されています。第1弾(9月25日〜10月4日)は終了しています。

もう一つ、9月22日の公式発表では、鑑賞者限定の「1443日の制作ノート」が案内されています。監督やプロデューサーの記録、ネタバレを含む対談、ビデオコンテなどを紹介するサイトです。見る前の紹介と、鑑賞後に深く知るための資料を分けて考えるのが自然です。

催し・資料 公式発表の内容
展示第2弾 11月1日〜30日、新宿マルイ アネックス7階
展示内容 原画・絵コンテ・制作過程など
制作ノート 鑑賞者限定の制作記録サイト
制作ノートの内容 制作の記録やネタバレを含む対談等
案内役のハルカ
見る前と、見た後で、読む資料を分けて。
限定の制作記録は、結末を知ってからの楽しみに残す方法もあります。

まだ分かっていないこと(2026年10月29日時点)

未発表の項目

  • 配信・Blu-ray/DVDの発売予定
  • 展示第2弾の当日の展示物

上映時間は118分、映倫区分はPG12です(イオンシネマ 作品情報)。

出典

確認日:2026年10月28日。発表済みの予定や上映状況は変更される場合があります。作品画像の権利は各権利者に帰属します。© NOTHING NEW, MIYU PRODUCTIONS

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